財務アドバイザイリーファーム特集
弊社ムービンでは例年様々な財務アドバイザリーファーム(FAS系コンサルファーム)へご支援をさせて頂いており、全エージェントを通じてもトップクラスの支援実績を残しております。
アドバイザリーにおいては、BIG4を中心に現在も非常に高い意欲で採用活動を継続しておりますが、求職者の皆様を見ておりますと、どうしてもネームバリューのある有名ファームへ目が行きがちです。
ですが、在籍する社員のレベルの高さ、実績、給与水準等、大手ファームに引けを取らない独立系財務アドバイザイリーファームが多数あることをご存知でしょうか。
今回は大手財務アドバイザリーファームと独立系財務アドバイザイリーファームについて、それぞれの特徴や代表するコンサルティングファームをいくつかご紹介を致します。
また、こうした
特集 目次
大手(Big4系)財務アドバイザリーファーム
独立系財務アドバイザイリーファーム
大手(Big4系)財務アドバイザリーファーム
BIG4系を中心に有名ファームが名を連ねていますが、
大きな特徴としては、提供するサービスについて細かく部門に分かれていることがまず一つあります。
M&A領域においては戦略、DD、Val、PMIと分かれており、さらにPMIにおいてはIT、ヘルスケア、製造業など業界軸でチームを細分化するファームもございます。
プロジェクト規模も大きい案件が多いため、より専門的にサービスを提供するために、このような体制をとっています。ですのでよりスペシャリストとしてのキャリアを歩めることも一つメリットかと思います。
またBIG4系では、グループファームと協業しながらプロジェクトを進めることも多く、他コンサルタントからの大きな刺激はもちろん、コンサルティングプロジェクトにおいても大きなインパクトを残せる、参画できるメリットがあるでしょう。
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)
日本におけるファイナンシャルアドバイザリーのリーディングファームのひとつ。
トーマツグループの国内・国外のネットワークを活かし、M&Aアドバイザリー、企業価値評価(バリュエーション)及び企業再生・再編支援等の様々な領域のコンサルティングサービスを通じて、企業価値向上を支援しているファームです。
また、海外についてもデロイト トウシュ トーマツの世界150カ国のネットワークを活かし、現地での調査実施も含めてワンストップでのソリューションを提供しています。
近年はアジアを中心としたクロスボーダーが案件が多く、また外資IBDと比べると、対象となる案件の範囲が広いため、ディールフローが厚くなっております。
デロイト トーマツ
ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)
KPMG FAS
「4大会計事務所」の一角で業界の先駆者として財務アドバイザリーサービス(FAS)を切り開いている、「KPMG
FAS」。企業経営に大きな影響を与える重要な局面において、顧客企業の持続可能な成長と長期的な成功を支援しています。
KPMG FAS
PwCアドバイザリー
組織再編により始動したM&A・事業再生・インフラ関連サービスを専門とする「PwCアドバイザリー合同会社」。
ディールアドバイザリー部門のストラテジーチームとして、M&A戦略からビジネスデューデリジェンス、統合後の戦略再構築、事業再構築や業界再編など、クライアント企業の様々な戦略課題を総合的に支援しています。
戦略・再生・M&Aなどの各ポジションを積極採用中で、PwCグループのグローバルネットワークで活躍できる環境が豊富にございます
PwCアドバイザリー
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)
アーンストアンドヤング(以下、EY)は世界150カ国に23万人以上のプロフェショナルを擁する世界最大級のファームです。EYグループの中で、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下、EYSC)は、企業の成長をドライブするためのM&Aを活用した事業戦略の計画・実行をグローバルでサポートしています。
財務アドバイザリーを提供するのは「Transactions & Corporate
Finance」の部門で、M&Aアドバイザリーに関連する、M&A戦略から、DD、Val、モデリング、などのサービスを提供しています。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)
独立系財務アドバイザリーファーム
独立系財務アドバイザイリーファームにおいての特徴は、大手ファームと同様幅広いサービスを提供しているファームもありますが、
中には、ある財務領域のテーマに特化したり、提供するクライアントが中堅中小企業と特徴あるサービスを提供しているファームもございます。
また業務においては、入社後早々から業界でも高い実績を有するパートナーの直下でその手腕を間近で見ながら業務に従事することや、早い段階でマネジメントロールを任されることも多く、早期に成長を実現することも十分に可能となっている点も特徴の一つでしょう。
フロンティア・マネジメント
