会計士が副業で稼ぐには?おすすめ副業7選と成功のコツを解説

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会計士が副業をするメリット・デメリット
会計士が副業をするメリット
@ 収入の柱を増やせる
本業の収入に加え、副業によって安定した収入源を複数持つことが可能です。特に会計士は専門性が高いため、1件あたりの報酬も比較的高め。案件によっては月に5万円?20万円以上の副収入になるケースもあります。
A スキル・経験の幅が広がる
副業で他分野の企業と関わることで、本業だけでは得られない知見や実務経験が身につきます。たとえば、スタートアップ支援やクラウド会計導入など、今後のキャリアにもつながります。
B 将来的な独立・転職にも役立つ
副業を通じて得た実績や人脈が、独立開業や転職時の大きな武器になります。特にフリーランス会計士としての働き方を視野に入れている方には、副業は準備期間としても最適です。
会計士が副業をするデメリット・注意点
@ 就業規則・契約違反のリスク
所属する監査法人や企業によっては、「副業禁止」や「事前申請が必要」といった就業規則が存在します。許可なしで副業を行うと懲戒処分のリスクもあるため、必ず確認が必要です。
A 情報漏洩・利益相反のリスク
副業で関わるクライアントが本業と競合関係にあった場合、「利益相反」や「情報漏洩」の懸念が生じます。守秘義務の厳守は会計士として必須の責任です。
B 時間管理の難しさ
副業は収入面で魅力的ですが、本業に支障が出てしまっては本末転倒です。休日や早朝・夜間を活用するなど、健康面やプライベートとのバランスにも注意が必要です。
副業はしても大丈夫?法的な問題や就業規則について
会計士が副業をするのは法律的に問題ない?
結論から言うと、法律上は副業をしても問題ありません。
日本の労働法では、原則として労働者が本業以外の仕事をすることを禁止していないため、会計士であっても副業をする自由があります。
ただし、例外があります。それが「競業避止義務」と「守秘義務」です。
競業避止義務
本業と直接競合するような副業(例:他の会計事務所での業務支援など)を行うと、企業や監査法人と契約上の問題が発生する場合があります。
契約書や就業規則で「競業禁止」条項がある場合は要注意です。
守秘義務
会計士には職業倫理として厳格な守秘義務があります。本業で得た情報を副業に持ち込んだ場合、倫理違反や法的責任を問われるリスクがあります。
就業規則に副業禁止の記載がある場合は?
副業を始める前に、所属先の就業規則を必ず確認しましょう。
特に大手監査法人や上場企業では「副業禁止」「事前申請制」などのルールがある場合が多いです。
申請が必要な場合 → 必ず上長・人事に相談し、書面で承認をもらうことが安全策
禁止されている場合 → 無断で副業を行うと、懲戒処分・契約解除の対象になることも
公認会計士協会の見解は?
日本公認会計士協会では、副業自体を禁止していません。ただし、以下の点には留意するよう明示されています。
・公認会計士としての信用を損なわない行動をとること
・利益相反がある仕事は避けること
・守秘義務を遵守すること
つまり、副業が可能かどうかは「法的にOK」かつ「勤務先がOK」との両立が必要ということになります。
会計士におすすめの副業7選【収入目安付き】
会計士の専門性や信頼性は、副業市場でも大きな武器になります。
ここでは、スキルを活かせるものから未経験でも始めやすいものまで、おすすめ副業を7つご紹介します。
@ クラウド会計ソフトの導入支援・初期設定
概要:freeeやマネーフォワードなどのクラウド会計ソフトを導入したい中小企業・個人事業主への支援業務。
報酬相場:1件3万円?10万円
ポイント:クラウドツールの知識があれば未経験でも始めやすく、在宅対応も可能。
A 会計・税務アドバイザー(顧問契約)
概要:起業家やフリーランスに対し、会計・税務の相談を定期的に受ける業務。
報酬相場:月額2万円?10万円(案件規模により異なる)
ポイント:信頼関係を築けば継続契約に繋がり、安定収入源になりやすい。
B スタートアップ支援(資金調達・財務アドバイス)
概要:ベンチャー企業の資金繰りや事業計画作成、資本政策支援など。
報酬相場:月5万円?30万円以上(成果報酬含むケースも)
ポイント:VCとのやり取りや実務経験があると高単価案件も可能。
C 決算業務・記帳代行(スポット対応)
概要:フリーランス・中小企業の記帳や決算処理を請け負う業務。
報酬相場:1件2万円?15万円
ポイント:会計士としての知識が活かせ、短期集中で対応可能。
D 執筆・監修(会計・税務に関する記事や書籍)
概要:メディアや出版社から依頼を受け、専門記事や書籍の執筆を行う。
報酬相場:1記事1万?5万円、書籍監修10万円?
