PwCのエンジニアへ転職するには?職務内容・難易度・年収・求人情報

事業会社での開発やSIで「もっと上流で価値に直結する仕事がしたい」と感じているなら、PwCのエンジニア職は有力な選択肢です。
DX戦略の設計から実装・定着まで、クラウド/データ/AI/サイバー/SAPなどを横断して“成果”に責任を持てるのが魅力。経営に近い位置で意思決定を動かし、専門性と年収の両輪でスケールできます。

ここでは、PwCの職務内容、転職難易度、年収相場、求められるスキル、選考対策、最新求人の見方までをわかりやすく解説。

弊社「ムービン」にはPwC出身者をはじめ、BCG、アクセンチュア、デロイト、KPMG、EY、アビームなどコンサル出身の転職エージェントが多数在籍しています。
書類作成から面接対策までPwCへの転職を徹底サポートしていますので是非お気軽にご相談ください。

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そもそもPwCとは?

PwCコンサルティングは、PwC Japanグループに属する総合コンサルティングファームで、経営戦略の策定から実行までを一貫支援する体制を掲げています。戦略ユニット(Strategy& など)と実行部門がシームレスに連携し、ビジョン策定→戦略構築→変革/実装までカバーするのが特徴です。クラウド、データアナリティクス、AI、サイバー、SAP 等のテクノロジー領域も公式サイトで明確に打ち出されています。

なぜ“上流から下流まで”に広がったのか(=エンジニア組織が注目される背景)
日本企業のDXは「構想で止まらず成果に結びつける」段階へシフトしており、戦略と実装を切り離さない“End-to-End”支援の需要が拡大。PwCもこの流れに沿って、製造業のエンジニアリングチェーンなど**現場で触れる実機デモを備えた拠点(Digital Engineering Lab)**を立ち上げるなど、実装・定着フェーズのケイパビリティを前面に出しています。結果として、コンサル×エンジニアリングの人材・組織への注目が高まっています。

「コンサル」と「SIer」の境界が薄れるトレンド
コロナ以降、短期での成果要求とアジャイルな取り組みが一般化し、最上流の構想からテクノロジー実装・運用までをワンストップで担うことがコンサルに求められる時代に。これは業界全体の潮流で、従来の“提案中心”から“実装・運用まで伴走”へ重心が移っていることを示します。PwCのような総合系にとっては、エンジニア組織の存在感がより大きくなるトレンドです。

PwC × エンジニア

PwCコンサルティングが戦略〜実装まで一気通貫で支援する中核を担い、その中でも「Experience Consulting」はデザイナー/エンジニア/コンサルタントが協働し、顧客・社会課題の発見から技術・デザインでの解決までを素早く形にする組織です。中核コンセプトはBXT(Business×eXperience×Technology)。構想→開発→ローンチ→運用を短サイクルで反復し、体験起点で価値創出を加速させます。

PwCは実装力の強化を進め、製造業のエンジニアリングチェーンを体感できるDigital Engineering Labを開設。戦略・設計にとどまらず、プロトタイプやアジャイル開発、ローンチ後の運用・グロースまで踏み込む体制を整えています。結果としてコンサルとSIerの境界は薄れ、エンジニア組織の存在感が高まっています。

地方在住人材の活躍機会拡大として、鹿児島在住でテレワーク前提の正社員(ITソリューションスペシャリスト)を最大30名採用する制度を発表。デジタル未経験も対象で、研修+OJTを経て将来的にコンサルタント職への転換・管理職昇進も可と明示されています。地方から「コンサル×エンジニアリング」に挑戦できる間口です。

PwCは自社拠点Technology Laboratoryにメタバース環境を整備し、先端技術の実証〜実装を推進。2023年のG7群馬高崎デジタル・技術大臣会合に合わせた展示会では、3次元「空間ID」を体感できるブースを出展し、東京×高崎の空間を統合した仮想空間を提示しました。直近では空間ID/4次元時空間情報基盤に関する知見発信も継続しています。 インタビューから見える“PwCエンジニア職”のリアル
・上流から携わる:課題定義・要件策定段階から参画し、「何のために作るのか」を言語化して進める。

・役割は固定しない:実装に限らず、MVP検証/技術選定/運用設計まで裁量を持って担う。

・コンサルが“種”を見つけ、エンジニアが形に:互いの専門性で伴走し、意思決定を高速化。

・広い技術領域と速いキャッチアップ:業界横断で学び直す機会が多く、スキルの幅が広がる。

・グローバル連携・英語活用:海外拠点や社内コミュニティで情報共有が活発。

体験起点で価値を設計し、テクノロジーで素早く実装する――これがPwCのエンジニア職のコア。事業会社・SIで「もっと上流から成果にコミットしたい」エンジニアにとって、次のステージになり得ます。

