株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン インタビュー 2011年

株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン 儘田様・流石様

本日は株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン、儘田様・流石様にお話を伺ってきました。現役コンサルタントの生の声を是非お聞き下さい。

  1. 儘田様・流石様のご経歴と転職の経緯
    「日本医療を変えたい」というそれぞれの志を胸に
    医師・薬剤師から医療コンサルタントへの転職

  2. グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンの魅力
    診療内容まで踏み込んだ分析結果から
    「経営の質」と「医療の質」を担保する手法がGHCの魅力

  3. 新人研修制度
    プロジェクトリーダーになるまでには1〜3年
    チャレンジ精神旺盛の人にはぴったりの会社

  4. コンサルタントをしていて嬉しかったこと
    クライアント病院からの満足と感謝の言葉が日々の仕事の活力に

  5. カルチャー
    上下の垣根がないフラットな関係
    在宅勤務で仕事を効率化

  6. 今後のキャリアプラン
    小児医療と地域医療に貢献できるような仕事を

  7. グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンの求める人材
    変化を恐れない「医療を良くしたい」という強い情熱をもつ人材

「日本医療を変えたい」というそれぞれの志を胸に、
医師・薬剤師から医療コンサルタントへの転職

movin:

本日は、お忙しいところありがとうございます。
まず、お二人のご経歴と転職の経緯をお聞かせください。まず儘田様お願いいたします。

儘田様:

儘田様 私は、大学の医学部を出た後、13年ほど、小児科医として臨床に携わっていました。小児科で診療にあたるなかで、マンパワー不足などが原因の医師を圧迫する過重労働を肌で感じていました。当時は、寝る暇も食べる暇もないほど、昼夜関係なく病院から呼び出され、対応していましたから。こうした現状を変えるにはどうしたら良いのかと考えているうちに病院の経営に興味を持つようになったんです。そこで、経営を知るためには、「財務」を知らなければならないと考え、公認会計士の資格を取得しました。その後、2007年に大手監査法人に就職し、一般企業、製薬企業、大学病院などの会計監査を行うなかで、経営にかかわるさまざまな話を聞き、財務状況を立て直すお手伝いをしてきました。そこで3年が過ぎた頃、もっと病院に特化した経営の効率化について知りたいという欲求が強くなり、病院経営のコンサルティング会社を探しはじめました。

movin:

そこで、数あるコンサルティング会社のなかで、なぜグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(以下GHC)を選ばれたのでしょうか?

儘田様:

GHCに興味をもったきっかけは、単純なんですが、ホームページを見て「自由度の高い楽しそうな会社だな」と思ったからです。GHCに入る直前に所属していた監査法人は、社員・職員が約6000人いる非常に大きな会社でした。組織が大きいと「何かしたい」と考えても実現するまでに時間がかかるうえに制限が多く、自分の考えた通りに動くことができない場合が多かったのです。私は、長い間、売り上げの規模から考えても中小企業のような組織である、病院のなかの一診療科で医師として働いていましたから、かなり小回りのきく世界で、自由に自分のやりたいことをやってきました。そのため、監査法人で勤務していた頃は、大企業のシステマチックな体制を大変窮屈に感じていたんです。そのような不満もあり、GHCのホームページにあるスタッフ紹介などを読み、社員全員の顔がみえる風通しの良い会社だと考え、応募しました。実際に働いてみると、自分の直感が正しかったと感じています。

movin:

なるほど。では次に流石様のこれまでのご経歴や転職経緯などをお聞かせください。

流石様:

