第二新卒から丸紅への転職は可能?転職難易度は?
結論として、第二新卒であっても大手総合商社である丸紅への転職は可能です。
丸紅は業界でも珍しく中途採用を通年で行っている企業のひとつであり、第二新卒クラスもターゲットとなる可能性がありますので、
タイミングさえ合えばご自身の経歴やスキルとマッチした職種への応募が可能です。
ただし、第二新卒だけでなく中途採用市場全体において高い人気を誇る大手商社であるため、転職難易度は決して低いとはいえず、
ポジションがオープンしたタイミングを逃すとすぐに採用枠が埋まってしまうことも考えられます。
最新情報をいち早く掴んで転職を成功させたいという方は、転職エージェントを活用して事前準備や選考対策を行うことをおすすめします。
丸紅が第二新卒を採用する理由
第二新卒は社会人経験が浅い一方で新卒よりも実務の立ち上がりが早く配属後のキャッチアップが期待できます。
丸紅はキャリア採用で募集部署や応募条件を随時更新しており部門ごとの採用ニーズに応じて若手が対象になるケースがあります。
ここでは、第二新卒が評価されやすい理由を整理します。
社会人経験があるため新卒と比較して育成コストを抑えられるため
第二新卒は在籍期間が短かったとしても一度企業で働いた経験があるため、業務の進め方や報連相などの基本動作は身に付いている前提で評価されやすいといえます。
そのためポテンシャルを重視しつつも現場での立ち上がりイメージを持ってもらいやすくなります。
業界未経験でも吸収力が高く企業文化や配置転換にも適応しやすいため
総合商社の業務内容は領域が幅広く、部署によって求められる知識も変わるため、
新しい知識を吸収しやすく周囲からのフィードバックも取り込みやすい第二新卒の特徴は大きな強みになります。
そのため、第二新卒は経験の深さよりも伸びしろと学習速度が見られやすいため、配属後の成長イメージを示すことができると評価に繋がります。
新卒の補充要因としての親和性が高いため
丸紅で第二新卒採用が行われる理由のひとつとして、新卒入社したものの早期離職してしまった人材の補充要因になりやすい点が挙げられます。
第二新卒は、年齢やマインドセットが新卒に近いことに加えて、新卒のように入社時期が固定されていないことも多く、欠員状況に合わせて比較的柔軟に採用しやすい点も特徴です。
そのため、募集部門や採用ニーズのタイミング次第では、第二新卒が対象になる場合も十分に考えられます。
丸紅の事業内容・事業領域
丸紅の事業内容
丸紅は、国内外のネットワークを通じて、幅広い分野でビジネスを展開する総合商社です。
各分野において、輸出入(外国間取引を含む)および国内取引のほか、各種サービス業務、内外事業投資、資源開発などを組み合わせ、多角的に事業を推進しています。
丸紅の主な事業部門とその概要
丸紅の事業は、主に以下の13部門で構成されています。
| 部門名 | 概要 |
| 監査部 | J-SOX対応の中核として、財務報告の正確性を守るために社内の業務プロセスや管理体制を整備し、運用します。
将来は内部監査へ領域を拡大し、海外往査も経験できます。 |
| 経理部 | 連結決算と単体決算、会計監査対応を担当します。あわせて、全社予算管理や税務申告、税務調査対応、税務戦略の企画・立案にも携わります。
将来的に海外拠点や国内外の事業会社で経理・税務を担い、海外駐在の可能性もあります。
|
| 営業経理部 | 営業グループの会計・税務関連業務全般と、事業会社の管理支援を担当します。
入社後は東京本社で決算・税務業務を担い、適性に応じて国内外の事業会社や海外現地法人で管理業務を担当します。
|
| 法務部 | 契約書の作成・審査や交渉支援、国内外の投融資案件の法的スキーム構築、訴訟・仲裁を含む紛争対応、
ガバナンスやコンプライアンス体制の整備などを担います。希望や適性により、海外拠点への出向の可能性もあります。 |
| ERP・ビジネスアプリケーション | 事業課題を整理し、IT投資計画の分析と実行、ERP活用やアプリ開発を含むプラットフォーム構築で、ビジネスの課題解決と展開を推進します。
最新技術の調査と提案も担当し、将来はデジタル案件のPMや全社デジタル戦略に挑戦できる可能性があるほか、海外駐在の機会もあります。 |
| 情報企画部 | 丸紅グループ230社超のIT戦略を担い、ERPやITインフラ刷新、セキュリティ整備、
AI活用による業務効率化を推進します。第二新卒を含めた若手育成が手厚いほか、海外拠点で活躍するチャンスもあります。
|
| モバイルソリューション事業部 | スマホリユース事業やモバイル関連事業で、新規サービス開発と事業投資を推進します。
