会計士の転職スタートアップ講座
ビジネス界では会計士の人材ニーズが高まっています。 「もっといい職場があれば転職を…」と考えている方もいるかと思いますが、どの様に転職活動をスタートすればいいかお悩みの公認会計士の方も多いのではないでしょうか?
会計士の方は決算の時期に監査が集中する繁忙期と、反対に閑散期もあります。そのため、転職を成功させるためには、転職の流れやタイミングをしっかりと考えて行動することが重要です。
何から始めればいいのか
@ まずは転職の目的を考えましょう
世の中に会計士を求める求人は検索をすれば数多く出てきます。
その中から、自分に合った転職先を見つけるためには、しっかりと事前準備をして計画的に転職活動を進めることが重要です。そのためには、まず転職の目的をしっかりと見定める必要があります。
弊社にご相談に来られる方の中で多い内容としては、下記の様な理由が多くあります。
・監査はチェック要素の守りの領域が多いため、攻めの領域の対応をしたい
・今の収入に満足できない
・残業を減らしたい
・将来的にCFOポジションにつくためのキャリアを目指したい
・職場の人間関係に困っている
現在感じている不満や希望を書き出してみて、その中から何が自分にとって一番大事にしたいポイントなのか、優先順位をつけてみましょう。
?目的に照らし合わせた業界・職種を考えましょう
目的についてある程度自分自身の中で整理ができたら、実際に目的が果たせそうな業界・職種は何か考えていきましょう。
大まかに会計士の方のキャリアとしては下記の様な先があります。
・コンサルティングファーム、FAS(戦略・業務コンサル、M&A、事業再生)
・投資銀行
・事業会社(大手、ベンチャー)
・中堅・中小監査法人
・独立
目的に合わせて希望の業界・職種の方向性が決まってきます。
「収入アップ」でしたら、コンサルティングファームやFAS業界。「ワークライフバランス」でしたら事業会社や中堅中小監査法人が目的を叶えられる可能性が高い就職先になります。
もしご自身の周りに実際に転職を行った知人がいれば、是非話を聞いてみてください。
第三者から実体験を聞くことで、よりイメージすることができるかと思います。
周りに転職を経験している方がいない、いても相談できないという場合にはキャリアアドバイザーに相談することもご検討ください。
キャリアアドバイザーは転職のプロとして、第三者目線であなたの転職のご相談をお受けします。相談できる人いなくてお困りの際にはぜひお気軽にご相談ください。
具体的な転職活動の流れ
@ 転職スケジュールを立てる
まずは大まかなスケジュールを考えながら、いつごろまでに転職したいのか、いつなら転職活動をスタートできるのか検討しましょう。
公認会計士の方で転職活動をスタートする時期を検討する上で気を付けるべきポイントを2つお伝え致します。
・業務の繁忙期中は避ける
・担当案件が落ち着いたタイミング
特に監査業務をされている方の繁忙期は難しい状況になるかと思います。
転職活動は書類選考〜内定までで、2〜3か月程度かかるため、繁忙期を避けてその期間を確保できる時期にスタートすることがおすすめです。
また、内定を獲得されてから1〜3か月以内で次の会社へ入社することが一般的です。そのタイミングを逆算して考えることが必要です。
A 求人情報を収集
転職したい業種や職種などが決まったら、それに見合った求人情報を集めましょう。求人情報サイトや転職エージェント、企業の採用情報やオファーなど、在職中でもさまざまな情報を集めることができます。
情報が多すぎると振り回される可能性もありますので、転職したい目的と「これだけは譲れない」というポイントをまとめて、優先順位をつけておくとスムーズです。
B 応募書類の作成
実際の選考に進む前に、履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成しましょう。書類選考では書面に書いてある情報だけで判断されますので、いかに自分の経験やスキルを簡潔にまとめるかがポイントとなります。
C 求人に応募する
書類の準備ができたら応募しましょう。希望企業が複数社ある場合、何社に応募するか悩む方もいるかと思います。週に2〜3回程度面接をする時間があれば、5〜10社程度まとめて応募することも可能ですが、週1日しか面接できないのであれば少し数を調整する必要があります。書類の通過後、あまり企業を待たせすぎると印象も悪くなってしまうため、事前に通過後のことも考えて応募していきましょう。
D 選考
書類選考が無事にクリアできたら、面接選考へと進みます。場合によってはSPIなどの適性テストもあるため、事前に適正テストがある場合は勉強を進めておくと焦ることなくスケジュールを組むことができます。
面接は企業によって平均2〜3回程度の面接が組まれます。内定後に1週間程度で入社の可否を求められるため、内定のフェーズを合わせるスケジュール管理が非常に大切になってきます。近年は休日に1日で内定まで進める選考会が開催されることも多く、どの様に戦略を練っていくかを考える必要があります。
E 退職手続き
転職を希望した会社の内定が得られたら、現職の会社を退職するための準備に入ります。一般的に多くの会社では、退職日の1ヵ月前には退職の申し出をしなければならないというルールを設けています。就業規則を確認しながら、上司に退職したい旨を相談し、具体的な退職日を決定しましょう。
また、上司に引き留められたり、業務が多忙で希望どおりの日程で退職させてもらえなかったりする場合も考えられます。転職先の入社希望日を確認した上で、余裕を持って退職手続きや後任者への引継ぎを進めましょう。
まとめ
インターネット上には、求人や転職の情報が膨大にあります。会計士として自分が転職したい1社を見つけ出すには、ただやみくもに検索していても、時間を無駄に費やすだけになってしまいます。仕事をしながら転職先を探す場合は、なおさら効率良く転職活動を進める必要があります。そのためには、是非一度弊社へご相談ください。
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