流石様 大学の薬学部を卒業後、GHCに入る前までは、大手製薬メーカーで営業職(MR)として働いていましたが、大学院生の頃、薬剤師として病院で働いていた経験もあります。その時から考えていたことが、「薬剤師の地位の向上」です。病院薬剤師の先生方は非常に勉強されていて、豊富な専門知識も有しているのに、病院での立場や給料等で、その努力が報われていないと感じました。その原因は、薬剤師が病院に「収益」をもたらす力がないからではないかと思ったんです。収益の仕組みを学ぶことによって、薬剤師がもっと評価されるような方法を見つけることができるのではないか考え、大学院卒業後、大手製薬メーカーに就職しました。MRとしてさまざまな病院をまわるなかで、自治体の財政悪化、病院の経営不振に起因する地方の医療崩壊を目の当たりして衝撃を受けたんです。特に田舎は、病院は町のインフラとしての色合いが濃く、病院がなくなってしまうと住む人が減り、衰退していきます。地方出身者だった私は、とても他人事には思えず、「地域の活性化に関われる仕事をやりたい」という気持ちが強くなっていきました。 そこで、さらに、ビジネスマンとしての視野を広げ、経営に関する知識を深めるために、製薬メーカーを辞めてビジネススクールに入学し、経営学修士(MBA)を習得しました。その後、転職活動中にこれまでの経験を活かし、地域医療の活性化や病院内での薬剤師の地位向上に貢献できる仕事はないかと考えた結果、医療系のコンサルティング・ファームの仕事にいきついたのです。

movin:

そこでなぜGHCを選択されたのですか?

流石様:

良い意味で規模が小さかったからです。会社の規模が小さいほうが、言いたいことがあった時に、直接、トップに言うことができると思いましたし、何より貢献度合いの大きさを感じることができると思いましたから。MR時代には、年間数億円売ったとしても1兆円規模の会社の売り上げからすると、自分の仕事は1パーセントにも満たないんです。そうすると、自分がとてもちっぽけな存在にみえてきて、会社にとって本当に小さな歯車の1つにしか感じることができませんでした。その点、規模が小さいと、会社を支えるための「太い柱」になれるのではないかと思いました。それは「やりがい」にも通じていくものだと思いますから。

movin:

実際、GHCで働いてみてどうでしたか。

流石様:

心身ともどもすごく充実しています。「太い柱」になるということは、その分、責任も大きいですが、コンサルティング契約を結ぶと、会長、社長も含めみんなで自分の努力を心から喜んでくれます。月に1回開催されている、全体会議の場でも新たにコンサルティング契約を結んだ仲間を社員全員が拍手で称えてくれます。モチベーションを高いレベルで維持していくためにも、そうした会社との一体感とか精神的なつながりを感じる機会って結構、大切だと思うんです。そういった意味でGHCでは大企業では感じることができない、絆みたいなものを味わうことができます。

診療内容まで踏み込んだ分析結果から「経営の質」と「医療の質」を担保する手法がGHCの魅力

movin:

お二人とも医師や薬剤師、MRでの経験から日本医療に問題意識を持ち、ご自身の能力を存分に発揮できると考え、GHCにご入社されたんですね。では、GHCで働いていく魅力はどんなところでしょうか。

流石様:

GHCには、医師や看護師、歯科医師など、医療系のバックグランドをもつスタッフが多いため、コンサルティングの過程で急性期病院の診療内容まで踏み込んで分析し、アドバイスをしていけることが大きな魅力です。

儘田様:

儘田様 そうですね。医師である自分がGHCに入社したのも「診療内容まで踏み込んだ分析をできる」という仕事内容にひかれたからです。診療内容まで深堀して分析した結果から、病院経営を立て直すサポートができなければ、医療機関の経営コンサルタントになる意味がないと考えていましたから。GHCほど、診療内容まで踏み込んで分析できる会社はなかなかありません。医療機関のコンサルティングを手がけている会社はほかにもありますが、大体、財務系コンサルをメインにしているところが多いんです。しかし、病院は特殊な場所ですから、「財務」の面からだけのコンサルティングを進めていった場合、「医療の質」を落としてしまうことがあります。そうすると、患者さんが離れていき、長い目でみると、経営が悪化してしまう可能性があるんです。GHCは、臨床現場で実際に患者さんに接してきた医療系の専門家集団ですから、「医療の質」を維持することが病院にとっていかに大切かを理解しています。だからこそ、GHCでは、常に「経営の質」と「医療の質」の両方を担保することをモットーに、経営カイゼンをすすめていきます。 これがほかのコンサルティング・ファームにはない、GHCの特長だと思います。

流石様:

