不動産金融・アドバイザリーポジションの最新転職動向
「3大都市圏の公示地価が全地点の51.3%で上昇!」
「海外投資家のJリートの年間売買額が6.2兆円と、前年の3倍に急増!」
リーマン・ショック以降、景気の良い話を耳にすることが少なかった不動産業界ですが、近頃、不動産金融業界を中心に明るいニュースを耳にする機会が増えてきたように感じます。
転職市場におきましても、不動産ファンド業界で新規ポジションがオープンになったり、既存の採用ポジションのハードルが下がったりと、引き続き少数精鋭の採用方針ではあるものの、業界全体として採用が少しづつ積極化してきているように感じます。
また、不動産関連のアドバイザリーファームでは、賃料改定コンサルティング業界を中心に、金融業界出身者、法人セールス経験者を主なターゲットとし、積極採用モードを継続しております。
そこで、今回は不動産金融・不動産アドバイザリー業界の各ポジションにおける、転職事例、評価ポイント、最新の採用ポジションについてまとめさせて頂きます。
特集 目次
A様の場合:メガバンクRM→ハンズオン型再生ファンド
B様の場合:不動産専門アドバイザリーファーム→不動産ファンド
C様の場合:メガバンクRM→不動産専門アドバイザリーファーム
最新の不動産金融関連ポジションの求人例
A様の場合:メガバンクRM→ハンズオン型再生ファンド
ご転職内容 |
メガバンクRM→ハンズオン型再生ファンド |
ポジション |
不動投資アセットマネージャーポジション |
志向・経緯 |
メガバンクでRM業務を行う中で、ファイナンスに関する幅広いスキルは身についてきたものの、尖った専門性が醸成されてい点に危機感を覚え、これまでの経験を活かしながら、より専門的な分野でキャリアを構築できるポジションを求め、ご相談に来られました。
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評価ポイント |
基礎的な財務分析力
地頭の良さ
同ポジションへの志望度の高さ
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B様の場合:不動産専門アドバイザリーファーム→不動産ファンド
ご転職内容 |
不動産専門アドバイザリーファーム→不動産ファンド |
ポジション |
アレンジャー |
志向・経緯 |
もともと、不動産領域のアドバイザリー業務を行っておられる方でしたが、以前よりバイサイドに移りたいというご意向をお聞きしており、この度フィットする同ポジションがOPENになり、見事をオファーを獲得されました。
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評価ポイント |
不動産ビジネスに関する基礎的な知見
コミュニケーション能力
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C様の場合:メガバンクRM→不動産専門アドバイザリーファーム
ご転職内容 |
メガバンクRM→不動産専門アドバイザリーファーム |
ポジション |
賃料改定コンサルタント |
志向・経緯 |
前職にて、不動産専門のアドバイザリーファームの方とお仕事をする機会があり、それがきっかけとなり不動産金融領域のお仕事にご関心をお持ちになられ、弊社にご相談に来られました。
幅広く不動産金融業界のポジションにご応募される中で、ご縁のあった不動産専門のアドバイザリーファームへご転職を決意されました。
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評価ポイント |
基礎的な財務分析力
セールスマインド
同業界への志望度の高さ
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いかがでしたでしょうか。
今回の3つの事例は一例ではございますが、やはり不動産金融業界の採用方針が、未経験であってもポテンシャルが高ければ検討するという方向に少しずつ変化してきているように感じます。
その中でも評価ポイントは、『基礎的な会計・財務の知見』、『何らかの不動産関連の知見』等があげられるかと存じます。
いずれにせよ、アベノミクスを中心とした景気対策により、不動産市況が回復し、国内外の機関投資家が日本の不動産への投資スタンスを見直しつつある現在は、不動産金融業界へのキャリアを検討する良い機会になるかと存じます。
不動産金融関連ポジションの求人例
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