NTTデータは、日本を代表するシステムインテグレーター(SIer)として高い人気を誇る企業です。就職先・転職先としても常に上位にランクインしており、「NTTデータに入社したい」「転職したい」と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし一方で、「学歴フィルターがあるのでは?」「有名大学出身者しか採用されないのでは?」という声も聞かれます。実際、社員インタビューや採用実績を見ると、有名大学出身の社員が多いことも事実です。
ここでは、NTTデータの「採用大学」や「学歴フィルターの実態」、そして「中途採用では何が重視されるのか?」という視点から、転職を目指す方に向けたリアルな情報をお届けします。
弊社ムービンでは書類作成から面接対策までNTTデータへの転職を徹底サポートしておりますので興味のある方は是非お気軽にご相談ください。
富士通、NEC、IBM、アクセンチュアなどSIer業界出身者が在籍しているため現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスが提供できるかと思います。
大学通信によるとNTTデータが2024年度に採用した大学のデータは以下のようになっています。
順位 | 大学名 | 採用人数 |
---|---|---|
1 | 早稲田大学 | 98人 |
2 | 東京理科大学 | 51人 |
3 | 慶応義塾大学 | 45人 |
4 | 大阪大学 | 43人 |
5 | 明治大学 | 34人 |
6 | 東京大学 | 27人 |
7 | 東北大学 | 25人 |
8 | 立教大学 | 23人 |
9 | 東京工業大学 上智大学 東京工業大学 | 20人 |
10 | 中央大学 | 19人 |
NTTデータの新卒採用における大学別採用人数ランキングを見ると、早稲田、慶應、東大など難関大学からの採用が目立ちます。この傾向を見ると「学歴フィルターがあるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、NTTデータでは明確な学歴フィルターは設けられていません。むしろ、論理的思考力やコミュニケーション力、IT分野への関心といった「人物面」や「適性」が重視されているとされています。ただし、結果として高学歴の学生が多く志望・選考を通過しているのは事実であり、企業の業務内容や求められる資質に対して、高偏差値層の学生がフィットしやすい傾向にあると言えるでしょう。これは決して学歴だけで判断しているわけではなく、志望者の層や準備状況にも起因している点を理解しておくことが重要です。
NTTデータの中途採用においては、新卒採用と異なり、「どの大学を卒業したか」よりも「これまで何をしてきたか」「どんなスキルを持っているか」が圧倒的に重視されます。
もちろん学歴が無意味というわけではありません。職務経歴書において一定の印象を与える要素にはなりますし、特に高学歴であることはマイナスに働くことはありません。しかし、それ以上に評価されるのが、実際の業務経験や専門的なスキル、プロジェクトでの成果です。
NTTデータが展開しているプロジェクトの多くは、官公庁、金融、医療、製造業など、社会インフラに直結する大規模かつ高難易度の案件です。そのため、単に「知識がある」だけでは務まりません。現場では、顧客との要件調整や課題解決、チームマネジメント、ベンダーコントロールといった実践的なスキルが必要とされます。
具体的に求められる経験・スキルの一例は以下の通りです。
・要件定義や基本設計などの上流工程経験
・プロジェクトマネジメント(PM/PL)経験
・顧客折衝や提案活動の経験
・クラウド(AWS、Azureなど)に関する知識
・AI・データ分析・IoT関連の知見
・金融・官公庁・医療など業界特化型の業務知識
・グローバルプロジェクトに関わった経験 など
こうした経験があることで、即戦力としての活躍が期待され、学歴よりもはるかに高い評価を受けるのです。
「地方大学出身だから不利なのでは?」「専門卒や高専卒では通らないのでは?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、そのような心配は不要です。実際に、NTTデータには高卒・専門卒・地方大学出身の方でも、中途で入社して活躍している方が多数在籍しています。
中途採用においては、「その人がどの大学を出たか」よりも「どんな経験を積んできたか」「それをどう言語化して伝えられるか」の方が重要です。現場に配属されてすぐに価値を発揮できるかどうかが問われるため、学歴フィルターのような形式的な要素ではなく、実力主義に近い評価がなされていると言えるでしょう。
