ICTサービスで国内トップシェアを誇り、就職・転職市場において高い人気を誇る「富士通」。選考には優秀な人材が集まるため転職難易度は高いと言えるでしょう。

一方で中途採用強化の動きも見られるため、しっかりとした選考対策・準備をすれば転職できる可能性は十分ございます。

ここでは富士通への転職が難しいと言われる理由、および転職を成功させるためには何が重要になるのかについて、大手IT企業出身かつ支援実績豊富な転職エージェントが徹底解説します！
実際にIT業界の第一線で活躍してプロフェッショナルのため、現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスが提供できるかと思います。

富士通への転職に興味がある方は是非お気軽にご相談ください！今すぐの転職をお考えでない方も歓迎しています。

難しいと言われる理由は様々ありますが、ここでは「中途採用枠」「即戦力性」の2つをご紹介します。

そもそも富士通を含む、いわゆる大企業に分類される会社は、日本に0.3%しかありません。
※中小企業庁「中小企業の企業数」参照
さらに従前、日系大手事業会社は「新卒一括採用」がメインの傾向にあります。以上のことから富士通の「中途採用枠」は多くないことがイメージできるかと思います。

富士通はICTサービス市場国内No.1、グローバル7位を誇っており、安定した経営基盤、充実した福利厚生、そして最先端技術に携わるチャンスが豊富な点から転職先として人気が高いです。
AI、IoT、DX、セキュリティ、ビッグデータ、クラウドなど、最先端技術を活用したプロジェクトが多数存在しており、業界をリードするような人材を目指すことができます。 また富士通のクライアントは大手企業や政府機関など、非常に規模の大きな組織が多く、プロジェクトのスケールも大きいことから、またインパクトの大きい業務に携わることができます。

このように国内外で高いブランド力と実績を誇る富士通の選考にはIT業界だけなく多種多様な業界・業種から優秀な人材が集まります。

上述の通り、限られた「中途採用枠」に多くの優秀な人材が応募してくるため、必然的に倍率が高くなることがわかります。富士通への転職が難しいと言われる理由の一つとして「中途採用枠」が挙げられます。

富士通を含め日系大手事業会社の中途採用のメインターゲットは経験・スキルが豊富な即戦力層です。富士通では一部のポジションで第二新卒クラスの若手も採用ターゲットになっていますが、中途採用枠は多くありません。
ご自身と経験から即戦力性をアピールできるポジションに応募することが重要になります。

富士通では多数のポジションで中途採用が実施されており、それぞれにおいて求められる経験やスキルレベルの水準が設けられています。
最先端技術を用いたソリューションを展開しているためAI、IoT、DX、セキュリティ、ビッグデータ、クラウドなどの分野で専門的なスキル・知識がある方は評価されるでしょう。また大規模かつ複雑なシステムを扱うため、プロジェクトマネジメント能力も重視され、技術スキルの他にもリーダーシップや、クライアントとのコミュニケーション能力、問題解決力が求められます。

このようにご自身の経験を棚卸し、多数ある中途採用ポジションから親和性のあるポジションを選び、さらに「即戦力性」をアピールしないといけないことも、富士通への転職が難しいと言われる理由の一つです。

倍率の高さや選考に優秀な人材が集まることから、転職難易度の高い富士通ですが、近年中途採用強化により転職機会は広がってきています。
直近の中途採用情報および転職を成功させる方法をご紹介します。
富士通への転職 選考対策・求人情報

生産年齢人口の減少やデジタル化・グローバル化による人材獲得競争の激化により、「新卒採用」をメインに行っていた富士通を含む日系大手事業会社も中途採用を強化しています。
富士通の新卒・中途の採用比率および中途採用入社数推移をみてみると以下のようになっています。
※富士通HP参照

年度	中途採用比率
2023年度	51.1%
2022年度	51.7%
2021年度	32.8%
2020年度	28.8%

直近2023年度の中途採用比率は2020年度と比較して約2倍近く増えています。
また新卒採用者数も2020年度1165人から2023年度2120人と約2倍に増えているため、中途採用入社数もそれだけ増えていることがわかります。

現在はコンサル人材の採用を強化しており、プレスリリースでもコンサル人材を2000人から10000人へ現在の5倍増加させると発表しています。
※日経新聞参照

また富士通の人材採用センター長も以下のようにメッセージ送っています。 私たち富士通は、多様な人材の価値観を取り入れ新たな風を吹き込むことで、さらに強くしなやかな組織へ変わろうとしています。実際に、ここ数年で入社したキャリア人材、外国籍の社員がこれまでになかった風を吹き込んでくれています。
富士通 人材採用センター長

ご自身の経験・スキルと親和性のあるポジションに応募する
中途採用を強化しているとはいえ採用ハードルは下げていません。重要なのは業界経験者も未経験者も、入社後活躍できるという「即戦力性」をアピールすることです。
そのためにも多数あるポジションの中からご自身の志向・適正とマッチした求人に応募しましょう。

ただ、どのポジションに適正があるのかわからない、これまでの経験を活かせるポジションを知りたい、という方も多くいらっしゃるかと思います。 そのような方はぜひ弊社転職エージェント「ムービン」にお気軽にご相談ください。日々の富士通との採用打ち合わせで各部門・ポジションの最新採用ニーズを把握しております。
またAmazon、IBM、シンプレクス、アクセンチュアなど大手IT企業で活躍してきたプロフェッショナルが多数在籍しているため、何の経験がどのポジションで活かせるか、現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスを提供できるかと思います。

 

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