グローバルトップの外資戦略コンサルティングファームとして知られているBCGには、 トラディショナルなコンサルタント職(よくイメージされる王道な戦略コンサルタントポジション)と、テクノロジー・デジタルに軸足を置き、スペシャリスト的な動きも出来るコンサルタント職の2つがあり、後者が Digital BCG になります。
DigitalBCG Japanは、データサイエンティスト、エンジニア、デザイナー等を擁しており、BCG のコンサルタントと協業し、デジタルを活用した戦略策定から実現までを一貫して支援するために、2018年に設立されました。
ここでは、DigitalBCGの具体的な職務内容、選考難易度や求められるスキルなどをご紹介します。
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1963年にアーサー・ディ・リトルから独立したブルース・ヘンダーソンや、後に初代日本支社代表も務めたジェイムズ・アベグレンらによって設立された経営戦略コンサルティングファーム。
今では「経営戦略」という言葉は当たり前になっているが、初めて「戦略」という概念を経営に導入したのがBCG。また、「経験曲線」や「プロダクト・ポートフォリオ・マトリクス(PPM)」、「タイムベース競争」などの画期的なアイデアを開発したのもBCG。競合企業に対する「差別化」「優位性」の必要性をいち早く提唱し、「insight(洞察)」「Impact(インパクト)」「Trust(信頼)」のサイクルを付加価値の源泉として捉え、重視している。
いち早く日本市場に着目し東京オフィスは1966年にボストンに次ぐ2番目のオフィスとして設立。また、東京オフィス以外にも、名古屋・大阪・京都・福岡にオフィスを構えており、グローバルファームでありながらしっかりと日本に根差したファームといえる。その結果、日本において最も規模が大きい経営戦略コンサルティングファームとなっており、業界・テーマを広くカバーしている。
コンサルタントが多いということは≒案件数が多い、幅が広い、ということで日本全体に対する影響力、プレゼンスも大きい。 デジタルへの取り組みも積極的で、BCG Digital Ventures、Platinion、Gammaなどの専門の組織を立ち上げ、これまでの「戦略コンサルタント」採用だけでなく、アナリティクス、エンジニア、デザイナーを採用して自らプロダクトを作ったり、開発まで行っている。 最近の動向においては、アフターコロナにおいて、今後どのように不確実な状況に対応していけばいいのか、そのような場合での経営戦略案件が多く、トレンドキーワードとして脱炭素・カーボンニュートラルのプロジェクトテーマも多い。
同社を経て、経営者、大学教授等に転じた著名人も多く人材輩出ファームとしても有名。
DigitalBCG Japanは、データサイエンティスト、エンジニア、デザイナー等を擁しており、BCG のコンサルタントと協業し、デジタルを活用した戦略策定から実現までを一貫して支援するために、2018年に設立されました。
Digital BCG は、従来型のコンサルタントとは異なる、デジタル領域に高い専門性を持ったエキスパートを擁する組織です。AI/機械学習・ブロックチェーン・IoT・ロボティクスなどの先進技術領域においては、研究者と同等の深い知見を有し、かつ経営に活用する方法を見出すことができるデータサイエンティストやエンジニアが、モデリングから実装まで伴走します。
一方、WEB テクノロジー関連の領域では、グローバルの先端的な方法論や技術を熟知したエンジニアやデザイナー、グロースハッカーなどの専門家チームが、ユーザー行動の分析からインサイトの抽出、最適なエクスペリエンスの設計/実装を通じて、事業の収益力向上を支援します。
今日、デジタル技術への取り組みは従来の IT の枠を超え、あらゆる業界において事業や組織全体に関わる大きな経営課題となっています。また、デジタル技術は凄まじいスピードで進化しており、その領域は拡大し、専門性は深化しています。さらには、デジタル化は世界各国・各企業で画一的に進むのではなく、各国の競合環境や社会的背景、各企業の持つ技術や組織文化などにより、多様な進化を遂げると予測されます。
このように複雑な環境においては、BCG が長年グローバルで、そして日本で培ってきた、幅広い産業やテーマに関する深い理解やインサイトを基盤に、DigitalBCG Japan が有するデジタル領域におけるグローバル水準で最先端の専門知識を駆使して、戦略を具現化するスピードを高めていくことこそが、成功への近道であると考えられています。
DigitalBCG Japan のエキスパートと、ビジネスや各業界に精通した BCG のコンサルタントがチームを組み、伝統的な企業におけるデジタルを活用した変革を支援します。
Digital BCGはさらにBCG TDAとBCG Xに分かれています。簡単にいうとTDAはIT戦略のポジションで、BCG Xはデザインやアナリティクス、新規事業創出等の専門性を持つ方々のポジションになります。BCG Xには新規事業創出(Venture Architect)などもあり、アイディエーションのフェーズでデザインシンキングが求められたり、PoCを実施する上でサービスやプロダクトをクイックにスクラップアンドビルドしたり(MVP)といった動き方が求められます。
BCG TDA(Technology and Digital Advantage)
IT戦略・DX支援・AI導入・クラウド基盤設計などを通じて、クライアント企業の変革をテクノロジー視点で推進。
BCG X(旧BCG Digital Ventures等を統合)
UXデザイン・アナリティクス・新規事業創出など、専門性に特化したチーム。「Venture Architect」などの職種では、デザインシンキングを駆使しながら、PoC(概念実証)やMVP構築を迅速に実行することが求められます。
このように、Digital BCGは「戦略の実行部隊」という側面を持ち、従来のBCGとは異なる魅力を備えたフィールドとなっています。
Q.クライアントへの価値提供の方法について何か変化はございますか?
