銀行・証券リテールからのM&A・財務アドバイザリー転職【成功事例】
銀行や証券会社において、法人向けにM&AやIPO、資金調達など、資本政策に関連する提案営業をされている方は、財務会計の知見を有していますので、財務アドバイザリー領域では、公認会計士有資格者と同様にニーズが高いですが、一方で銀行や証券会社にて、個人向けに金融商品の営業を行っているリテールセールスの人材は、金融商品やマーケットに対する知見は秀でているものの、財務会計の知見は有していないため、財務アドバイザリーへの転職はハードルが高いと言えます。
しかし、現在の転職市場では、財務アドバイザリー領域においても好景気が続いており、採用熱が高まっている背景から、リテール人材についても門戸が開かれております。特に、ソーシングを中心とした部門ではリテール人材の営業力が高く評価され、好条件で転職を成功させるケースも少なくありません。
今回は上記ケースに該当する、銀行・証券リテールから財務アドバイザリーへの転職成功事例をご紹介致します。
M&A業界への転職方法については未経験からのM&A転職をご覧ください。
特集 目次
事例1:A様の場合 大手証券A社(リテール)→独立系財務アドバイザリー(資本政策部)
事例2:B様の場合 大手証券B社(リテール)→独立系有名アドバイザリー(事業開発部)
事例3:C様の場合 大手証券C社(リテール)→独立系M&Aアドバイザリー(M&Aアドバイザリー)
事例4:D様の場合 大手銀行A社(リテール3年、与信1年半)→独立系有名財務アドバイザリー(事業再生部門)
A様の場合 大手証券A社→独立系財務アドバイザリーA社(資本政策部)
ご転職内容 |
大手証券会社→独立系財務アドバイザリー |
ポジション |
リテール→資本政策部(コンサルタント) |
志向・経緯 |
A様は大手有名証券会社にて10年間リテールのセールスに従事し、地方都市の支店と、都内近郊の支店2カ店の計3店舗において、リテール人材として、個人富裕層と法人向けに金融商品の営業に従事し、直近の支店では、若手のリーダーとして、後進の育成指導にもあたっておりました。社会人10年の節目を迎え、今後は法人の成長につながるような提案を行っていきたいと考え、転職を決意致しました。リテールのスキルはもちろんですが、直近2カ店において、医療法人の相続を考慮した財務強化提案などを行った経験があり、それらの点を面接時にアピールし、内定を獲得されました。
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評価ポイント |
☆証券会社におけるリテールセールスの経験
☆特に、相続位対策などを念頭においた、提案セールスの経験
☆学習意欲と向上心
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B様の場合 大手証券B社(リテール)→独立系有名アドバイザリー
ご転職内容 |
大手証券会社→独立系有名アドバイザリー |
ポジション |
リテール→事業開発部(ディレクター) |
志向・経緯 |
B様は大手証券会社にて、大手支店2カ店にて、A様同様10年間に渡りリテールセールスとして活躍していました。全社的にも常に上位の営業成績を上げており、その顕著な実績から、社内公募による海外留学のチャンスも獲得し、半年間ヨーロッパへの留学も経験されるなど、活躍していました。その後、結婚を機に転職を検討し、より資本政策に関わる提案をして行きたいと考えていたところ、独立系有名アドバイザリーにおける事業開発部(事業会社向け案件獲得舞台)にて、営業実績と高いコミュニケーション力を評価され、幹部候補として内定を獲得致しました。
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評価ポイント |
☆大手証券会社における顕著な営業成績
☆高いコミュニケーションスキル
☆マネジメントスキル
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C様の場合 大手証券C社(リテール)→独立系M&AアドバイザリーC社
ご転職内容 |
大手証券会社→独立系M&AアドバイザリーC社 |
ポジション |
リテール→M&Aアドバイザリー(スタッフ) |
志向・経緯 |
C様は大手証券会社での2カ店におけるリテールセールスを経験しておりましたが、その間にて1件のM&A案件を開拓し、本社の専門部署と連携の上、M&Aをクロージングする実績を残しました。A様はその経験をきっかけにM&Aアドバイザリーのキャリアを希望しておりましたが、証券会社出身のM&Aソーシング経験者を求めていてた急成長中の独立系M&Aアドバイザリーの思惑と一致し、好条件にて内定を獲得致し、転職を決定致しました。
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評価ポイント |
☆証券会社におけるM&A案件開拓の経験
☆高いコミュニケーションスキル
☆ベンチャーマインド
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D様の場合 大手銀行A社→独立系有名財務アドバイザリー(事業再生部門)
ご転職内容 |
大手銀行→独立系有名財務アドバイザリー |
ポジション |
与信部門→事業再生部門(アソシエイト) |
志向・経緯 |
D様は大手銀行にてリテールを3年間経験した後、与信部門に異動し、要注意先法人に対する与信管理を担当しておりました。D様は早期から財務アドバイザリーへの転職を検討しておりましたが、与信部門1年半の間にて財務会計の知見を豊富に学習していたこともあり、採用意欲の高い独立系有名財務アドバイザリーの再生部門の目に止まり、ポテンシャルの人材として内定を獲得致しました。
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評価ポイント |
☆財務会計の知見
☆極めて高い学習意欲と成長意欲
☆タフワークをこなせる心体両面でのタフネス
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代表的な事例を4件ご紹介させて頂きましたが、いかがでしょうか?
上記4事例に共通して言えることは、どの候補者もアンテナを高く張り、各社の採用熱が高いところにタイミング良く応募できたことが、内定を獲得できた重要なポイントの一つと言えます。こうしたアドバイザリーの案件は、現在のような転職熱が高く、人材ニーズが強いタイミングでは発生しているものの、景気が低迷し、採用熱が弱くなりますと、どうしても公認会計士等即戦力人材が採用ターゲットとなり、リテールの人材にまでチャンスが巡って来ないケースが多いです。現職においてリテールとして活躍している方々は、業界の採用熱、応募のタイミングについても、エージェントに相談し、最新情報を常に有しておくことが重要と言えるでしょう。
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ご自身の可能性を知りたいという方はぜひ一度弊社スタッフへお問い合わせください。
ご自身では気づかれない可能性も見つかるかもしれません。
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