
Amazon出身者が徹底解説!転職方法・選考対策とは?
GAFA、ビッグテックと称され、世界経済をリードする有名IT企業「Amazon」。
中でもクラウドサービスシェア率世界No.1を誇り、Amazonの主力事業の一つでもある「AWS」は転職市場でも人気部門となっています。
ここではAWSの中途採用情報をはじめ、選考対策など転職する方法を徹底解説!
弊社ムービンにはAmazon出身者をはじめ業界に精通した転職エージェントが多数在籍しています。
書類作成から面接対策まで外資系IT企業への転職を徹底サポートしておりますので興味のある方は是非お気軽にご相談ください。


外資系IT企業への転職
キャリア相談会はこちらから
外資系企業出身者多数在籍!業界に精通した転職エージェントが担当します!
AWS(Amazon Web Services)は、Amazonのクラウド事業を担う組織。
AWSは世界のクラウドサービスシェア率No.1を誇っており、世界規模の顧客・インフラと先端技術への接点、実力主義の評価と福利厚生により、市場価値と待遇の両面で成長できる環境です。
世界120AZ/38リージョンという規模のクラウドで実装・運用を担うAWSでの経験は市場価値を一段押し上げます。
企業のクラウド移行とモダナイズ需要は今後も拡大(2025年の世界パブリッククラウド支出は7,234億ドル予測)するため市場価値は跳ね上がるでしょう。
さらに、有名リサーチ企業の主要ベンダー評価では15年連続リーディングカンパニーであると評価されています。
基本給+株式報酬(RSU)の総報酬が成果に連動します。
東京のソリューションアーキテクトは年収目安1,100万〜1,500万(上位1,600万〜2,200万)、営業(Account Manager)は平均約900万・上位1,700万クラス。
上位レベルではL6セールスの中央値TC約2,384万の事例も。RSUは一般に4年(5/15/40/40)で権利化し、中長期の価値創出が報酬に反映されます。
学びと働きやすさを両立できます。「ワークライフハーモニー」を掲げ、休暇・年金・EAP・社員割引などに加え、AWSアカウントの無料発行やAWSトレーニングの無料受講でスキル習得を後押し。Amazonのリーダーシップ・プリンシプルの文化の下で継続成長できます。


外資系IT企業への転職
キャリア相談会はこちらから
外資系企業出身者多数在籍!業界に精通した転職エージェントが担当します!
AWSの採用は堅調です。生成AIと企業のクラウド移行が追い風となり、2025年7–9月期は売上が前年同期比+20%と再加速しました。
これに合わせ、台湾の新リージョン開設に50億ドル超を投資するなど、インフラ拡張を継続中。新設・増設はデータセンター運用/電力・ネットワーク/建設・セキュリティ/ProServe/SA/営業などの中途採用需要を直接押し上げます。
日本でも2027年までに東京・大阪へ2.26兆円投資し、年間平均3.05万人の雇用を“支える”見込みで、採用熱の下支えに。実際に日本ではProServe・SA・データセンター領域で通年募集が活発です。今が転職のチャンスと言えます。
中途採用枠の倍率の高さや選考に優秀な人材が多く集まることから、転職難易度の高いAWSですが、近年中途採用を強化しているため以前と比較すると転職するチャンスが拡大していると言えるでしょう。
実際Amazonの人事担当やCEOは以下のように述べています。
アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)
コーポレート部門や技術職で5万5000人を採用する。
アマゾンジャパン人事担当
千人単位で採用しています。新卒は1割ぐらいで、ほとんどは中途入社ですね。
※日本経済新聞「1000人単位で採用のアマゾンジャパン」


