インドの富裕層は約255万世帯で、新聞は英字紙を読むが、テレビはヒンディー語のものをみる。外食が多く、買い物はショッピングモールで−。
インドの富裕層の生活実態が、市場調査会社「ニールセン・カンパニー・インド」の「アッパーミドルクラス&リッチ(UMAR)調査」で浮かび上がった。富裕層の半数以上が、金融危機にもかかわらず消費行動を変えていないことも分かった。
インドでの市場調査では通常、収入を支える世帯主の職業と最終学歴に基づき社会階層を分類する。だが、UMARでは、メイドや運転手の有無、旅行や外食の頻度といったライフスタイルと、車や電化製品などの耐久消費財の所有を組み合わせた生活実態をベースにした。
それによると、富裕層を上から「リッチ(金持ち)」「アッパー・アッパーミドルクラス(上流・中流の上)」「アッパーミドルクラス(中流の上)」の3階層に分類。富裕層は計255万9千世帯で、内訳はアッパーミドル226万2千世帯、アッパー・アッパーミドル19万4千世帯、リッチ10万3千世帯となっている。
各層とも車を1台は所有し、パソコンなどの電化製品を持つ。アッパー・アッパーミドルは大型の液晶テレビも持ち、リッチではテレビが2台ある世帯が45%、ホームシアター設備がある世帯は44%で、37%がシステムキッチンを完備している。海外旅行に行く経済的余裕もある。
富裕層全体では9割が持ち家だ。10世帯のうち6世帯が核家族で、半数の世帯で複数の給与所得者がいる。半数近くが英語で教育を受け、自宅ではヒンディー語などインドの言語を使っている。英字紙を読んでいるのは7割。ラジオとインターネットの利用率は54〜55%とほぼ同率だが、雑誌を読むのは38%にすぎず、経済紙は1割だけ。
都市別にみると、富裕層が最も集中しているのはデリーで、バンガロール、ムンバイ広域、チェンナイ、ハイデラバードと続く。
2001年のインドの国勢調査によると、全世帯数は約1億9357万世帯。現在は2億世帯を超えているとみられるが、富裕層はわずかにすぎない。コンサルタント会社マッキンゼー・アンド・カンパニーの報告書(05年)では、年収1万ドルの世帯数は120万。国際通貨基金(IMF)によると、インドの1人当たりの国民所得は1千16ドル(08年)となっている。(ニューデリー 田北真樹子)
2009年 9月13日
産経新聞
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