「方法論」(提供するソリューション)についてお話しますと、以前は戦略構築のお手伝いをし、クライアントに実行して頂くというケースが多かったのですが、最近では、先ほど例に挙げました全社トランスフォーメーションのようにインパクトを出すまでクライアントと二人三脚で進めて行く、というようなプロジェクトが増えています。
またここ数年の大きな変化として、デジタルやテクノロジーを活用したコンサルティングへの対応を加速化しています。例えばマーケティング関連のプロジェクトであれば、これまでは、アンケートやインタビューなどを基に仮説をブラッシュアップして戦略を立てていくというプロセスを踏んでいました。しかし、今はビックデータを活用して戦略を練り上げ、それをツールにまで落とし込む。そしてプロジェクトが終わって我々が去った後でも、クライアント内で日々そのツールを高速で回せるというようなサポートまで可能になってきています。
BCGが「BCGデジタル・ベンチャーズ」という子会社を日本でも立ち上げたというニュースを耳にされたかと思います。BCGデジタル・ベンチャーズは、コンセプト企画、プロダクト開発、マーケティング施策実行をデジタルツールを活用してワンストップで提供するというユニークなファームです。BCGは伝統的なコンサルティングの方法論に加えて新たな方法論も加え、多様化するクライアントのニーズにお応えできるようにしています。
これだけ世の中テクノロジーが進化してきておりますので、コンサルティングにも積極的に活用していく必要があるとの考えで、我々としてもヒトもカネも投資しているわけです。
BCG パートナー&マネージング・ディレクター インタビュー
BCGの中途採用HPより、一部エンジニア職を抜粋してご紹介します。採用状況は変化しますので直近の募集状況を知りたい方は是非お気軽にご相談ください。
各業界の経営課題に対し、AI/MLソリューションの要件定義〜設計・実装・PoC・本番展開までを一気通貫で推進。BCGのグローバルネットワークを活かし、プロダクトやサービスを“ゼロ→イチ/イチ→スケール”で作り込む。
Python等でのML実装、モデル運用の知見、クライアントフェACINGでの課題解決力。英語力が求められるケースも。
世界レベルのテック人材と協働し、難度の高い経営課題をAIで解く実戦経験を獲得。“作って終わり”でなく事業成長まで伴走する環境です。
機械学習・統計モデリング・データ可視化を用い、顧客の意思決定に直結するアルゴリズム・分析パイプラインを構築。新規アナリティクスサービスの設計にも関与。
Python/R、MLフレームワークの実務経験、7年程度の経験や高専・修士相当の背景が歓迎される募集も。
戦略×実装の現場で、分析成果を本番適用しビジネスKPIへ接続するスキルが磨ける。グローバル案件への参画機会が豊富です。
プロダクト戦略・ロードマップ策定、PoC→MVP→スケールの各フェーズでの優先順位付けとグロースをリード。エンジニア/DS/デザイナーとスクラムで成果を出す。
デジタルプロダクトの企画〜グロース経験、定量分析とユーザー理解、ステークホルダーマネジメントなど(募集により要件差あり)。
上流の事業創造と下流の実装が地続き。“経営インパクトが出る”プロダクト作りに没入できる土壌があります。
エンタープライズアーキテクチャ設計、モダン開発(DevOps/CI/CD)を含む大規模IT実装を指揮。アジャイルチームを率いて基幹システムやクラウド移行、サイバー要件にも対応。
アーキ設計・クラウド・大規模システム導入のリード経験、チームマネジメント、顧客折衝経験が求められる。戦略案件と密に連動し“意思決定→実装”を回す実務。難度の高い企業変革でアーキテクトとしての市場価値を一気に高められる。
総じて、BCGのエンジニア職は「経営課題を起点に、設計・実装・グロースまで責任を持つ」点が共通項。
エンジニアとしてのご自身の強み(技術・プロダクト・アーキテクチャ・PM)と応募先ポジションの職務内容との親和性をアピールするとよいでしょう。
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BCGは社員のウェルビーイングを重視し、地域に応じた健康保険やメンタルヘルス支援、育児・介護支援などを含む“競争力のある”報酬・福利厚生を提供。公平性と柔軟性を掲げ、ライフステージに合わせた設計が特徴です。
一律ルールではなく、業務・個人・クライアント事情に応じて働き方を調整。BCGは柔軟なモデルの有効性を提言しており、満足度向上に資する“処方箋化しない”ハイブリッド運用を推奨しています。ワークライフとも両立しやすい環境です。
戦略立案だけでなく、BCG X/TDAが“テック・ビルド&デザイン”まで担い、プロダクトを実際につくり伸ばす体制。経営インパクト直結の現場で、要件定義〜MVP〜スケールまで貫通して経験を積めます。