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PwCのエンジニア職種

PwCの中途採用HPより、一部エンジニア職を抜粋してご紹介します。採用状況は変化しますので直近の募集状況を知りたい方は是非お気軽にご相談ください。

Experience Consulting(プロダクト/フルスタック)

体験起点で課題を定義し、プロトタイプからMVP、本番開発、ローンチ後のグロースまで一気通貫で担うポジションです。フロント/バックいずれかの実装経験に加え、アジャイル開発やPoC立ち上げのスピード感が活かせます。UXやデザイン思考で要件を再整理しながら、海外拠点とも協業して大規模案件を前進させるのが特徴。単なる受託開発ではなく、ビジネス仮説の検証と機能の磨き込みを往復できるため、上流思考と実装力を同時に伸ばせます。
構想から成長フェーズまで“作って伸ばす”経験が積め、プロダクト志向のキャリアに直結します。

Analytics Insights(データエンジニア/データサイエンティスト)

企業内外のデータを事業成果に結びつけるため、データ基盤構築やガバナンス整備、機械学習の実装までを担当します。DWH・ETL・クラウド基盤(例:BigQuery/Redshift/Databricks等)の実務経験が土台となり、統計・MLの基礎やEPM/経営管理の知見があると価値発揮が加速。ダッシュボードを作るだけでなく、業務・収益のKPIに直結する“使えるデータ”へと昇華する役割です。
生成AIや経営管理領域との掛け算で、経営直結のデータ活用をリードできる点が強みです。

Cloud Transformation(クラウドアーキテクト/プラットフォームエンジニア)

レガシーのモダナイズからマルチクラウド設計、IaC・CI/CD・SREによる運用自動化、さらには内製化や組織変革まで踏み込む立ち位置です。AWS/Azure/GCPの設計・構築経験に加え、セキュリティとガバナンスの考慮、SREやプラットフォームエンジニアリングの実務が評価されます。単なるクラウド導入ではなく、仮説検証を回す“やり方の変革”を伴走するため、技術×オペレーティングモデルの視座が磨かれます。
全社アーキ視点で投資対効果を最大化し、クラウドの“導入後の価値”まで語れるキャリアが築けます。

Enterprise Solution(SAP/ERP)

SAP(S/4HANA等)を軸に、企画構想から要件定義、設計・移行・定着化までを伴走します。会計やSCMなど業務ドメインの理解と、導入・保守の実務が強みになり、PM/PMO経験も活きます。標準化された方法論やCoEの支援を活用しつつ、グローバル連携で大規模変革を推進。
構想~実装の全工程を通して“事業を動かすERP”を経験でき、R&DやPMOなど専門軸の拡張も可能です。

Cyber Security & Privacy(セキュリティ)

ゼロトラストやISMAP対応、脅威インテリジェンスの運用、さらには開発ライフサイクルにおけるセキュリティ内在化まで幅広く支援します。セキュリティコンサル、SOC/CSIRT、設計・評価、プライバシーやリスク領域のいずれかの経験がフィット。官公庁・金融・製造など業界横断で、攻めと守りのバランスを取りながら実務に落とし込みます。
監査・研究機関とも連携し、最新動向を踏まえた“実被害ベースの対策”を設計できる実装力が身につきます。

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PwCのエンジニアに転職するメリット10選

立ち上がりやすい「やさしいコンサル」文化

採用・育成の思想として「やさしい、コンサル。」を掲げ、専門横断で協力し合う風土を発信。未経験・異業種からでも学び直しや伴走が前提のメッセージは、入社初期の心理的ハードルが下がります。

体系的オンボーディング&育成

中途向けに1カ月の入社時研修「Core Consulting Skill Basic」を用意。以後もDigital Upskilling、Manager Training、コーチ制度で継続的にスキル・マインドを強化しやすい設計です。

上流〜実装〜グロースを一気通貫

Experience ConsultingはBXT(Business×Experience×Technology)で構想→開発→ローンチ→運用を短サイクルで反復。“作って終わり”ではなく事業成長までコミットできます。

製造業DXを“触って学べる”環境

2025年、新拠点「Digital Engineering Lab」を開設。エンジニアリングチェーンのDXを実機で体感しながら設計・検証でき、モノづくりの知見と実装力を同時に磨けます。