将来的に国内外への出向や海外勤務の可能性もあります。 |
| 金属部門 | 鉄鉱石や原料炭、アルミなどのトレードを担当し、対日輸入や三国間取引を通じて収益を生み出します。
海外駐在や事業会社出向でグローバルにキャリアを広げることが可能です。 |
| 金属資源開発部 | 非鉄金属鉱山の地質、採鉱、選鉱、製錬の技術領域で生産管理や技術検討を担い、プロジェクトの価値向上を支援します。
入社後は本社で既存案件の管理や新規案件の評価に携わり、将来的にはチリなど海外拠点へ出向して鉱山現場の操業管理への挑戦も可能です。 |
| 軽金属部 | アルミ製錬事業と海外事業会社の運営管理を担い、予決算や設備投資、資金計画の精査、JVパートナーとの協議交渉、資産価値向上の戦略策定に携わります。
若手から裁量が大きく、将来は海外駐在やトレードにも挑戦できます。 |
| 原子燃料部 | ウラントレードを含む原子燃料サイクルの営業を担い、ウラン鉱山権益の運営管理、原子力関連機器の営業、新規事業開発に携わります。
業界経験不問で、英語を使った海外折衝や将来的な海外勤務のチャンスもあります。 |
| 企業投資部 | 国内企業へのM&A投資と経営改善を担い、投資先の開拓、評価、交渉、投資実行から成長戦略の実行まで一気通貫で携わります。
あわせて国内外のPEファンド運営にも関与し、将来は投資先出向や海外案件、マネジメントへの挑戦も可能です。 |
| エアロスペース・モビリティ部門 | 建設機械またはモビリティ領域で既存事業の強化と海外事業会社の管理を担い、新規事業投資の戦略立案、M&A実行、PMI、出資後の事業拡大まで一気通貫で携わります。
将来的には出資先の経営幹部や本社管理職として事業経営者を目指すことも可能です。 |
丸紅の年収・給与は?
丸紅の平均年収は、現在1,709万円となっています。
参照:丸紅 IR情報
また、下記の表にまとめているように、直近の平均年収は過去5年間で最も高くなっています。
| 年度 | 平均年収 |
| 2025年3月期 | 1,709万円 |
| 2024年3月期 | 1,655万円 |
| 2023年3月期 | 1,594万円 |
| 2022年3月期 | 1,469万円 |
| 2021年3月期 | 1,192万円 |
丸紅の選考フロー
丸紅のキャリア採用では、募集部署ごとに応募条件が異なり、募集部署は随時変更されています。
公式サイトによると、選考プロセスは下記のようになっています。
エントリー→書類選考→適性検査→面接(複数回)→内定
丸紅への応募方法
丸紅への応募方法としては、直接丸紅HPから応募する、転職サイトから応募する、転職エージェントを介して応募するという3つが存在していますが、 最もおすすめなのは「転職エージェントを介して応募する」方法です。
直接丸紅HPから応募したり転職サイトから応募したりする場合には、選考フローが複雑化してしまい、採用までに時間がかかってしまう傾向にあります。
一方で、転職エージェントを介しての応募であれば、非公開求人の紹介も期待できるというメリットがあります。
丸紅へ転職するメリット
丸紅へ転職するメリットとしては、下記の3つが挙げられます。
年収アップが見込める
前述しているように丸紅の平均年収は直近で1,709万円となっており、日本企業の中でもトップレベルといえます。
年収の高さに応じて業務内容や求められる水準が高まることはもちろんですが、
丸紅への転職により年収アップが期待できるというのは人気の要因の1つだといえるでしょう。
グローバルに活躍できるチャンスがある
丸紅は海外にも数多くの拠点があることから、グローバルに活躍したいという第二新卒にもおすすめだといえます。
また、大規模案件に携われるチャンスも多いためやりがいやスキルアップ、キャリア形成という意味でも人気の企業だといえるでしょう。
WLBを保った働き方とやりがいを両立できる
丸紅の公式サイトでは、直近の月間平均残業時間は15.8時間、有給休暇取得率は71.1%となっています。
また、離職率は3.0%と非常に低い数値となっており、長期的にキャリアを築きやすい環境づくりが進んでいることがわかります。
第二新卒で丸紅に向いている人の特徴
これまでもお伝えしているように、第二新卒で丸紅への転職を目指す場合には、経験年数の浅さよりも、伸びしろや志向性、入社後に活躍できるイメージが持てるかが重視されやすい傾向があります。
ここでは、丸紅に向いている人の特徴を整理します。
変化の大きい環境でも学びながら前に進める人