医療従事者の経験があるからこそ、みえてくる経営改善のポイントってありますから。GHCはこれまで国内約700病院の経営指標を分析してきました。この蓄積されたデータには、ほかのコンサルティング会社では身に付けることができない、急性期病院のコンサルティングノウハウが詰まっています。これは、GHCの大きな財産ですね。

プロジェクトリーダーになるまでには1〜3年、チャレンジ精神旺盛の人にはぴったりの会社

movin:

では具体的に現在かかわっているプロジェクトはどのようなものでしょうか。

儘田様:

私は、5つの医療機関のコンサルティングを担当しています。民間病院から、地方の公立病院まで、地域も規模もバラバラです。そのほかにも会社で開発している病院経営支援サービスである「病院ダッシュボード」の財務分析の監修など、複数のプロジェクトに携わっています。これまで経験がないような新しいプロジェクトも信頼してまかしてもらうこともあります。そうした場合、はじめは多少の不安がありますが、実際に取り組んでみると、自分の新たな能力に気づかされたり、力量を試すことができるため、とても刺激的です。GHCに入って自分の仕事のキャパシティがかなり広がったと感じています。

流石様:

そうですね。自分の能力を試したいと考えているチャレンジ精神が旺盛な人には、満足できる会社だと思います。私は現在、公的病院や医療法人など、5つの医療機関の経営コンサルティングを担っています。また、「病院ダッシュボード」では、マーケティングを担当しています。これは、MRでの営業経験を活かすことができる、大変おもしろいプロジェクトです。

movin:

そうしたプロジェクトをまかされるまでには、どのような教育を受けるのでしょうか。

儘田様:

はじめに、プロジェクトリーダーと一緒に医療機関をまわり実務経験を積んでいきます。病院をまわるなかで、さまざまなことを教えてもらえるため、自分がプロジェクトリーダーになった時にも大きな不安はありませんでした。

流石様:

私も何人かのプロジェクトリーダーとともに医療機関を訪問し、非常に多くのOJTの機会を与えていただきました。

movin:

どのくらいの期間で1つのプロジェクトをまかされるようになるんですか。

流石様:

個人の頑張り次第です。私は2年弱くらいで、プロジェクトリーダーとして自立し、1人で病院をまわるようになりました。

儘田様:

大体、1年から3年くらいでプロジェクトリーダーとして独り立ちしていきますが、それまでの経験やスキルなども考慮されますから、プロジェクトリーダーになるまでに要する期間は、個人の能力によります。プロジェクトリーダーになると1人で病院を訪問し、コンサルティングを手がけられるようになります。私は1年くらいで、病院をまかされるようになりました。また、プロジェクトリーダーになるまでには、アナリストとして各プロジェクトリーダーの指示のもと、病院の経営指標となる素材を分析する業務を担います。プロジェクトリーダーはアナリストが分析したデータをもとに担当している医療機関で経営カイゼンに向けたアドバイスなどを行っていきます。

movin:

ご自身がプロジェクトリーダーとしてかかわったプロジェクトのなかで、印象に残っていることはありますか。

儘田様:

ある先進的な取り組みを行っている民間病院のコンサルティングを担当しているんですが、その病院では、コスト削減に向けた多くの取り組みがすでに実践されています。そのなかで、コンサルタントとして成果を出していかなければならないため、常に高いレベルの結果が求められますし、チャレンジングな取り組みをどんどん提案していかなければなりません。それはプレッシャーが多く非常に難しいことなのですが、同時に学ぶことも多いです。そのため、自分を向上させるうえで、たいへん有用な経験となっています。

流石様:

流石様 私は、GHCに入社してもうすぐ3年になりますが、携わったすべてのプロジェクトが自分の糧になっており、今でも日々、成長させていただいていると感じています。クライアント病院様とともに、期待される成果を出していくためには、クライアント病院様にお叱りを受けたり、社内の先輩から厳しい言葉をいただいたりすることもあります。その時は本当につらいのですが、振り返ってみると、そうした苦い経験が、成功体験よりも自分を大きく成長させてくれたことも事実です。今では、そうした経験も含めて、すべての経験が自分にとってプラスに作用していると実感しています。




