現在コロナウイルスの影響も気になっている方も多いかと思います。
緊急事態宣言も明け、多くの会社が通常勤務に戻っている中、テレワーク・在宅勤務を続ける企業もありますが、中途採用においてはファーム・企業の大半が採用活動を継続しています。
実態としては、徐々に選考スピードも通常を取り戻していますが、多くの企業が対面での面接は避ける形で電話、Webでの面接に移行して採用活動を行っております。これを機会に物理的に距離が遠い方、平日昼間の面接が難しい方もうまく選考を進めているケースが多くなってきました。
アフターコロナで景気後退を心配に思っている方もいらっしゃるかと思いますが、中途採用の場合、景気に陰りが出てきますと、各社とも採用枠が縮小傾向となり、面接での評価は高いものの採用枠との兼ね合いがネックになるケースが出始め、少し前であれば内定を獲得できた方も、タッチの差でご縁が無くなってしまうリスクが出てきます。
大幅な景気後退となりますと、最悪の場合2,3年は大きくチャンスが遠のく可能性もありますので、弊社としては、向こう1-2年以内にご転職をお考えの方に対しては、採用が続いている今のうちになるべく早く動かれることをおすすめしております。
(年齢が増すと現在と同じ条件ではなく、企業側が求める要件もさらに厳しくなります。過去こういった景気の波でチャンスを逃してしまったケースも多いです。)
コンサルタントへのご転職をお考えの方はまずは弊社までご相談頂ければ幸いです。
戦略系ファームについては、ここ数年の傾向を引き継ぎ積極採用中です。
基本的に事業会社からのポテンシャル採用を行っていますが、ファームによっては第二新卒クラスの採用を積極化したり、30代後半の専門性高い人材を積極的に採用する方針を出していたりしますので、昨年以上と言っても良いかもしれません。
年齢層別でみますと、第二新卒クラスは、昨年は採用を控えていたファームも今年から積極採用に転じたり、昨年積極的に採用していたファームは今年も引き続き積極採用モードです。
20代半ばから30代半ばは、戦略ファームが最も採用したい層ですが、こちらは依然として積極採用です。戦略ファームは少数精鋭ですが、ここ数年の業績好調のファームがが増えていますので、その結果採用人数自体が増加傾向にあります。選考基準は基本的に変わっていないですが、後述する業界の専門知識も加味されえますのでチャンスが徐々に広がっているとみることもできます。
30代後半は、昨年に引き続き、より高い業界知識や専門性を持つ方を採用する傾向が強まっています。また、AIやIoT、ロボティクス、アナリティクス、デジタルなどの新しい技術の知見がある方も非常に求められています。
業界別でみますと、製造業(特に自動車)、通信ハイテク、ヘルスケア、素材系、金融(特に生損保)、IT系(SIer、ベンダー)、商社、官公庁など、非常に幅広い業界の方を求めています。
これらの業界経験、専門性が高い方は30歳後半でも採用される可能性が高まっています。
専門性としては、特に近年は戦略系ファームでも戦略の実行支援や全社トランスフォーメーションなどのプロジェクトが増えており、営業やCRM、サプライチェーン(SCM)、研究開発、生産技術・生産管理などの領域の専門性が高い方が求められています。
また、戦略立案段階からITの知見を要するプロジェクトも増えているため、IT全般(オープン系、インフラ、ネットワーク等)やデジタル系(WEBマーケ・広告、アナリティクス等)の知見を持つ方が求められていますし、戦略立案もアジャイル型になりつつあるため、アジャイル開発の経験者にも興味を持ち始めています。
上記の業界知識や専門性に加えてコンサルティング経験がある方は、戦略コンサルタントとして早期の立ち上がりが期待できるため、総合系やシンクタンク系ファーム、独立系ファームからの転職事例も増えています。
英語については、日本企業は年々海外にシフトしていますので、グローバルプロジェクトの増加を背景として英語力が高い方の採用ニーズは益々高まっていますが、国内プロジェクトも多いため選考ステップの中で英語を必須にしているファームはまだ限られている状況です。
2020年には景気が落ち込むという予想や、RPA(Robotic Process Automation)の普及により昨年はメガバンクが大量の人員削減を行うことにしたり、今後AIがさらに進化・普及すること等を考慮しますと、今年は戦略コンサルタントへの転職のベストタイミングではないかと思います。
不景気になればコンサル経験者のみでポテンシャル採用をしないファームも出てきます。今後のキャリア形成も含め戦略コンサルタントへの転職はキャリアの上で優位になる可能性が高いです。まずは業界研究や情報収集などのご相談からでも全く問題ございませんので、お気軽にお問合せ下さい。
新卒採用とは違い、中途については通年採用を実施しているコンサルティングファームが大半です。しかし、採用目標の達成度やプロジェクト受注状況に応じて、各社の採用意欲は大きく上下します。半年前なら受かったであろう人でも、現在では状況が変わってしまって不採用になる、あるいは現状では不採用の可能性は高いが、もう少し待てば採用の可能性が上がるといったことも珍しくはありません。
コンサルティング業界に精通している方ではない限り、応募時の各社の採用意欲までは判断できないと思われます。そのため、実際に転職したい場合には業界に精通した人材エージェントを通すのが望ましいと思われます。
入社月を年何回と決めているコンサルティングファームもあるので、現職の都合で大欲時期が限定される人の場合には、早めに情報収集をしておくことをお奨めします。
プロセスに関しては、会社によって会社説明かがあったり、筆記試験がなかったり、ケースインタビューがあったり、あるいはプレゼンテーションを求められたりとファームによって若干違いがあります。
ケースインタビューケースインタビューに関しては、新卒採用より中途の場合のほうが高度な設問であり、より納得できる解答を求められます。
たとえば、「あなたが自社の社長だとしたら今後の戦略をどうするのか」「今朝の日経新聞読みました?その一面に○○社の××事業撤退の記事がありましたが、どうしてうまくいかなかったんでしょうね?」などの比較的、漠然としたものから、「これこれこういう課題をもつクライアントからIT導入で課題を解決したいと相談を受けたけれども、あなたならどう答えます?」「(資料を渡されて)20分考える時間を与えますので、この事例についてあなたの考えを聞かせて下さい」といった具体的に条件設定する場合もあります。
入社後の話になりますが、コンサルタント未経験者の場合には入社後のポジションは通常「アナリスト」か「コンサルタント」になります。コンサルタント経験者の場合、「マネジャー」「パートナー」での採用もあります。コンサルタント経験者の場合、「どこに所属していて、どういう職位だったか」でだいたい評価は出来るので、面接主体でそのコンサルティングファームろの相性や方向性の確認などが中心の採用試験になるようです。
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