AIエンジニアやデータサイエンティストなど、最先端の技術職が多数。BCG Xは3,000名超のテクノロジスト/デザイナーらと協働し、難度の高い課題に最新のAI・データ技術で挑めます。
BCGの世界的ネットワークと有力企業との関係性を背景に、大規模変革や国際案件へ参画可能。日本のデジタル採用ページでも、グローバルにオーケストレーションする前提が明示されています。
TDAは戦略×デジタルを統合して“経営インパクト”を出すことをミッション化。技術選定や実装判断を事業KPIに接続する思考が身につき、単なる実装者ではない“テック×ビジネス”の人材に成長できます。
グローバル戦略ファームの看板に加え、DXの“つくる”まで踏み込む経験値は市場で希少。BCG X発足の背景資料でも、企業がDXで成果に苦戦する中、戦略と実装を束ねる人材価値の高さが示唆されています。
プロダクト、エンジニア、DS、デザイン、グロースなど多様な職能とスクラムで成果を出す組成。専門性を深めつつ、隣接スキル(UXやグロース)も実戦で吸収できます。
クラウド移行、EA設計、DevOps/CI/CD、サイバーなど大規模実装を主導するPlatinionのロールも選択肢。戦略案件と密に連動し、変革の「意思決定→実装」までをリードできます。
BCGは各業界テーマで世界的メディアに継続露出。最前線の知見を持つ組織で社会的インパクトの大きい課題に挑み、外部への発信やネットワーキング機会も得やすい点が魅力です。
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まずBCGのエンジニア職は、どんなポジションがあって、どんな仕事内容なのか、またBCGという会社自体についての情報収集も必要です。
なぜかというと、まずはどのポジションに応募するのか、自分のやりたい仕事ができるのか(自分の興味のある案件に関われるのか)を見るためと、面接において質問されたときに同社のことを答えられなければ面接官からは勉強不足だと思われてしまいます。
さらに、BCGのエンジニアとして成長していく過程で、自身が目指すキャリア像に近づくことが出来るのか、という点も大切です。
ポイントは応募するBCGのポジションに合わせた内容にすることです。 職務経歴を羅列するのではなく、応募先ポジションの業務内容との類似点を意識して記載します。 例えば金融領域でのエンジニア経験がある方であれば、関わった案件の成果に至るまで、どんな問題があり、どのように解決して達成したのか、そのアプローチなどに重点を置き、採用側が「こういう考えができるなら、わが社でも活躍できそうだ」と思うような書き方にしてみましょう。 すなわち、採用担当者が『会ってみよう』と思ってもらえる職務経歴書です。
エンジニアとはいえ、一定の論理的思考能力とコミュニケーション能力が必須です。これらを職務経歴書でアピールすることが大切です。
これまでの経歴からエンジニアとしてのスキルチェックはもちろんですが、転職理由から「なぜ?なぜ?」と深堀質問され、ここでも論理的思考能力とコミュニケーション能力もチェックされます。
面接官は現場のコンサルタントやエンジニアであり入社後活躍できるのか、会社とのフィット感なども合わせて確認しています。この面接の場ではお互いに雰囲気なども確かめられるため、ご自身でもそのフィット感を確かめる重要な場でもあります。
BCGでは多数のエンジニア職で中途採用が進んでおり、個人での情報収集だけでも相当な時間がかかります。
転職エージェントを活用いただくと、皆さまのご経験・ご志向に合う求人の選定に加えて、書類添削・面接対策・推薦文作成・面接日程の調整・年収や入社日の交渉まで、転職活動を一貫して無料でサポートできます。現職が多忙な方、効率的かつスピーディーに選考を進めたい方、経験に見合うオファー条件を得たい方に最適です。
弊社転職エージェント「ムービン」は1996年創業以来転職支援実績があり、NHK、PIVOT、ABEMA等でのメディア出演や、転職関連書籍出版など、情報発信の透明性も高いため安心してご利用いただけるかと思います。
転職サポートするキャリアアドバイザーも、BCG出身者はもちろん、Amazon、IBM、富士通、NEC、シンプレクス、デロイト、PwC、KPMG、EY、アビーム、アクセンチュアなどIT/コンサル業界に精通。BCGの職種特性を踏まえ、“BCG仕様”の職務経歴書整形、想定問答の準備、選考に強い実績タグづくりまで実務ベースで伴走します。
今すぐの転職をお考えでない方も歓迎していますので、エンジニアとしてのキャリアに疑問・不安をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。
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