外資系IT企業への転職
キャリア相談会はこちらから
外資系企業出身者多数在籍!業界に精通した転職エージェントが担当します!
AWSの中途職種は大きく技術職とビジネス職に大別され、両者をつなぐ顧客成功(CS)系が橋渡し役を担います。技術職は導入・実装・運用を、ビジネス職は提案・成長戦略を、CS系は継続価値の最大化を主務とします。
まずはご自身の経験と親和性が高い職種を起点に、公式のチーム/ロール紹介を眺めて、求められる成果と証拠(実績)を対応づけていくのがおすすめです。
※AWSはAmazonの一部ですが、厳密には日本でAWS職に就く場合の雇用主は通常アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS Japan G.K.)で、アマゾンジャパン合同会社(Amazon Japan G.K./EC部門)とは別法人です。
ソリューションアーキテクト(SA)
顧客の課題を把握し、AWSの最適アーキテクチャに落とし込む役割。要件定義~PoC~本番化まで伴走し、Well-Architectedの観点で性能・可用性・セキュリティ・コストのトレードオフを設計。生成AIやコンテナ/サーバーレス等の最新実装に触れられるのが醍醐味。評価される経験は、クラウド設計・移行の主担当、IaC(Terraform/CFn)、Kubernetes、ゼロトラスト/ネットワーク設計、顧客折衝力や提案書作成力。
プロフェッショナルサービス(ProServe)コンサルタント
大規模移行やモダナイズ、データ/AI基盤構築をプロジェクトとして推進する実行部隊。課題を分解し、設計・実装計画・移行手順・運用移管までをリード。成果が事業KPIに直結し、変革の最前線で“作って届ける”面白さがある。評価される経験は、PM/PLとしての進行管理、アプリ刷新や基幹更改、DevOps/CI/CD、マルチアカウント設計、データレイク・ETL・MLOps、セキュリティ対応、複数部署の利害調整力。
テクニカルアカウントマネージャー(TAM)
エンタープライズ顧客の“技術CSM”。障害の未然防止と最適運用を目的に、アーキレビュー、運用設計、コスト最適化、ロードマップ提案を継続提供。現場の実装を深く理解しつつ経営視点で価値を示す橋渡し役。評価される経験は、24×7運用やSRE/可用性設計、重大障害の再発防止、監視/自動化、コスト管理、ITIL/ISMS、大口アカウントの関係構築、経営層向け説明資料や改善計画の策定力。
アカウントマネージャー(法人営業)
顧客の経営課題を起点に、クラウド導入~拡張までの提案・案件推進・契約交渉を担う役割。SA/CSM/ProServeとチームで成果を創るのが特徴で、売上や採用サービス数など成果が明確に可視化されます。評価される経験は、エンタープライズ向けIT/SaaS営業、複数部門の合意形成、予算達成の再現性、MEDDICC等の案件管理スキル。
ビジネスデベロップメント(BD/事業開発)
業界別の成長戦略策定、共創PoC、ソリューション立ち上げ、アライアンス構築をリード。白地を切り開き、技術×事業の両輪で新規収益源を作る面白さがあります。評価される経験は、新規事業やプロダクトの立ち上げ、PL/ROI設計、CxOレベルの関係構築、パートナー連携、ユースケースを軸にした提案ストーリー設計。
パートナーセールス(PSM/アライアンス)
SIer/ISV/コンサル各社との協業を拡大し、共同提案・共同マーケを通じて採用を加速。エコシステム全体の成長が自分の成果に直結するのが魅力です。評価される経験は、チャネル/代理店営業、パートナープログラム運用(MDF/インセンティブ)、共同ソリューション設計、パートナーの収益モデル理解と成功循環の設計力。
カスタマーソリューションマネージャー(CSM)
導入後の“価値実現”を統括する役割。経営目標から採用ロードマップを引き、SA/ProServe/営業を束ねて採用拡大・運用高度化・コスト最適化を推進します。成果が利用額やKPIで可視化されるのが醍醐味。評価される経験は、IT変革のPMO/ロードマップ策定、部門横断の合意形成、エグゼクティブ向け資料・QBR運営、数値で語る改善提案力です。
エンゲージメントマネージャー(EM/ProServe)
クラウド移行・モダナイズ等の案件で、SOW作成から計画・実行・リスク管理・収益管理までを一気通貫でリード。技術とビジネスの両面で“やり切る”面白さがあります。評価される経験は、大規模更改のPM/PL、アジャイル/PMBOK実務、契約・収益の管理(スコープ/予算/粗利)、CxO含む多層ステークホルダー調整です。
テクニカルアカウントマネージャー(TAM/Enterprise Support)
エンタープライズ顧客の技術CSM。アーキレビューや運用設計、コスト最適化、重大障害の再発防止を継続的に主導し、クラウドの“安定稼働×価値最大化”を実現します。評価される経験は、SRE/可用性設計、監視・自動化、ITIL/ISMS対応、ポストモーテム運用、経営層への技術提言、複数プロダクトを跨ぐ運用改善の実績です。
技術×ビジネス×CSの三位一体で顧客価値を作るのがAWSの組織像。ご経験に近い職群を起点に、SA/ProServe/PSM/CSMなど周辺ロールへ横展開できる設計が強みです。まずは親和性の高い職群から職務要件を精査し、面接設計(行動面接+ケース)まで逆算しましょう。


