東大出身者がコンサルに転職すべき３つの理由

国内トップ大学である東京大学の卒業生は、日本を代表する有名企業、中央省庁、アカデミックの分野など、それぞれがトップキャリアとして、様々な分野にてご活躍されていると思います。

しかし、弊社ムービンに転職相談にお越し頂く東大出身者の方の中には、
・やりがいや成長を実感しつつも、さらなる成長が出来る環境に行きたい
・思った仕事ができずに、キャリアチェンジをしたい
・毎日変わらない仕事で刺激が欲しい
・もっとソーシャルな分野で貢献がしたい
・せっかく東大を出たのでキャリアとしてもっと上を目指したい
・新卒で思うような就活が出来ずリベンジとしてキャリアチェンジをしたい
など、キャリアや仕事について様々な悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。

そこで東大生のキャリアとして、是非コンサルティングファームをご紹介できればと思います。（私自身も東大を卒業後、大手ゲームメーカーに就職し、仕事へのやりがいや扱っている商材も面白かったのですが、どこか物足りなさを感じると共に、若いうちから早期にビジネス・経営面でのスキル・経験を身につけたかったので、コンサルタントへと転身したという経歴です。）

経営コンサルタント、そして転職エージェントを経験した私が、なぜ東大出身者がコンサルティングファームに行くべきなのか3つの理由でご説明致します。

1. コンサルは常に知的好奇心が刺激される環境

コンサルは常に知的好奇心が刺激される環境

コンサルティングファームでは、様々なテーマ/業界を対象にクライアント企業の複雑かつ難題な経営課題の解決を手掛けています。
例えば、「中期経営計画を立てたいが3?5年後我々はどんな姿であるべきか、どんな事業をするべきか？」といったテーマや、あるいは「AIを使った新規事業を立ち上げたい」といったフワっとしたテーマなど、答えのない難問を、決められた期間で答えに導いていかなければなりません。
こうした答えのない難問には「決まった解法」はありません。こうした難問を解いていくためには、テストの点数を取る的な考え方では決して通用せず（例えば、5年後に企業がどうあるべきかに決まった答えはないですよね？）、自ら答えを作っていく姿勢、ロジカルさ、独自の発想力などが必要になります。東大出身者の方は、素地は完璧なはずですので、こうした考え方をトレーニングしていけば、確実に活躍できるかと思います。

コンサルティングプロジェクトはクライアント企業によってその課題内容は都度違うため、日々飽きることなく刺激的な環境がコンサルティングファームにはあります。また、コンサルプロジェクトを通じて、各社経営層とのディスカッションなども行うことができ、一般の事業会社では中々知り得ない経験・知識を得ることが出来ます。（ファームにはナレッジとして世界中でのプロジェクト内容も共有されていますので、自身が関わったプロジェクト以外の深い知識も得られます。）

2. 世の中の役に立ちたい、社会にインパクトを与える

世の中の役に立ちたい、社会にインパクトを与える

東大出身者には、世の中の役に立つ仕事がしたい、低迷する日本経済を復活させたい、製造業など特定の業界を良くしたいといった社会的大義をお持ちの方も多いのではないでしょうか？（私の東大時代の先輩にも、ものづくり日本をもう一度復活させたい、と日々熱く語っており、今も現役コンサルタントとして日本の製造業を支援している方がいらっしゃいます。）

コンサルティングファームを経験することにより、こうしたビジョンの実現に近づくことができます。多くのファームでは、クライアントが日本・世界を代表する大企業や官公庁であり、民間でも公共領域でも、様々な業界の課題解決を手掛けることで多くの貢献をすることができます。またビジネス面だけでなくプロボノ活動も積極的に行っているファームも多いです。
新聞やテレビで流れるニュースの裏には実はコンサルティングファームの活躍があり、日本経済や社会的に大きなインパクトを創出する支援をしています。例えば2020年東京オリンピックについても、多くのコンサルファームが関わっているのを知っていますか？

コンサルタントを経験された方の中には、よりソーシャルな分野で貢献がしたい、誰もやったことのない事業で世の中の役に立ちたいなどの想いから自ら起業する方や、よりビジネスサイドで活躍したいと事業会社の経営層/経営企画等に身を転じられる方も多数いらっしゃいます。（コンサル経験者は転職マーケットにおいて高く評価されてあり、引く手あまたの状態が今後も過熱していくと思われます。）

