立花 良範氏(Digital Sales) インタビュー アクセンチュア デジタル(Accenture Digital)特集

募集職種

執行役員
デジタルコンサルティング本部 統括本部長
立花 良範

東京大学教養学部を卒業後、現在のアクセンチュア株式会社へ入社。業務用のプログラムの基盤設定を行うなど、主に通信・ハイテク業界のクライアントをサポート。プロジェクトマネジャー時代には、数百人規模の大型オフショア案件の統括も経験。2015年9月1日より現職。デジタルコンサルティング本部を統括している。

Digital Salesチームについて

ムービン

本日はアクセンチュア 執行役員 デジタルコンサルティング本部 統括本部長の立花様にお話を伺います。立花様、本日はよろしくお願いいたします。

立花様

はい、よろしくお願いします。

ムービン

近年、重要性を増してきたデジタルの分野ですが、具体的にクライアントからはどのような依頼が多いのでしょうか?

立花様

デジタルマーケティング、Iot、Fintechの3つの依頼が多いです。
デジタルマーケティングについては、時代の変化を感じ何かしなければいけないと考えているが、具体的に何をすれば良いか分からないといったクライアントからの依頼が多いです。こういった悩みに対して代理店では対応が難しいですが、アクセンチュアであれば対応が可能です。
IoT(mark_enet of things)については、ドイツのIndustry4.0の影響もあり本気で取り組もうとする企業が増えています。そのプランニング、サービス戦略を手掛けるだけでなく、アクセンチュアが実業まで踏み込むケースも増えてきています。
Fintechについては、景気が上向きで投資モードに入ってきたメガバンクや、業界の将来性に危機感を持つ保険会社など、金融系のイノベーションプログラムが非常に多いです。

ムービン

他のコンサルティングファームでもデジタル部門立ち上げの動きが広がっていますが、他社と差別化するための取り組みとしてどのようなことを行っていらっしゃいますか?

立花様

mark_enet Consortiumにアクセンチュアドイツの社長がジョインしています。そこから得られる海外の先進事例や海外とのネットワーク、日本へのローカライズなどに期待してアクセンチュアへご依頼頂くケースが多いですね。

ムービン

具体的な他社との差別化ポイントはどのような点でしょか?

立花様

プロダクトベンダーと比較した際の強みは、プロダクトに縛られずサービス提供できる点です。
他コンサルティングファームと比較した際の強みは、社内にデータサイエンティストやBPOサービスを抱えているため、上流だけでなく実行支援まで一気通貫でできる点です。

プロジェクト事例

ムービン

具体的なプロジェクト事例についてもう少しお聞きすることはできますか?

立花様

グローバルでの事例と国内での事例と両方お話させていただきます。
グローバルでは、鉱山の採掘現場で動いている工作機器や作業員の方にウェアラブルやセンサーをつけて工程の進捗状況や生産性を可視化する、ドローンを飛ばして全体の人の配置状況や進捗の管理、安全性の管理に活用する、といったサービスを行っています。
国内では、IoTを演出する精密機器や機械インフラを提供されている企業様に対して、IoTビジネスを推進していくための事業推進をコンサルティングしていく、一緒にビジネスを推進していくといったことを行っています。

ムービン

デジタル領域では技術力も非常に要素だと思いますが、御社の技術力の源泉はどこにあるのでしょうか?

立花様

一番は教育ですね。トレーニングに莫大なお金を投資しています。二番目はオポチュニティーがたくさんあることです。国内・海外含めて様々なオポチュニティーがあり、経験やナレッジの豊富さが強みです。
また世界中にテクノロジーラボやアクセンチュアオープンイノベーションチームといった、最先端のテクノロジーナレッジをキャッチアップしている研究機関がありますので、他のコンサルティングファーム等と比較してナレッジのキャッチアップが早いと思います。ただし、要素技術そのものを研究しているわけではなく、ソリューションやサービスとしてどのように役立つかという観点で研究を行っています。

ムービン

最近大きく組織改編がありましたが、アクセンチュアストラテジーからもデジタルに多く移動されたのですか?