外資系IT企業への転職
キャリア相談会はこちらから
外資系企業出身者多数在籍!業界に精通した転職エージェントが担当します!
AWSの中途は即戦力採用が基本。募集ポジションと親和性の高い実務が鍵です。
技術ならクラウド設計・移行、IaC/DevOps、運用自動化・セキュリティ、データ/AI基盤の主担当実績。ビジネスならエンタープライズIT/SaaS提案、事業開発、パートナー協業での数字責任。CS系なら価値実現のPMO/QBR/改善提案の型化。
共通して論理的思考力とデータ志向、AmazonのLeadership Principlesへの適合が求められます。英語は社内ドキュメントが英語基調のため読み書き必須、海外チーム連携が多い職種では会話力があると有利です。
基本的な選考フローは、
①応募→②オンラインアセスメント→③電話/ビデオ面談→④インタビューループ→⑤オファー。
アセスメントはワークスタイルや職務シミュレーションが中心で、職種によりライティング演習やHackerRankなどが追加されます。
電話面談では実績を数値とともに説明し、Leadership Principles(LP)適合が重視されます。
最終のインタビューループは4~6回前後、Bar Raiser(第三者の選考官)を含む複数名が参加し、技術/ケース/プレゼン等で総合評価(技術職ではホワイトボードやテックトークも)。


外資系IT企業への転職
キャリア相談会はこちらから
外資系企業出身者多数在籍!業界に精通した転職エージェントが担当します!
鍵は「LP(Leadership Principles)×具体事例×わかりやすさ」です。まずは16のLPを読み込み、自分の経験をどのLPに紐づけて語れるかを整理しましょう。
日経新聞の取材でアマゾンの人事担当者は以下のように述べています。
<選考ではここを見る!>
特にリーダーシップを見ていますが、これはマネジメントやリーダー経験がある人を採るという意味ではありません。
アマゾンの行動指針である「リーダーシップ・プリンシプル」をベースに質問し、その人がどういう価値観でどんな行動をする人なのかを見ています。
例えば「DiveDeep」という項目がありますが、採用面接においては、何か決断したり行動したりするときに、深掘りして考えられているかどうかを聞きます。
私がよく面接で聞くのは、まず「今まで決断したことの中で一番大きいことはなんですか?」という質問です。次に「その決断にあたって、どんな選択肢を考えましたか?」と聞きます。
その答えを聞いたら、選ぶときにどういう分析をして、どういう理由で選んだのか、その選択肢のリスクは何か、などと深掘りしていきます。
※日本経済新聞「1000人単位で採用のアマゾン」
答え方はSTARメソッド(状況→課題→行動→結果)が推奨されています。数値・規模・自分の役割(I で主語化)を入れて、短く一貫して伝えるのがコツです。
選考は複数面接官が分担して総合評価するインタビューループが基本。各面接官が異なる観点を深掘りするため、同一事例でも切り口を変えて語れる準備をしておきましょう。
・お客様へのこだわり(Customer Obsession)
何よりもお客様の信頼と価値創出を最優先にする。
・オーナーシップ(Ownership)
会社全体の当事者として、短期より長期の価値を選ぶ。
・発明して単純化(Invent and Simplify)
新しい発想で仕組みを生み、無駄を削ってシンプルにする。
・多くの場合、正しい(Are Right, A Lot)
多様な視点を取り入れ、より良い判断を下す。
・学び続け、好奇心を持つ(Learn and Be Curious)
常に学び、自分と組織を成長させる。
・最高の人材を採用し育てる(Hire and Develop the Best)
基準を上げ、才能を見抜き、育成にコミットする。
・最高水準を貫く(Insist on the Highest Standards)
品質基準を引き上げ、未達は見逃さず是正する。
・大きく考える(Think Big)
大胆な方向性で、お客様起点のブレイクスルーを狙う。
・行動に偏る(Bias for Action)
スピードを重視し、計算されたリスクを取る。
・倹約(Frugality)
少ない資源で多くを成し、創意工夫を生む。
・信頼を獲得する(Earn Trust)
傾聴・率直・敬意。誤りは素直に認める。
・深く掘り下げる(Dive Deep)
現場の細部まで把握し、データと乖離を検証する。
・背骨を持つ;異議を唱え、決定には従う(Have Backbone; Disagree and Commit)
敬意ある反対を示しつつ、決定後は全力で遂行。
・結果を出す(Deliver Results)
重要インプットに集中し、期限内にやり切る。
・地球上で最高の雇用主を目指す(Strive to be Earth’s Best Employer)
安全・多様・公正で、成長しやすい職場をつくる。
・規模が大きいほど責任も広がる(Success and Scale Bring Broad Responsibility)
社会と地球への影響を自覚し、より良い方向へ導く。
採用・評価・面接すべてでこの16原則が物差しになります。面接では、各原則に紐づく自分の実例を「状況→課題→行動→結果」で語れるよう準備しましょう。