3. 今も昔も東大出身者が活躍

今も昔も東大出身者が活躍東大出身者は、中央省庁や金融、商社などに進まれる方が多い印象かと思いますが、実はコンサルティングファームにも東大出身者が多いです。新卒からコンサルに入る方はもちろん、中央省庁/地方自治体、金融機関、商社、メーカーなど、様々な業界から、中途でコンサルティングファームに転職する方が、近年多くなってきている傾向です。私自身もそうですが(笑)。もし、あまり東大出身者はいないのでは？とお考えで躊躇っているようでしたら、その点はご安心いただければと思います。
（コンサルティングファームのクライアントには、中央省庁/地方自治体、金融機関、商社、メーカー、医療・ヘルスケアなど、幅広いクライアントがございます。そのため、これまでのご経験を活かして活躍されている東大出身者は多数いらっしゃいます。）

コンサルを経験した東大出身者一覧

内田和成氏 東京大学工学部電子工学科を卒業後、日本航空を経てボストン・コンサルティング・グループに入社。2000年より同社日本代表を務め、2006年には米Consulting Magazine誌により「世界の有力コンサルタント25人」に選出される。現在は、早稲田大学商学学術院教授、ボストン・コンサルティング・グループシニア・アドバイザー。

冨山和彦氏 東京大学法学部卒、スタンフォード大学経営学修士（MBA）。ボストン・コンサルティング・グループに入社。その後、日系戦略コンサルティングファームのコーポレイトディレクションの設立に携わる。産業再生機構の設立にも関与しCOOを務める。その後、経営共創基盤を設立し、CEOに就任。

梅澤高明氏 東京大学法学部卒、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士（MBA）。日産自動車を経て、A.T.カーニー入社。現在A.T.カーニー日本法人会長。政府有識者会議/委員会などにも多数参画。テレビコメンテーターとしても活躍中。

柴山和久氏 東京大学法学部卒、ハーバード、INSEAD（MBA）。財務省入省後、日英で合計9年間、予算、税制、金融、国際交渉に参画。その後マッキンゼーにてウォール街に本拠を置く機関投資家を1年半サポートし、10兆円規模のリスク管理と資産運用に携わる。次世代の金融インフラを構築したいという想いから、2015年4月にウェルスナビを創業。

御手洗瑞子氏 東京大学経済学部卒、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2010年9月から1年間、ブータンにて初代首相の特別研究員（フェロー）を務め、同国の観光産業の育成に従事。その後、東日本大震災の復興プロジェクトに参加し現在は株式会社気仙沼ニッティング代表取締役を務める。代表著書に「ブータン、これでいいのだ」「気仙沼ニッティング物語いいものを編む会社」

朝倉祐介氏 東京大学経済学部卒。マッキンゼーを経て、自身が学生時代に起業したネイキッドテクノロジーに復帰し代表に就任。ミクシィへの売却に伴い入社後、代表取締役社長。業績の回復を機に退任後、スタンフォード大学客員研究員を経て、シニフィアン株式会社を設立（共同代表）。政策研究大学院大学客員研究員。ラクスル株式会社社外取締役。セプテーニ・ホールディングス社外取締役。 TokyoFoundersFund パートナー。

東大出身者の転職事例・体験談

弊社ムービンでご支援させて頂いた東大（学部卒・院卒）出身者の方々の転職事例をご紹介いたします。是非ご参考になさってください。

【学部・大学院】	【年齢】	【前職】	【転職先】
工学部	27歳	大手メーカー	外資系戦略コンサルティングファーム
法学部	28歳	自動車メーカー	欧州系戦略コンサルティングファーム
経済学研究科	32歳	ベンチャー経営企画	有名戦略コンサルティングファーム
経済学部	29歳	大手総合商社（海外MBA）	国内戦略コンサルティングファーム
工学部	26歳	大手Sier	外資系大手戦略コンサルティングファーム
法学部	31歳	弁護士	米国系有名戦略コンサルティングファーム
法学部	27歳	政府系銀行	TopTier戦略コンサルティングファーム
理学系研究科	30歳	大手重工業メーカー	米国系有名戦略コンサルティングファーム
工学系研究科	30歳	NPO法人	国内戦略コンサルティングファーム
文学部	24歳	メガベンチャー	大手総合系コンサルティングファーム
経済学部	29歳	大手通信企業	国内大手コンサルティングファーム
文学部	31歳	大手生命保険	グローバル大手コンサルティングファーム
教養学部	25歳	大手Webサービス企業	大手Sier系シンクタンクファーム
経済学部	26歳	大手製薬企業	メガバンク系シンクタンクファーム