クライアント病院からの満足と感謝の言葉が日々の仕事の活力に

movin:

お話を聞いているとストレスや責任の大きい職業だとは思いますが、コンサルタントをやっていて「楽しい」と思われる、瞬間はどんな時ですか。

流石様:

実際に数字的にも成果をあげ、その結果に満足していただいたクライアント病院様から、「こんなに変わった。ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時ですね。クライアント病院様には、期待以上の成果を出さなければならないと考えていますから、その分、プレッシャーも大きいです。だからこそ、クライアント病院様に満足していただけた時の喜びは本当に大きいんです。

儘田様:

私もクライアント病院様に喜んでいただいた時には、「コンサルタントをやっていて良かったな」と思います。そもそもコンサルティングは、サービスを受けていない状態で、お金を出すと決めなければなりません。ある意味、コンサルタントへの「信頼」と「期待値」に対価を支払うわけです。そんななかで成果を出し、クライアント病院様にも納得していただけた時は本当にコンサルタント冥利につきるというか、自分自身も大きな満足感を得ることができます。

上下の垣根がないフラットな関係 在宅勤務で仕事を効率化

movin:

現在、一人前のコンサルタントとしてご活躍されている、お二人ですが、コンサルタント未経験でGHCに入社されて不安などはありませんでしたか。

儘田様:

GHCはアットホームな雰囲気で、上下の垣根なく質問しやすい環境ですから、会社に馴染むのにも仕事を覚えるのにも時間はかかりませんでした。

流石様:

私は、不安を感じている暇はありませんでした。GHCでは、入社後から、すぐにさまざまなプロジェクトにかかわることができるため、走り続けていたら、いつのまにかあらゆるスキルが備わっていたという感覚ですね。

movin:

GHCは在宅勤務ですから、基本的にはパソコンを通したコミュニケーションが多いと思いますが、社内スタッフとのコミュニケーションが希薄になることはないのでしょうか。

流石様:

確かに会社に通勤して働く場合よりも、社員が顔を合わせる機会は少ないですが、電話などではいつでも話せますし、月1回開催される、社員全員での懇親会や、年2回の社内研修などを通して、交流を深めることができます。

儘田様:

現在は、さまざまな情報通信手段がありますから、スタッフ同士のコミュニケーションが希薄になることはありませんし、人数が少ないせいか、スタッフ同士の仲が良いです。それに、在宅勤務だと、通勤などに要する無駄な時間を省くことができるため、集中して、効率的に仕事をできます。

小児医療と地域医療に貢献できるような仕事を

movin:

では、今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか

儘田様:

儘田様、流石様 小児専門病院のコンサルティングなどを通して、小児医療の現状を世の中に訴えていきたいと考えています。小児科医の不足など、日本の小児医療が抱えている問題はたくさんあります。しかし、小児科医は日々の業務に追われ、日本の医療という大きな枠組みのなかでの小児医療をいかにしていくかというビジョンに欠けているところがあります。今後の小児専門病院がどうあるべきかについて、小児病院を分析したデータをもとにさまざまな提案をしていきながら、小児医療の未来を考えていきたいです。

流石様:

私は、単に担当する病院の経営を改善するだけでなく、その病院が属している地域全体の医療の質を向上させられるようなアクションにつながる仕事をしていきたいと考えています。

変化を恐れない「医療を良くしたい」という強い情熱をもつ人材

movin:

最後に、こういう方に是非来てほしいというような人材像を教えてください。

儘田様:

性別を問わず、チャレンジ精神に溢れている若い世代の方と一緒に働いていきたいです。また、GHCでは、求められるスキルがどんどん変化していきます。ですから、変わることを恐れない臨機応変に仕事をこなしていける方に是非、来て欲しいです。

流石様:

儘田様、流石様 私はお互い、一緒に高めあっていける方に入社してほしいと考えています。「医療を良くしたい」という強い情熱を持ち、それを実現するためにGHCのスタッフと一丸となって働いけるタフな方、お待ちしています。




movin:

本日はお忙しいところ本当にありがとうございました。

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