第2新卒・若手層の金融業界転職
入社2・3年が過ぎたころになると、4月に入社してくる新入社員を、前に自分自身が新入社員であった方は、懐かしさと時の流れの早さをお考えではないでしょうか?
一方で、ある程度仕事にも慣れ、会社のことが分かってくるにつれ、
・今の仕事は残念ながら自分のやりたい仕事にはつながらない。
・自分の成長曲線が鈍化してきており、よりストレッチできる環境に身を置きたい
・会社の方針と自分の想いにズレを感じてしまう
といった想いを抱いてしまっていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
今回は、入社後2年・3年経ち、ある程度仕事に慣れてきたことを契機に、改めてキャリアの方向性を検討したいという方を対象に、第2新卒・若手層の金融業界での転職事情についてまとめさせていただきました。
特集 目次
第2新卒層・若手層の範囲
第2新卒層・若手層が転職する上での留意点
第2新卒層・若手層歓迎の求人案件ム
第2新卒層・若手層の範囲
金融業界に限ったことだけではなく転職市場において、「第2新卒採用」「第2新卒を募集」という場合、一般的には職務経験3年未満の層を指します。
1つの仕事に習熟するには少なくとも3年必要という考えから、3年を区切りとしているようですが、第2新卒という言葉が浸透してきたのは、05年〜07年であり、概念としては新しい部類に入ります。
企業側としては、「社会人として基本的なマナーや動作は習得しているが、まだ1つの会社の色に染まっていないポテンシャルが高い人材を採用したい」とのニーズから、第2新卒層の採用を行います。
一方、転職市場において「若手を歓迎」「若手を募集」という場合、こちらは定義ははっきりしておらず、業界や会社、文脈によって対象範囲は異なってきます。しかし、あえて定義をするとすれば、
1) 若手=20代(〜28歳程度まで)
2) 若手=30代前半(〜33歳程度まで)
のどちらかに当たることが多いかと思われます。企業側のニーズとしては、当然ながら同じ仕事をしている即戦力となる若手人材を最も歓迎しますが、当該業務未経験者をターゲットとすることもしばしばあります。
1)の「若手=20代(〜28歳程度まで)」の場合は、「当該業務のベースとなる経験(営業、ファイナンス知識、商品知識等)をある程度持っており、ポテンシャルを感じさせる方を採用したい」というニーズが、
2) 若手=30代前半(〜33歳程度まで)の場合は、「当該業務の経験がなくとも、非常に近しい経験(業務に直結している経験)をしている人材を採用したい」というニーズがあります。
第2新卒層・若手層が転職する上での留意点
年齢が若いうちであれば、万が一最初の転職で上手く成功できなくとも、リカバリーのチャンスが残されており、上記の点では決して「高リスクな転職」となる例は少ないです。しかしながら、特に日本の大企業に勤めている方の場合、崩壊しつつあるとはいえ安定した終身雇用・プロパー重視の世界から飛び出し、チャレンジすることになりますので、転職に当たっては熟慮することを推奨します。
また、ネガティブな理由から「とりあえずの転職」を繰り返し、「ジョブホッパー」となってしまうことは、最も避けるべきかと思います。
特に、一部の会社では「自社が3社目(過去の転職回数は1回のみ)の方のみを対象とする」といった形で、書類選考の段階で明確に転職回数にハードル設けている企業もあり、徒な転職は可能性を狭めることにつながりかねません。
しかしながら、「第2新卒・若手層の範囲」でも記述しましたように、年齢を経るにつれ企業側の採用目線は「職歴」「即戦力性」を重視するようになりますので、現在の仕事内容が自分自身のやりたいことと乖離している場合、年齢を経るにつれ、希望が叶う可能性は少なくなってしまいます。
転職のタイミングは非常に難しい問題かと思いますが、「良い答」にたどり着くためには、まずは業界の慣習や実態を知っている業界人や専門エージェントとディスカッションし、「良い情報」を仕入れることが一番かと思います。
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ご自身の可能性を知りたいという方はぜひ一度弊社スタッフへお問い合わせください。
ご自身では気づかれない可能性も見つかるかもしれません。
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