第二新卒で商船三井に転職するには？難易度・年収・求人・面接突破のポイント

大手インフラ・物流業界出身者が徹底解説！

大手海運グループの中核企業で、世界規模で海上輸送・港湾・洋上インフラなどを展開する「商船三井（MOL）」。
今回は、商船三井の第二新卒採用情報を中心に、転職するメリット、難易度や年収、求人、面接突破のポイントなどをご紹介します！

商船三井のほか、大手企業への転職を検討している方は下記の記事もおすすめです。
第二新卒採用を実施する大手企業一覧

弊社「ムービン」は大手×第二新卒に強みを持つ転職エージェントです。
Amazon、BCG、日本政策投資銀行、博報堂、ソニー、丸紅、NECなど大手企業出身者がキャリアアドバイザーとして多数在籍しているため、競争倍率の高い大手×第二新卒枠の内定を獲得できる書類・面接対策を提供することができます。
まずは話だけ聞いてみたいという方も歓迎していますので是非お気軽にご相談ください。

商船三井は、日本三大海運会社の一社とされる三井グループの中核企業です。
エネルギー輸送、自動車船・コンテナ船による製品輸送、 さらには不動産・クルーズ・フェリー事業まで、世界中の物流と暮らしを支える「社会インフラビジネス」をグローバルに展開しています。
連結従業員数は約1.05万人にのぼり、 第二新卒の段階から日本や世界の経済を動かすダイナミックなプロジェクトに関われる点が大きな魅力です。

商船三井の平均年間給与は約1,437万円となっています。
陸上職・海上職を含めた数字ではあるものの、国内大手企業の中でも非常に高水準であり、 海運市況に応じて賞与が大きく変動する「アップサイドの大きい」報酬体系が特徴です。
市況好調期には若手のうちから年収1,000万円クラスを狙える可能性もあり、 「グローバルなビジネス」と「高いリターン」の両方を求める第二新卒にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。

商船三井では、「商船三井グループ Human Capital（HC）ビジョン」を掲げ、 「多様性」「共走・共創」「働き甲斐」の3つを人的資本の基本原則として、 グループ全体で人材施策や働き方改革を推進している点が特徴です。

実際に、時間外労働時間は2022年度比で約16％削減されるなど、長く安心して働ける環境づくりが進んでおり、 グローバルなフィールドでキャリアを積みながらも、働きやすさを重視したい第二新卒にとって魅力といえるでしょう。

結論として、第二新卒でも商船三井への転職は十分に可能です。
中期経営計画に基づく事業拡大に向け、中途採用を大幅に強化していると公表しています。

また、グループ公式の中途採用サイトでは通年で多数の求人が掲載されており、 「未経験歓迎」やポテンシャル重視の募集も見られることから、 新卒一括採用だけでなくキャリア人材の受け入れにも積極的なエンタメ企業グループといえるでしょう。

大手企業では各社中途採用を積極的に実施しています。
育成コストの低さや入社後の伸びしろなどから第二新卒クラスの若手ポテンシャル層を採用ターゲットに含めている大手も多く、第二新卒から大手企業へ転職するチャンスが広がっています。

一方で大手のブランド力・成長・年収に惹かれ、選考には優秀な方々が数多く集まります。 第二新卒採用枠は多くないため、内定を勝ち取るためには情報収集・選考対策などの準備が必要になります。

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前述しているように、第二新卒から商船三井への転職は十分に可能ではありますが、 商船三井は第二新卒から非常に人気の高い企業であるため、転職難易度は決して低いとはいえません。
また、選考フローは下記のようになっており、第二新卒採用枠を設けているわけではないため中途採用枠での応募となり、 第二新卒よりも経験やスキルが豊富な層がライバルとなります。

書類選考→一次面接＋WEB面接→最終選考

また、商船三井では第二新卒採用枠が常に設けられているわけではなく、 応募は中途採用枠が前提となりますので、 経験・スキルが豊富な中途人材が多い中で選考を突破する必要があります。
だからこそ、経験や実績の洗い出しと業界理解の深さで差をつける選考準備が重要です。

ムービンでは、最新の募集動向・選考基準を熟知したキャリアアドバイザーが、職務経歴書の要約・成果の見せ方、志望動機の論理整理、模擬面接、提出物のブラッシュアップまで一気通貫でサポートいたします！ 大手企業への転職を検討している方はもちろん、転職にあたりどの業界業種を目指すべきかわからないという方も、ぜひお気軽にご相談ください！

第二新卒も中途採用に含まれるため、これまでの経験やスキルから自社が求める能力・水準を満たしているかどうかが評価されます。

ただ第二新卒の方の中には
「特に実績もないのですが、、、」
「たいした経験・スキルもないのですが、、、」
など不安を抱えている方も多くいらっしゃるかと思います。

第二新卒を採用する企業側も「社会人経験の少なさによる経験・スキルの浅さ」は理解しているため、その点に関してまったく心配する必要はありません。
実際、社会人経験が1~3年程度と短い第二新卒は、採用の判断基準にできるほど実績やスキルに大きな差が生まれることは少ないと考えられています。

そこで、第二新卒を採用する企業は今後の伸びしろや成長などを考えたポテンシャル採用を実施しています。
そのため書類・面接からは意欲的に働いてくれるのか、どのような考えで業務に取り組んでいるのかなど、仕事への取り組み方を見ています。 確かな功績や華々しいキャリアがなくとも、日々の仕事の中で何を考え、どう行動に移し、それがどんな結果になったのか、プロセスや考え方などがアピール材料の1つになります。

現職でやってきたことと応募先企業/ポジションとの何かしらの親和性を伝え、どのように活躍できるかを伝えることができるとよいでしょう。

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商船三井（単体）が公開している有価証券報告書によると、直近の平均年間給与は約1,437万円です。

国税庁の最新調査では国内の平均給与は約478万円のため、 商船三井の水準は国内平均を大きく上回っているといえます。
また、弊社独自調査によると20代前半・第二新卒クラスの年収は450万円から1,020万円となっています。
新卒入社の場合の年収レンジは約386万円から440万円＋賞与となっています。（参考：新卒採用 募集要項）

また、賞与は年4回（6・9・12・3月）の支給があり、 職種・年齢・役割により個人差はありますが、処遇面の魅力は大手インフラ企業の中でもずば抜けているといえるでしょう。

直近の平均年収（提出会社：商船三井 単体）は下記の通りです。

参考： 商船三井 有価証券報告書、 令和6年分 民間給与実態統計調査

商船三井は、大手インフラ企業らしく研修・自己啓発の機会と生活面のサポートが充実しているため、 第二新卒で入社しても立ち上がりやすい環境です。
ここでは、代表的な研修制度と福利厚生をまとめて記載します（部門・職種により運用は異なります）。

ここでは、商船三井が公開しているデータをもとに、離職率・残業時間・有給休暇取得の状況をご紹介します。 転職で重視したい項目の確認にお役立てください。
参考：社会データ（商船三井 公式）

商船三井の直近の離職率（無期雇用）は 0.93％で、国内平均（目安）を大きく下回る水準です。 また、平均勤続年数は13.4年と、長く働きやすい環境であることが分かります。

直近の所定外労働時間（月間平均）は12.5時間です（公表データ）。 WLBに配慮した勤務制度（フレックス・在宅・時差出勤 等）の整備も相まって、過度な長時間労働を抑制する運用がなされています。

年次有給休暇の取得は安定しており、直近では16.2日です。 取得促進の仕組みや繁忙期以外での計画的な取得が浸透しています。