産業再生機構でダイエーやカネボウなど大型の企業再生案件を手がけた大西氏・松岡氏が「『手法ありき』ではなく、クライアントにとって最良の経営判断を導き、その実現を支援したい」という思いで設立した「企業経営を支援する専門家集団」。不良債権処理などで実績が豊富なリサパートナーズと両氏が共同出資。M&Aアドバイザリー実績ではブルームバーグ発表の2019年取引件数において、第11位と国内独立系では最上位に来ている。
フロンティア・マネジメント
山田コンサルティンググループ
独立系国内最大規模を誇る財務アドバイザリーファーム。1981年に公認会計士・税理士事務所として出発した後、会計監査を担う優成監査法人、税務を担う税理士法人山田&パートナーズ、経営支援を行う山田コンサルティンググループ株式会社へと発展を遂げ、グループ全体で1,686名を擁するプロフェッショナル集団へと成長。山田グループ全体で監査、税務、法務、コンサルティングを手がけ、企業経営を総合的に支援する中で、山田コンサルティンググループ(YCG)は山田グループの中核をなし、その成長をけん引。
山田コンサルティンググループ
プルータス・コンサルティング
2003年にゴールドマン・サックス出身の野口真人によって設立された企業価値評価・有価証券の公正価値評価を中核事業とする本邦初の独立系専門機関。2008年の会社法施行以後、ストックオプションのコンサルティングを事業の主軸としていたが、近年では資金調達の発行スキームの提案、種類株式やワラント等の有価証券の商品設計、ESOP(退職時雇用者株式給付制度)等の資本政策に関わる課題を解決するための総合的なサポートを行っている。
アドバンスト・ビジネス・ダイレクションズ
旧アーサーアンダーセンの財務戦略グループのメンバーが中心となって設立した、財務戦略アドバイザリーファーム。
アーサーアンダーセン時代の財務戦略のコアメンバーが中心となって立ち上げ、大手商社から地方の中堅企業まで幅広い顧客を対象にコンサルティングを行う。大手ファームのように、サービスラインごとに切り分けられておらず、再生、M&Aアドバイザリー、バリュエーション、事業戦略立案、経営管理制度の改革等幅広いテーマに取り組むことができる。また、少数精鋭のため、チームで分担して一部のパートのみを担当するのではなく、総合的にクライアントのあらゆる経営課題に向き合うことができる。また、計画を作って終わりではなく、計画実行までをサポートする。大手総合商社に対する大規模PJTから、中小企業の再生まで、幅広いクライアントを抱える。
アドバンスト・ビジネス・ダイレクションズ
ロングブラックパートナーズ
PwCの事業再生部門の実力者が立ち上げた事業再生・財務アドバイザリーファーム。
中堅・中小企業向け事業再生をメインとし、事業、財務両方の側面から企業価値向上を支援。多くの案件はDDや計画策定で終わることなく、モニタリングし、経営実行支援まで踏み込んだコンサルティングを行っているのが特徴。2012年に中小企業基盤整備機構、中国銀行、トマト銀行ともに地域再生ファンド「おかやま企業再生ファンド」を立ち上げ、投資やハンズオンでのバリューアップも手がけている。グループに監査法人を有し、再生、バリューアップ、モニタリングまでの一連のサービス体制を実現している。設立8年で中小から大手まで約150社の支援実績を有する。
フォーセンス・パートナーズ
クライアントの企業価値向上を目的とし、アーサーアンダーセン出身メンバーを中心に設立された独立系コンサルティングファーム。
“企業成長は優れた戦略のみで実現し得るものではなく、戦略の的確な理解をベースとした執行/業務遂行が必要不可欠“の理念の下、経営トップ層に戦略の提言を行うばかりではなく、戦略の実行/定着に重きを置いてクライアントを支援。過去の支援例においては、エクイティを投資してのバリューアップも行っており、現在ファンドの立ち上げも具体的な検討段階に入っている。
マクサス・コーポレートアドバイザリー
中規模のM&A案件を総合的にサポートするために設立されたアドバイザリーファーム。フロンティア・マネジメント(FMI)の設立に参画し、創業2年目から5年連続で30件以上の案件を成立させ、国内トップレベルの独立系アドバイザリーファームに導いた森山氏が「M&Aアドバイザーとして、最高の技能とサービスを、ミドルサイズの案件でも提供していきたい」という想いから設立。
証券会社や監査法人系FASなど大型案件に集中しがちな国内アドバイザリーに対し、業界に不足している中規模(10億~100億程度)案件に特化し、M&Aの戦略立案から実行、完了後まで1社で総合的にサポートを実現。完全独立型で仲介業は行わないため、第三者としての客観的なアドバイスが可能。代表の森山氏が野村證券とFMI時代に築いた人脈から、既に案件は豊富に獲得しており、会社創業期から好調な業績を実現している。
財務アドバイザイリーファーム求人情報
上記以外にも様々なアドバイザリーファームがございますので、こうした財務系ファームの採用情報について詳しく知りたい方はぜひ弊社ムービンにご相談を頂ければと思います。
いくつか財務アドバイザイリーファームの具体的なポジションをまとめさせて頂きましたので、ご興味がございましたら、お気軽にご相談頂けますと幸いです。
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マーケット状況やご志向、キャリアプランの相談でも結構でございます。
ご自身の可能性を知りたいという方はぜひ一度弊社スタッフへお問い合わせください。
ご自身では気づかれない可能性も見つかるかもしれません。
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