総合商社は扱う領域が幅広く、関わる相手も国内外に広がります。
状況が変わっても学びながらキャッチアップし、自分の役割を整理して動ける人は評価されやすいです。
第二新卒はポテンシャルが見られやすい分、学習の速さや吸収力を具体的なエピソードで示せると強みになります。
周囲を巻き込みながら仕事を進められる人
商社の仕事は社内外の関係者と連携しながら進む場面が多く、調整力やコミュニケーション力が重要になります。
第二新卒でも、現職で関係者と合意形成をしながら進めた経験や、相手目線で課題を整理して提案した経験を選考の中で伝えることができると、入社後の再現性を示しやすいです。
早期退職の理由を前向きに整理できている人
第二新卒の場合、面接では早期退職の理由とキャリアの一貫性について確認される傾向にあります。
「現職で得た学び」や「転職によってに実現したいこと」を切り分けて説明でき、方向性が明確な人ほど納得感を持たれやすいとえるでしょう。
特に「なぜ総合商社か」「なぜ丸紅か」を自分の言葉で説明できる状態が重要です。
志望動機に具体性がある人
第二新卒は職務経験が他の中途人材と比較して深くない分、志望動機の具体性も重要といえます。
丸紅の事業領域の中で関心のある分野を挙げたうえで、なぜその領域に興味があるのか、
入社後にどのように貢献したいのかまで整理できていると、志望度の高さが伝わるでしょう。
選考準備を徹底的に行い応募機会を逃さない人
丸紅の募集部門や応募条件は時期により変動するほか、人気企業のため募集が出たタイミングで応募が集中しやすい傾向があります。
そのため、職務経歴書や志望動機の骨子を先に整え、求人が出たらすぐに動ける人ほど転職成功のチャンスを掴みやすいといえるでしょう。
情報収集の段階から準備を進めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
丸紅が「やばい」と検索されるのはなぜ?誤解されやすい理由と実態
インターネット上では「丸紅 やばい」と検索されることがありますが、
実際は企業規模が大きく事業領域も幅広い総合商社だからこそ、さまざまな見方が生まれやすいという側面があり、
「やばい」という検索の多くは、企業そのものの評価というより注目度の高さや期待値の大きさから生まれやすいといえます。
応募を検討する際は断片的な情報で判断せず、公式の募集要項や公開データを確認したうえで、自分の志向と合うかを整理することが重要です。
ここでは、そのような検索がされる理由について整理していきます。
年収水準が高く期待値も高いため注目が集まりやすい
丸紅は平均年収が高水準であることから、働き方や求められる役割に対して関心が集まりやすい企業です。
その結果、情報収集の段階で強い言葉が検索に使われることがあります。
一方で、高い年収水準は成果に見合う評価や挑戦機会があることの裏返しでもあるため、
実態は募集ポジションの仕事内容や期待される役割を確認したうえで判断することが大切です。
グローバルに事業を展開しており環境変化の幅が大きい
総合商社は国内外で事業を展開しているため、担当領域や関わる相手の幅が広く、環境の変化も起こりやすい傾向があります。
若いうちから幅広い経験を積める点は商社ならではの魅力といえるでしょう。
第二新卒で検討する場合は、どの領域でどのような経験を積みたいかを整理しておくと、志望動機の説得力にも繋がります。
人気企業ゆえに選考難易度が高く情報収集が活発になりやすい
丸紅は転職市場でも人気が高く、募集が出ると応募が集まりやすい傾向があります。
そのため「受かりにくいのでは」と感じた人が情報収集を進める中で、検索ワードが強い表現になってしまうことがあります。
第二新卒は経験よりもポテンシャルが重視されやすい分、早期退職理由の説明や志望動機の一貫性が重要になるため、
準備の質が結果を左右しやすい点を押さえておきましょう。
丸紅の中途採用動向
丸紅では、キャリア採用(中途採用)を通年・ポジション別で実施しており、募集部署や応募条件は随時更新されています。
近年ではキャリア採用をより一層強化している旨が公式サイトに明記されており、採用全体における新卒・キャリア比率(2025年3月時点)は新卒62.1%/キャリア37.9%とされています。
キャリア比率の推移をみると、新卒とキャリア採用の比率は下記のようになっており、段階的に上昇していることがわかります。
と段階的に上昇しており、中途採用(第二新卒を含む)を加速させていることがデータからも確認できます。
| 年度 | キャリア採用比率 |
| 2025年 | 37.9% |