ポイント:名前が出ることでブランディングにも直結。
E セミナー講師・オンライン講座の開講
概要:会計・税務に関する講座や研修を提供。オンラインでも可。
報酬相場:1回あたり3万円?10万円(内容と時間による)
ポイント:副収入と同時に「専門家」としての認知度アップに有効。
F 会計士×副業系マッチングサービスへの登録
概要:士業特化型マッチングサイト(ex:ココナラ、ビザスク、スキルシェア)に登録し、相談業務や資料レビューを提供。
報酬相場:1時間5,000円?20,000円
ポイント:空き時間だけでも対応可能で、副業初心者に人気。
在宅でできる副業・スキマ時間でできる副業
本業が忙しい会計士にとって、副業の「働き方」は非常に重要なポイントです。
ここでは、在宅・リモートワーク中心で、短時間でも対応可能な副業をピックアップしてご紹介します。
@ オンライン相談・アドバイザー業務(Zoom等)
概要:クラウド会計の使い方や開業時の税務相談など、Zoomなどを使った1対1のアドバイザー業務。
メリット:
完全在宅・時間指定で調整可能
1時間単位で高単価(5,000?20,000円程度)
相談相手が個人・小規模事業者のため柔軟に対応できる
活用サービス例:ココナラ、ビザスク、タイムチケット
A 記帳代行(クラウド会計対応)
概要:freeeやマネーフォワードを使った帳簿入力代行。顧問契約よりもライトなスポット案件が中心。
メリット:
完全在宅・データ納品のみで完結
単発案件も多く、スキマ時間に作業しやすい
クラウド会計ツールに慣れていれば高効率
報酬目安:月額1万円?5万円(クライアントの件数・規模により異なる)
B note・ブログ・YouTubeでの情報発信
概要:会計・税務・副業関連の知識を発信し、広告収益や有料コンテンツ販売に繋げる方法。
メリット:
自分のペースで発信できる
ファンを獲得できれば「継続収益化」も可能
他の副業(セミナー・執筆)の営業窓口にもなる
収益化例:アフィリエイト、noteの有料記事、YouTubeの広告収入 など
C スキルシェアサービスへの登録(スキマ時間対応)
概要:1時間だけの税務相談や書類レビューなど、単発対応が可能な副業プラットフォームを利用。
メリット:
時間のあるときだけ受注できる
営業活動なしでも仕事を得られる
利用者が増加中のためニーズ拡大中
代表サービス:ビザスク、ココナラ、クラウドワークス
「副業をしたいけど、本業が忙しくて時間がない…」という会計士の方にとって、在宅かつ短時間対応が可能な副業は非常に魅力的です。
初期投資も少なく始められるため、副業初心者にもおすすめです。
副業が会社にバレる原因と対策
副業を始めたいと考える会計士の中には、
「会社にバレたらどうしよう…」
「バレないように続けられる?」
と不安を感じている方も少なくありません。
ここでは、副業がバレる主な原因とその対策方法を詳しく解説します。
副業がバレる主な原因3つ
@ 住民税の額でバレる
最も多い原因がこれです。副業での所得があると、住民税が増加し、本業の給与額と合わなくなります。
会社は「住民税の通知書」を通じてそのズレに気づくことがあります。
A 社会保険や税務署経由の通知
開業届を提出して個人事業主として登録したり、確定申告時に不備があると、税務署経由で会社に通知が届くケースもゼロではありません。
B 社内でのうわさやSNS投稿
意外に多いのが「口が滑った」や「SNSの発信」など、人づてやネット経由で発覚するケースです。写真や投稿がヒントになってしまうことも。
副業がバレないための対策
対策1:住民税の「自分で納付」に切り替える
確定申告時に「住民税の納付方法」を「普通徴収(自分で納付)」にすると、会社を経由せず副業分の住民税を支払えます。
【確定申告書 第二表】の「住民税に関する事項」で、
「自分で納付」に〇をつけるのがポイントです。
対策2:開業届は慎重に提出する
個人事業主としての活動であっても、開業届の提出は絶対ではありません。
場合によっては提出せず、雑所得扱いにすることで目立ちにくくできます。
※ただし、節税メリットや経費計上の観点で開業届を出した方が良いケースもあるので要検討です。
対策3:SNS・ブログでは匿名・非公開設定を徹底
副業内容を発信する場合、実名・顔出しは避けるのが基本です。特定されやすい投稿(場所、仕事内容など)にも注意しましょう。
注意:バレない工夫より「正しい判断」が重要
副業禁止の会社で無理に副業を行うと、最悪懲戒解雇のリスクがあります。
リスクを回避するためには、あらかじめ会社に相談・申請するのが最も安全な道です。
副業を成功させるためのポイントと注意点
