金融人材が転職で人材紹介会社を使うメリットとは
近年、新卒の採用活動では学生がリクナビやマイナビなどに代表される企業紹介サイトから登録し、セミナー等を経て選考を進めていくフローが一般的になっています。一方で、中途採用の転職活動では、企業のホームページなどインタ−ネットや、その他広告媒体からの求職者の直接応募に加え、人材紹介会社が自社のホームページに登録した求職者に対して、複数の求人案件を紹介し、選考を進める方法があります。
今月は転職活動において、求職者が弊社のような人材紹介会社を利用するメリットについてのご案内です。
人材紹介会社のメリット・デメリット
人材紹介会社を利用するメリットについて、皆様はどのような点をイメージされますでしょうか。恐らく、一番に求めることは、自分自身の経歴からどのような転職の機会があるのか、同様に自分自身の希望するキャリアの可能性について情報を得ることが出来る、といった点が期待されている点か思いますが、もちろんそれだけではありません。
ざっと考えただけでも、下記のような点がメリットとして挙げられます。
金融人材が転職で人材紹介会社を使うメリット
- 学歴・職歴・スキルを判断し、客観的な評価を得られる
- 転職希望領域の採用動向と可能性を知ることが出来る
- 将来的なキャリアパスについてアドバイスが得られる
- 一般に公募していない求人情報を得られる
- 企業HPだけでは知り得ない情報を得られる
- 選考を突破するための具体的なアドバイスが得られる(レジュメの作成方法、適性検査の内容、面接対策等)
- スケジュールの調整やリスケジュールなど、雑務を代行してもらえる
- 内定時条件交渉を任せられる
- 退職交渉におけるアドバイスを得られる
特に、求人情報については企業各社は一般的にホームページ上で公開をしておりますが、法律上ホームページ上には公開できない採用条件もありますので、それらについて詳細の情報を得ることが出来る点は有用かと思います。また、中にはホームページ上で採用を公開しつつも、体面上公開しているだけで実際は行なっていない企業も中にはあり、そういった点を求職者側が判断することは非常に難しいのが現状です。
また、実際に応募のフェーズに入った際は、履歴書や職務経歴書、志望動機書の書き方はもちろん、書類選考通過時の適性検査の内容や、面接における各社のポイントなどを事前に知ることが出来る事は、選考の通過率を高める上では非常に有効と言えます。
一方で人材紹介会社を使う上で、デメリットもないわけではありません。弊求職者から耳にしたケースでは、いつの間にか勝手に応募を進められていたり、強引に受けさせようとするなどの例も紹介会社によってはある模様です。但し、これらは紹介会社の選定を間違わなければ避けられるケースで、基本的には求職者にとってはメリットの方がはるかに大きいと言えます。
人材紹介会社の選び方
では、自分自身の転職を成功させるために、数ある人材紹介会社からどのように会社を選べばよいのでしょうか。
現在東京都内だけでも転職支援の人材紹介会社は7000〜8000社程度存在すると言われています。もちろん、個人で届出の上、活動をしているような会社もありますので、会社規模は様々ですが、それぞれ会社によって特徴があります。
大手の人材紹介会社は求人案件数が豊富であり、たくさんの求人情報を得ることが可能です。
反面、求人案件が多くなりますと、一社一社に対する個別の情報精通度はやはり下がってしまうケースがあります。また、登録者数も多いため、担当者にもよりますが、対応が機械的になってしまう事が多いという欠点があります。
中小の人材紹介会社は、特定の領域に特化して強みを発揮しているケースが多いのですが、求人案件数ではどうしても大手に劣るのが欠点です。
しかし、求人案件数が大手と比較すると少ない分だけ、紹介企業とのコネクション、信頼度、情報精通度は抜群のケースもあり、書類選考から内定までのフォローは充実している点が魅力と言えます。
いずれにせよ、転職して企業に就職することは結婚と同様で、どこの企業に転職するかによってその後の人生が大きく変わって行くのは間違いありません。
また、人生に何度と経験するものでもありませんので、いかに信頼出来、任せられる人材紹介会社(=パートナー)を見つけるかが、転職活動では重要なポイントになるのです。
マーケット状況やご志向、キャリアプランの相談でも結構でございます。
ご自身の可能性を知りたいという方はぜひ一度弊社スタッフへお問い合わせください。
ご自身では気づかれない可能性も見つかるかもしれません。