立花様

デジタルは経営の一大テーマですので、アクセンチュアストラテジーの中にも“デジタル”のケイパビリティは残しています。ただしフェーズが違います。アクセンチュアストラテジーの仕事は一番初めのプランを描くところですが、アクセンチュアデジタルの役割は戦略だけでなくそれを実現していくところまで支援していきます。

ムービン

アクセンチュアデジタルの組織風土はいかがでしょうか?

立花様

デザイナーなどこれまでアクセンチュアにいなかったような人材も多く在籍しているため、他のアクセンチュアのグループとは組織風土は違いますね。私は今日はスーツですが、普段このような格好をしていることはあまりありません。服装などカジュアルな社員が多いですし、非常に自由闊達な雰囲気ですね。

求める人材像について

ムービン

具体的に直近ご入社された方はどのような方なのでしょうか?

立花様

スマートメーターやユーティリティの分野で、ある企業の社長をされていた方です。その方にはマネジングディレクターとしてご入社頂きました。コンサルティング経験はお持ちではなかったですが、企業の経営者を経験されてきていたという点が評価されました。

ムービン

マネジャーやシニアマネジャークラスだと、どのような方の採用を想定されていますか?

立花様

一番はコンサルティングファーム出身の方です。インダストリー系の方やテクノロジー系の上流部分を経験されてきた方がイメージです。コンサルティング経験というのはやはり重要で、お客様のニーズと弊社で持つシーズを上手く併せていくことや、弊社に在籍するデザイナーやマーケターを上手くマネージしてプロジェクトを推進していく力をお持ちだからです。グローバルの仕事もかなり増えていますので、英語はできた方が良いですね。

ムービン

基本的な部分ですが、職位毎の役割の違いについて教えていただいてもよろしいでしょか?

立花様

一つ一つのプロジェクトの中で、その中の一つのチームを仕切ることができるようになることがアナリスト、コンサルタントの役割です。マネジャーは一つのプロジェクトをマネージできることを求められます。シニアマネジャーは複数のプロジェクトのマネジメントや、マネジングディレクターに同席してクライアントに対して提案し新たな仕事を作っていく動きを求められます。マネジングディレクターがいなくても新しい仕事をクライアントに提案し獲得できるようになるとマネジングディレクターに昇進します。

ムービン

売上責任はどの職位から持つのでしょうか?

立花様

売上責任を持つのはマネジングディレクターからです。ただし、シニアマネジャーがマネジングディレクターに昇格する際には売上が一つの評価指標になります。シニアマネジャーとしての評価自体には売り上げは影響しません。

ムービン

選考プロセスはいかがでしょうか?

立花様

マネジングディレクターが4名いるのですが、私と他3名のうちだれか1名とお会いいただきます。人によってはマネジングディレクター面接の前にシニアマネジャーとお会いしていただくこともあります。
選考ではインタラクションを非常に重視しています。相手の言っていることを理解し解釈して、自分の言葉で提案することができるか、といった点を見ています。

ムービン

求める人物像や選考プロセスについては大変理解できました。ありがとうございます。
今後のアクセンチュアデジタルとしてビジョンや力を入れていきたい領域などはありますか?

立花様

私は、これから3年でアクセンチュアデジタルの売上を3倍にしていきたいと宣言しています。そのためには時間チャージの頂き方だけではだめだと考えています。お客様にもたらしたバリューベースでのフィー体系も組み合わせていくことが求められると思います。

ムービン

最後に、今回のポジションの魅力についてお聞きできますでしょうか?

立花様

将来的に事業経験や子会社の社長経験を積める可能性があるという点が一番の魅力だと思います。コンサルティングもあり方が変わってきており、最近はアクセンチュアもリスクを取って一緒にビジネスを推進していくという機会が増えています。その中で、将来的には子会社を立ち上げるといったことも出てきます。そのような中で、コンサルティングだけでなく実際にご自身で事業を経験していただくといったことが可能になります。起業志向のある方などには非常に合うと思いますね。

ムービン

なるほど、大変良く理解できました。本日はお時間を頂き誠にありがとうございました。

アクセンチュア デジタル(Accenture Digital)特集

アクセンチュア 会社概要

会社名 アクセンチュア株式会社 (Accenture Japan Ltd)
URL https://www.accenture.com/jp-ja/
設立 1995/12/01
代表 取締役会長 程 近智
代表取締役社長 江川 昌史
所在地 東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ

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