副業は「始めること」以上に、継続的に成果を出すことが重要です。
会計士の副業は単価も高く、信頼も得やすい一方で、気をつけなければならない点も多くあります。
副業を成功させる5つのポイント
@ 小さく始めて、スキル・実績を積む
いきなり高単価な案件を狙うのではなく、小規模・単発の案件から始めて信頼を積むことが成功の鍵です。
例:クラウド会計の初期設定サポート → 記帳代行 → 顧問契約へとステップアップ。
A 専門分野に特化する
会計士の業務範囲は広いですが、得意なジャンルに絞ることで差別化が可能です。
例:飲食業専門の記帳代行、スタートアップ向け資金調達サポート、フリーランス専門税務アドバイザーなど。
B クライアントとの信頼関係を大切にする
副業でも「迅速な返信」「納期の厳守」「丁寧な対応」は基本です。
信頼を得られれば継続案件や紹介にもつながりやすくなります。
C 時間管理を徹底する
副業に夢中になりすぎると本業に支障が出る恐れもあります。
・タスク管理ツール(Notion、Googleカレンダーなど)を活用
・稼働時間を決める(例:平日21時?23時、土曜午前中のみ)
など、自分の稼働可能時間を可視化・習慣化することが大切です。
D 税務処理・確定申告は早めに準備する
副業を始めると、確定申告・所得税・住民税などの税務対応が発生します。
会計士でも、自分のことになると意外と後回しになりがち。
「freee」や「マネーフォワード確定申告」などを早期に導入し、帳簿を自動化するのがおすすめです。
副業で失敗しやすい3つの注意点
注意点@ 安易な「案件取りすぎ」
始めたばかりでモチベーションが高いと、複数案件を受けすぎて納期遅延・品質低下につながるケースが多く見られます。
注意点A 契約内容の確認不足
業務範囲・報酬・納期・秘密保持など、最低限の契約は文書化して交わすことが重要です。
トラブル防止のためにも、簡単でも「業務委託契約書」は用意しましょう。
注意点B 副業=すぐに稼げるという誤解
特に「SNSで副業月収30万!」のような情報に惑わされがちですが、
実際には信頼獲得・継続受注に時間がかかるのが普通です。
焦らずコツコツ実績を積み重ねる姿勢が成功を引き寄せます。
会計士の副業に関するよくある質問(FAQ)
副業に関心のある会計士の方々からよく寄せられる質問をQ&A形式で紹介します。
不安や疑問の解消につながる内容を厳選しています。
Q1. 会計士は副業をしても懲戒処分されないの?
A:就業規則に違反しなければ、基本的に問題ありません。
法律上、副業は制限されていませんが、勤務先(監査法人・企業等)の就業規則に「副業禁止」の規定がある場合、違反すると懲戒処分の対象になることも。事前に必ず確認・相談しましょう。
Q2. 会計士の副業で確定申告は必要?
A:原則必要です。
所得税は、副業所得が年間20万円を超えると確定申告が必要(住民税は、副業所得が20万円未満でも市区町村に対して申告が必要)です(所得とは「売上?経費」)。
開業届を出していないケースでも、雑所得として申告しましょう。
Q3. 公認会計士協会に副業の届出は必要?
A:基本的に必要ありませんが、業務内容によっては確認が必要です。
公認会計士としての独立開業とは異なる副業(記帳代行・執筆・顧問など)であれば、協会への届出義務は通常ありません。
ただし、不明点がある場合は所轄の日本公認会計士協会に確認するのが安全です。
Q4. 副業でどのくらい稼げる?
A:月5万円?30万円以上も可能。ただし段階的に伸ばすのが一般的です。
記帳代行やスポット相談だけでも月5?10万円程度の収入になるケースは多くあります。
顧問契約やスタートアップ支援などにステップアップすれば、月30万円以上も狙えます。
Q5. 時間があまりないけど副業できる?
A:在宅・単発案件を活用すれば十分可能です。
忙しい会計士でも、1時間単位で受けられるオンライン相談や、自宅で完結する記帳代行・執筆業務などを活用すれば、スキマ時間で副業ができます。
Q6. 将来的に独立も考えているが、副業はその準備になる?
A:はい、副業は独立へのステップとして非常に有効です。
副業で実績・人脈・業務経験を積み上げておくことで、独立後の営業・サービス設計がスムーズになります。
“副業=小さな起業”として考えるのがおすすめです。
会計士の副業は、スキルや専門性を活かして収入アップ・キャリア形成・働き方の自由化を実現できる有効な選択肢です。
ただし、就業規則や倫理面の配慮を忘れず、「リスクを理解しつつ着実に進める」ことが成功のカギです。
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