キャリア再構築例① 27歳工学部卒 Sさん

就活からのリベンジ！
　逆転でキャリアを取り戻す

コンサルティング業界への転職を考え弊社にご相談頂いたSさん。新卒時にも戦略コンサルに応募したそうですが当時は書類・筆記で全滅、、、ご本人様もはじめはコンサルへの挑戦に自信があまりなかったそうです。ただ、「コンサルタント」という職業への憧れ、そしてこれからのキャリアを見据えた際に再度挑戦したいと思い、弊社にご相談にいらっしゃいました。

現職が忙しい中での転職活動だったため準備に時間はかかりましたが、何度も職務経歴書を添削し、ご自身がコンサルを志す理由の整理もできたことで、少しずつコンサル転職への自信もついていったとのことです。
コンサル特有のケース面接においても徹底的に弊社と対策を重ねてまいりました。特にSさんの場合には日々の生活の中で、自分なりに課題を見つけ「考える力」をつける努力をされていたことがプラスに繋がったと思います。

しかし、対策をしてそれなりに自信があったものの、やはり実際の面接ではうまくいかないこともありました。その度に、なぜうまくいかなかったのか、弊社とフィードバックしながら次へ生かすために何度もメールやお電話をさせて頂きました。最終的には、第一志望の外資系戦略ファームからオファーを頂き、Sさんも非常に喜んでいました。現在は戦略コンサルタントとして日々忙しい中でも充実した毎日を過ごされています。

キャリア再構築例② 32歳経済学部卒 Tさん

海外からのチャレンジ
　大手ファームへの転職を実現

挑戦せずに後で後悔するのであれば、チャンスがある今挑戦してみようと思い、10年勤めた大手企業からの転職を決意されたTさん。転職活動当時は海外赴任をされており、面接準備やフォローなどはすべてSkypeで行いました。企業と対面での面接が必要な場合には、複数の会社で同時に選考を進め面接のタイミングを合わせることで転職活動を進め、見事大手ファームへの転職を実現しました。現在コンサルティングファームで働くTさんから以下感想を頂いております。

前職では自ら手を挙げて〇〇をやってみたいという人もいなければ、そういう人を歓迎しない雰囲気でした。一方現職では興味のあるプロジェクトがあれば手を挙げることができ、勉強会や交流会も積極的に開催されています。自分の意志でこういう仕事をやりたい・キャリアを作りたいという人にはとてもいい環境です。

またプロジェクトにおいては私が所属している部署単体ではなく複数の部署にまたがって都度編成されます。そのため周りの優秀な方々から色々と刺激をもらえるのと、前職と比べ無駄な仕事がなく、常に頭を使っての仕事のため、変な疲れではなく、爽快な疲れという感じがしますね。前職は全くなかったですね。笑

コンサルタント転職をお考えへの方へキャリア相談会

ムービンではコンサルティングファームへのご転職をお考えの東大出身者の方へ、詳しいコンサルティング業界情報から現在の採用動向、コンサルティングファームの選考についてなど、コンサルタントになるためにどのような準備をしたらいいのか、プライベートキャリア相談会を随時実施しております。

東大出身者かつコンサル経験者のキャリアコンサルタントが担当致します。

日程	いつでも！（相談会お申込み後、担当キャリアコンサルタントとご相談ください）
場所	弊社オフィス（遠方の方はお電話やSkype、メールなどでご相談を承っております。） ※東大・コンサル出身者が担当させて頂きます。
費用	無料（一切かかりません）
対象	・東京大学・大学院卒・20?30代・社会人として勤務経験のある方