地方×フルリモート×育成のキャリア入口

鹿児島発の「ITソリューションスペシャリスト」枠は、完全テレワーク雇用・未経験可(研修+OJT)。地域を越えてコンサル×エンジニアに挑戦できる間口を広げています。

先端技術の社会実装に直結

研究拠点「Technology Laboratory」ではメタバースや“空間ID”のデモ・実装を推進。G7群馬高崎の展示でも、現地と都内を仮想空間でつないだ事例が示されました。

グローバル×越境学習の機会

グローバルモビリティを積極展開。短期〜長期赴任やプロジェクト単位の越境で、海外拠点と協働しながら英語・多文化コミュニケーションも鍛えられる環境です(全社員の10%目標)。

働き方の柔軟性(ハイブリッド)

業務の生産性最大化を軸に、リモートと出社を組み合わせたハイブリッドを採用。プロジェクト要件に応じて最適な働き方を選びやすく、学習時間の確保とも両立しやすい設計です。

ビジネス目線で“語れる”技術者に

CEOメッセージが強調するのは、専門家の協働と「統合知」での伴走支援。ROIやリスク、ガバナンスまで含めた意思決定に関わることで、技術を事業言語で語れる力が伸びます。

ネットワークと案件のスケール

PwC Japanは巨大な専門ネットワークを背景に、産官学・業界横断の大型案件にアクセス可能。“監査・税務・法務連携”も含む総合力の中で、希少な実績を積みやすいのが魅力です。

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PwCのエンジニア職の選考を突破するには?

企業研究

まずPwCのエンジニア職は、どんなポジションがあって、どんな仕事内容なのか、またPwCという会社自体についての情報収集も必要です。
なぜかというと、まずはどのポジションに応募するのか、自分のやりたい仕事ができるのか(自分の興味のある案件に関われるのか)を見るためと、面接において質問されたときに同社のことを答えられなければ面接官からは勉強不足だと思われてしまいます。
さらに、PwCのエンジニアとして成長していく過程で、自身が目指すキャリア像に近づくことが出来るのか、という点も大切です。

書類対策

ポイントは応募するPwCのポジションに合わせた内容にすることです。 職務経歴を羅列するのではなく、応募先ポジションの業務内容との類似点を意識して記載します。 例えば金融領域でのエンジニア経験がある方であれば、関わった案件の成果に至るまで、どんな問題があり、どのように解決して達成したのか、そのアプローチなどに重点を置き、採用側が「こういう考えができるなら、わが社でも活躍できそうだ」と思うような書き方にしてみましょう。 すなわち、採用担当者が『会ってみよう』と思ってもらえる職務経歴書です。
エンジニアとはいえ、一定の論理的思考能力とコミュニケーション能力が必須です。これらを職務経歴書でアピールすることが大切です。

面接対策

これまでの経歴からエンジニアとしてのスキルチェックはもちろんですが、転職理由から「なぜ?なぜ?」と深堀質問され、ここでも論理的思考能力とコミュニケーション能力もチェックされます。
面接官は現場のコンサルタントやエンジニアであり入社後活躍できるのか、会社とのフィット感なども合わせて確認しています。この面接の場ではお互いに雰囲気なども確かめられるため、ご自身でもそのフィット感を確かめる重要な場でもあります。

PwCのエンジニアへの転職ならムービンにお任せください!

PwCでは多数のエンジニア職で中途採用が進んでおり、個人での情報収集だけでも相当な時間がかかります。
転職エージェントを活用いただくと、皆さまのご経験・ご志向に合う求人の選定に加えて、書類添削・面接対策・推薦文作成・面接日程の調整・年収や入社日の交渉まで、転職活動を一貫して無料でサポートできます。現職が多忙な方、効率的かつスピーディーに選考を進めたい方、経験に見合うオファー条件を得たい方に最適です。

弊社転職エージェント「ムービン」は1996年創業以来転職支援実績があり、NHK、PIVOT、ABEMA等でのメディア出演や、転職関連書籍出版など、情報発信の透明性も高いため安心してご利用いただけるかと思います。

転職サポートするキャリアアドバイザーも、PwC出身者はもちろん、Amazon、IBM、アクセンチュア、富士通、NEC、シンプレクス、デロイト、KPMG、EY、アビーム、BCGなどIT/コンサル業界に精通。PwCの職種特性を踏まえ、“PwC仕様”の職務経歴書整形、想定問答の準備、選考に強い実績タグづくりまで実務ベースで伴走します。

今すぐの転職をお考えでない方も歓迎していますので、エンジニアとしてのキャリアに疑問・不安をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

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