マッキンゼーに頼んでおけば失敗はない――長年アメリカの大手企業の役員室では、そんなセリフがささやかれてきた。ここで言う「失敗はない」とは、マッキンゼーにコンサルティング業務を依頼したことで自分の責任が問われることはない、という意味だ。
世界最強の経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーは、半世紀以上にわたり、世界の名だたる企業(と政府)の「相談役」を務めてきた。その影響力はとてつもない。フォーチュン500社の現在および過去の最高経営責任者(CEO)の経歴を見ると、マッキンゼー出身者が多数を占める。
ではなぜ、マッキンゼーは時々とんでもない間違いを犯すのか。
実際、マッキンゼーのアドバイスにはビジネス史上最悪と呼べるものがいくつかある。会計操作で破綻したエンロン、大失敗に終わったタイム・ワーナーとAOLの合併、1980年代のゼネラル・モーターズ(GM)の日本車対抗戦略。やはり1980年代にAT&Tのコンサルを担当したときは、2000年のアメリカの携帯電話契約数は90万程度と予測した(実際は1億900万件に達した)。同じような例はまだまだある。
カナダ人ジャーナリストのダフ・マクドナルドの新著『マッキンゼー――世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密』(ダイヤモンド社)は、そんなマッキンゼーの歩みをつぶさにたどっている。そしてコンサルタントやアドバイザーという、どこかうさんくさい業界について、「(彼らのアドバイスに)そんな価値があるのか」と、鋭い疑問を投げかける。
そんな価値、というのは年間数千億ドルに上るギャラのことだ。9月初めに、米ベライゾンが英ボーダフォンからベライゾン・コミュニケーション株を1300億ドルで買い取る合意が発表されたが、そのコンサル料だけでも2億ドルに上る。さらに重要なことに、たとえこの合意の結果が凶と出たとしても、マッキンゼーはコンサル料を返す必要はない。
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http://toyokeizai.net/articles/-/19205
2013年 9月10日
東洋経済ONLINE
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