| 2024年 | 27.4% |
| 2023年 | 21.7% |
丸紅に第二新卒で転職する場合の注意点
丸紅は第二新卒でも転職可能な企業ですが、人気の高い総合商社であるため、準備不足のまま応募してしまうと選考で苦戦してしまう可能性があります。
ここでは、第二新卒が特に意識すべき注意点を整理します。
早期退職の理由を論理的に説明できるかが重要
第二新卒は社会人経験が比較的短いため、前職を早期退職しているケースも少なくないでしょう。
企業側は「入社後に再び短期離職しないか」という点を慎重に見ています。
そのため、退職理由をネガティブに語るのではなく、
「どのような学びがあり、次はどのような環境で成長したいのか」を一貫したストーリーで説明することが重要です。
ポテンシャル採用だからこそ志望動機の解像度が問われる
第二新卒は即戦力というよりもポテンシャル重視で評価されやすい層です。
その分、「なぜ総合商社なのか」「なぜ丸紅なのか」「どの事業領域に関心があるのか」といった志望動機の深さが強く見られます。
事業理解が浅いまま応募すると、他商社との違いを説明できず評価が伸びにくくなります。
人気企業のため募集枠が出てもすぐ埋まる可能性がある
丸紅は転職市場でも人気が高く、募集ポジションが公開されると応募が集中する傾向があります。
特に第二新卒枠は人数が多くない場合もあるため、求人が出てから準備を始めるのではなく、あらかじめ職務経歴書や志望動機の骨子を整えておくことが重要です。
転職を成功させるには?面接のポイント
丸紅を含め、経験・スキルの浅い第二新卒が転職する場合には、少なくとも以下の質問に論理的に答えられるように準備しておきましょう。
「なぜ現職を選んだのか?」
「なぜ総合商社なのか?」
「なぜ丸紅に転職するのか?」
また、経験・スキルが浅いとはいえ、何かしら現職と応募職種の業務内容との親和性を伝えることが重要です。
企業理解の深さや熱意を伝えることができるため、新卒採用にはない即戦力化への期待を高めたり、企業側からの早期離職懸念を払しょくしたりすることも可能です。
丸紅を含めた大手企業の中には、年間である一定期間のみ中途採用を行う企業や通年で行う企業、自社で採用情報を掲示している企業や転職エージェント経由以外で採用を行っていない企業など、様々存在しています。
上記でご紹介した通り、第二新卒から大手企業への転職難易度は決して低くありません。
ただし弊社ムービンには、コンサル出身者はもちろん、Amazon、博報堂、リクルート、日本政策投資銀行など業界に精通した転職エージェントが多数在籍しており
、大企業とのリレーションも強く、第二新卒の転職支援実績も豊富です。
第二新卒から丸紅を含めた大手企業への転職に興味がある方はこちらもご覧ください。
第二新卒から大手企業への転職!大企業出身者が徹底解説!
まずは、自分の経験・スキルと親和性がある企業はどこで、どのポジションで、どういった人材を求め、どのタイミングで転職すべきなのか、情報を収集してみてはいかがでしょうか?
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会社概要
国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、情報・物流、食料、アグリ事業、フォレストプロダクツ、化学品、金属、エネルギー、電力、インフラプロジェクト、航空・船舶、金融・リース・不動産、建機・産機・モビリティ、次世代事業開発、次世代コーポレートディベロップメント、その他の広範な分野において、輸出入及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開する大手総合商社。
| 社名 | 丸紅株式会社 <英文:Marubeni Corporation> |
| URL | marubeni.com/jp/ |
| 上場証券取引所 | 東京証券取引所 プライム市場 |
| 資本金 | 263,711百万円 |
| 創業・設立 | 創業:1858年5月(設立:1949年12月1日) |
| 従業員数 | 4,304名(丸紅グループの従業員数 51,834名) |
| 代表者 | 代表取締役 社長 大本 晶之 |
| 所在地 | 本社 東京都千代田区大手町一丁目4番2号 |
| 拠点数 | 126拠点(本社、国内支社・支店・出張所 12カ所、海外支店等 52カ所、海外現地法人 29社およびこれらの支店等 32カ所)
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