また、NTTデータの中途採用では「ポジションごとの適性や経験の親和性」も大きな判断材料になります。例えば、公共系のシステム案件に応募する場合、官公庁案件における長期的な開発・保守経験や、堅牢なセキュリティ対応の知識が求められます。逆に、DX系のポジションであれば、アジャイル開発やデータ活用、クラウドサービスの知識が重要です。
つまり、「どんな会社を出たか」ではなく、「どんな現場で、どんなスキルを使って、どんな価値を出してきたか」が問われるということです。
中途採用市場においては、かつてのように「学歴=能力」の時代ではなくなりつつあります。特にNTTデータのような実力主義を重視する企業では、学歴よりも経験・スキル・成長意欲の3点が重要視される傾向にあります。とはいえ、「学歴に自信がない」と感じている方にとっては、不安を抱えて転職活動を進めているケースも少なくありません。ここでは、学歴に左右されず転職を成功させるための実践的な方法を解説します。
最も重要なのは、「これまでどんな経験を積み、何を学び、どのように成果を出してきたか」を具体的に伝えられるかどうかです。特にNTTデータのような大手企業では、プロジェクトでの役割や業務遂行力、課題解決力などが評価されます。以下のような項目で自己分析・棚卸しをしてみましょう:
・担当したプロジェクトの規模・期間・業種
・担当フェーズ(要件定義/設計/実装/テストなど)
・どのような課題に対して、どんな工夫をし、どんな成果を出したか
・チーム内での役割(リーダー・メンバー・対顧客対応など)
・利用した技術(例:クラウド、AI、ERP、PMツールなど)
このように整理し、職務経歴書や面接で論理的に伝えることができれば、「学歴」の話題は自然と背景に回ります。
転職活動においては、「なんとなく大手だから」「有名だから」という理由だけで応募するのではなく、自分の強みが発揮できるポジションを見極めて応募することが大切です。例えば、公共分野のシステム開発を得意としてきた人は、NTTデータの官公庁案件に親和性がある可能性が高いです。逆に、民間企業のDXやクラウド導入に携わってきた人は、デジタル部門やアジャイル開発案件で即戦力と見なされるでしょう。
「経験と求人の親和性」を明確に打ち出せば、学歴に関係なく高評価を得ることが可能です。
最後に、選考突破の確率を高めるための最も現実的な手段が、転職エージェントの活用です。特に以下のようなサポートは、学歴に自信がない方の心強い味方になります。
・書類添削(学歴に依存しないアピール方法の整理)
・想定質問と回答のすり合わせ(強みの言語化)
・NTTデータの採用傾向に合わせたキャリアの見せ方の調整
・面接後の企業側フィードバックをもとにした改善提案
業界に精通した転職エージェントに相談するのが一番!
上記でご紹介してきた通り、中途採用を強化しているとはいえ、NTTデータへ転職するのは簡単ではありません。
転職活動において必要な手順は以下になります。
・IT業界・NTTデータの情報収集
・履歴書・職務経歴書の用意
・NTTデータを含む企業への応募
・面接日程のスケジュール調整
・面接対策
・内定後の条件面談
・内定承諾
・退職交渉
NTTデータへの転職成功率を高めるためには
・ご自身の経験・スキルと親和性がある部門・ポジションはどこか?
・採用ニーズの高い部門・ポジションはどこか?
・どの程度の経験・スキルを求められるのか?ポテンシャル層は採用しているか?
・採用担当者に「会ってみたい」と思わせる書類になっているか?
・面接でどのようなエピソードを話せば親和性をアピールすることができるか?
などを把握する必要があります。
個人で働きながら、情報収集・選考対策・スケジュール調整をするのは中々ハードルが高いかと思います。
転職エージェントを活用すれば企業への応募や日程調整、条件交渉などすべてやってくれるので、書類作成・面接対策に時間をかけることができ、効率的に転職活動を進めることができます。
また一度個人で応募して落ちた場合、転職エージェント経由で同じポジションを受けることができません。
せっかくの転職機会をより納得感のあるものするために、転職エージェントのサポートを受けてみてはいかがでしょうか?
弊社「ムービン」には、富士通、NEC、IBM、アクセンチュアなどSIer業界出身者をはじめ、業界に精通した転職エージェントが多数在籍しています。ビジネスの第一線で活躍してきたプロフェッショナルのため現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスを提供することができるかと思います。
NTTデータに興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。今すぐの転職をお考えでない方も歓迎しています。
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