外資系IT企業への転職
キャリア相談会はこちらから
外資系企業出身者多数在籍!業界に精通した転職エージェントが担当します!
外資系IT企業への転職ならムービン!
外資系ITは募集要件が精密で、非公開求人や社内事情など情報の非対称が大きい領域です。職務経歴書(英日)や面接の“評価軸”に沿った整理、模擬面接、リファレンス確認、年収・RSU交渉、日程調整まで一気通貫で支援できるエージェントを活用することで、選考通過率とオファー条件の質を同時に上げられます。
弊社転職エージェント「ムービン」は1996年創業以来、外資系への転職支援実績多数ございます。Amazon・BCG・IBMなど外資出身のキャリアアドバイザーが選考を徹底サポート!
過去に支援した方が役員・採用責任者になっているケースも多く、そこから生まれる独自求人や選考ルートへのアクセスが強みです。さらにNHK・ABEMA・PIVOT等のメディア出演や転職関連書籍出版など、業界内で高い評価を得ています。
求人選定から英語面接/ケース・プレゼン対策、報酬交渉まで実務的に効く“勝ち筋”を提供。外資系ITに本気で挑むなら、まずはムービンにご相談ください。


外資系IT企業への転職
キャリア相談会はこちらから
外資系企業出身者多数在籍!業界に精通した転職エージェントが担当します!
AWSの年収は基本給+株式報酬(RSU)などを合算する総報酬で決まり、年1回の評価で個人/チームへの貢献が反映されます。
日本の相場感としては、東京のソリューションアーキテクトのベース平均が約1,100万円(追加報酬あり)。会社全体では平均約1,509万円と幅が大きく、職種・レベル・RSU・為替で変動します。
海外レンジの参考では、Senior Solutions Architectのベース給が$138,200〜$239,000(約2,100万〜3,650万円)と公式に明記され、Amazonは“トータルコンペンセーションの会社”として株式等を含め総報酬で提示します。
ダイヤモンドオンラインではAmazonに管理職で入社した方が以下のように述べています。
私はL5(管理職)の中途入社で年俸700万円+RSU年100株(当時200~300万円相当)+ サインオンボーナス(2年間・4分割、在籍条件付き)という条件で入社。
株はRSUで4年満額(1年目5%→2年目15%→以降は半期ごと20%×2年)の“後払いの賃金”となり、4年フル在籍なら合計約180株が権利化して約7,020万円相当(コロナ期株価前提)となるため、定着を促す設計だと感じました。


外資系IT企業への転職
キャリア相談会はこちらから
外資系企業出身者多数在籍!業界に精通した転職エージェントが担当します!
DX・Fintech・AI・Web3.0・ブロックチェーンなど厳選されたIT求人を一部抜粋してご紹介します。
ムービンでは、大手には出来ない、お一人お一人に合わせた転職支援をご提供しております。あなたのキャリア形成を全力サポート致します。業界出身者だからこそ提供可能な支援があります。今すぐ転職を考えている方も、いつかはと考えている方も、ご自身では気づかれない可能性やキャリアプランを見つけるためにも弊社までご相談下さい。
株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア 〒107-6207 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 7F
Copyright (c) movin CO .,Ltd. All rights reserved.

弊社ムービンは、1996年創業・約30年の歴史・実績があり、東証グロース市場に上場している転職エージェントです。安心してご利用ください。
〒107-6207 東京都港区赤坂9-7-1 六本木ミッドタウン・タワー 7F
Copyright (c) movin strategic career CO .,Ltd. All rights reserved.
厚生労働省 職業紹介(許可番号:13-ユ-040418)