ローランド・ベルガー出身の転職エージェントが徹底解説!
ここではローランド・ベルガーの年収・給与について詳しくご紹介します。
そもそもコンサル業界は他業界と比較して年収水準が高く、中でもローランド・ベルガーを含む戦略コンサルの年収水準は業界トップクラスです。現在未経験者も積極採用中で多種多様な業界から転職する方が増えています。
弊社ムービンでは随時キャリア相談会を実施しておりますのでコンサルに興味がある方、ローランド・ベルガーに興味がある方はお気軽にご相談ください。
※これら年収データはあくまでも参考値としてご覧ください。中途採用でのコンサルタント給与は、その方のこれまでの経験や実績、面接での評価などから総合的に判断され、決定されます。
ローランド・ベルガーの平均年収を様々なデータから見ていきましょう。
まずは弊社ムービンの29年以上にわたる転職支援実績から見てみましょう。
ローランド・ベルガーへの転職支援実績も多数ございますので、転職後のリアルな平均年収をご紹介できるかと思います。
※転職時の平均年収は個人の経験・スキルにより異なりますのでご参考程度にご覧ください。
ローランド・ベルガーへ転職したらどのくらい?転職時のリアルな平均年収
これまでローランド・ベルガーに転職支援させていただいた方々の平均年収は
約1019万円
となっています。(平均年齢:28.6歳)
9割以上がコンサル未経験からの転職です。あくまでも転職時の平均年収で賞与(ボーナス)は含まないため、入社後の平均年収はこの水準よりも高くなる場合がほとんどです。
※弊社ムービンではコンサル業界への転職支援実績No.1であり、数多くのご支援をさせて頂いたデータから参照しております。口コミサイト等では信憑性や新卒入社、入社後に給与アップした方も多いため、転職後の給与として参考にするにはよりリアルかと思います。
以下年齢別の転職時の平均年収もまとめましたので参考になれば幸いです。コンサルティングファームでは年功序列ではなく完全に個人の実力で評価されて年収が決定します。
転職後どのくらいの年収になるのかご参考までにご覧ください。(面接評価や転職時の職位に応じて上振れ、下振れはします、残業代や賞与によっては左右します)
年齢 | 平均年収 | 年収レンジ |
---|---|---|
24歳以下 | 595万円 | 550万円~600万円 |
25歳~29歳 | 745万円 | 580万円~1100万円 |
30歳~34歳 | 881万円 | 740万円~1100万円 |
35歳以上 | 1385万円 | 1000万円~2070万円 |
高年収の要因としては、個々によって違いますが、よくある例としては、コンサルティングと親和性のある業務を多数経験していた、その当時ファーム側が求める経験・実績を持っていた、さらに面接での評価(コンサル適性)が高かったなどがあります。
過去10年分のデータから算出しております。近年コンサル業界ではベース給与がアップしているため、ここでご紹介している以上の平均年収になる場合も十分ございます。あくまでも参考値としてご理解ください。
ローランド・ベルガーに転職した場合どの程度の年収になるか、少しでもイメージがついたでしょうか?
ここではローランド・ベルガーに限らず戦略コンサルティングファームの年収・給与についてご紹介します。以下では複数の戦略コンサルティングファームから収集した情報をまとめ役職別に年収水準を取りまとめました。
そのため下記の表には該当しない例外的な給与や役職の事例も存在し、一概にこの給与というわけではありません。 個別のコンサルティングファームの実情と比較すると役職名や数値が異なる場合もありますのであくまでも参考数値として見て下さい。
コンサルでは年齢・性別に関係なく評価され、所謂、年功序列のような評価基準はなく完全に実力により、役職・給与が決定されます。
平均年収の高いコンサル業界の中でもトップクラスの給与水準を誇るのが戦略コンサルティングファームです。20代後半~30代前半でコンサルタントとして中途入社した場合900万円-1300万円位が見込まれます。
役職 | 年齢 | コンサル経験 | 固定給与 | 業績賞与 |
---|---|---|---|---|
アナリスト | 22~28歳 | 0~3年 | 500~800万円 | 固定給の20% |
コンサルタント | 25~35歳 | 0~6年 | 900~1300万円 | 固定給の20% |
マネージャー | 28~40歳 | 2~10年 | 1400~2000万円 | 固定給の30% |
プリンシパル | 32~45歳 | 5~15年 | 1700~2500万円 | 固定給の30% |
パートナー | 35歳以上 | 7年以上 | 2500万円以上 | 業績次第 |
国税庁によると日本の平均年収は458万円のため、上記の表からみてもコンサル業界の平均年収が高いことがわかります。
参照:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査結果」
ここでは弊社ムービンが転職支援させて頂いたコンサルタント平均年収をご紹介します。
弊社が昨年ご支援させて頂いた平均年収は、
約720万円
でした。(平均年齢:29.2歳)
中途採用ゾーンが最も多いアナリストクラスからシニアマネジャークラスでの内定の平均です。高額になるパートナークラスの内定については省いております。
また未経験からのコンサルタント転職においての最高年収は、
1,520万円
となっており、1,400万円以上でも複数名いらっしゃいました。
高年収の要因としては、個々によって違いますが、
よくある例としては、コンサルティングと親和性のある業務を多数経験していた、その当時ファーム側が求める経験・実績を持っていた、さらに面接での評価(コンサル適性)が高かったなどがあります。
上記の通り、中途入社1年目から国内平均給与を大きく上回る金額であり、数年で1000万円を超す高水準な報酬を手に入れることができますが、 なぜローランド・ベルガーの年収が高いかというと、大きく分けて2点あります。
そもそものビジネスモデルも背景となっています。 コンサルティング業界は、製造業のような大規模な生産設備や原材料のコストが必要ありません。主なコストは人件費であり、その多くがプロジェクトごとに変動するため、固定費が低く抑えられます。これにより、売上に対する利益率が高くなります。
プロジェクトでは役職ごとに単価が決まっており、プロジェクト期間に応じてクライアント企業から報酬をいただく形となっています。特に商品やソリューションの費用が入っているわけではなく、人のみに単価がフォーカスしているためです。
もちろん何かしらのソリューション導入の場合には、そのイニシャルが掛かってきますが、ベースとして人単価というところが大きなポイントです。
コンサルティングサービスは、企業にとって戦略的な意思決定や業務改善をサポートするものであり、その付加価値が非常に高いです。 クライアント企業では、これまでにない課題の解決や、規模感が大きく社内リソースでは対応できない、といったことについてコンサルティングを依頼するため、その付加価値も高くなる=そこに所属する従業員の報酬も高くなるといった形です。 またコンサルティング業界では、最も重要な資産は「人材」です。優れたコンサルタントは、ファームにとってもクライアント企業にとって高い価値を生むことができるためです。 人材が持つスキルや知識を最大限に活用することで、コンサルティングファームは高い利益率を実現できています。
これらの理由から、コンサルティング業界は非常に利益率の高いビジネスモデルを持っており、結果として社員の給与も高水準になりやすいのです。
ローランド・ベルガーの給与制度は、成果主義に基づいており、基本給に加えてボーナスが支給されます。個々の成果、プロジェクトの貢献度、チーム内での役割に応じて評価され、定期的に昇給の機会があります。評価制度は、社員の能力開発とキャリア成長を支援するために設計されており、透明性を重視しています。また、社員の成長をサポートするトレーニングやフィードバックの仕組みも整っています。
元ローランド・ベルガーの方を中心に、給与についての口コミなります。主観的な内容になるため参考程度にご覧ください。
(K.Sさん 男性)
ランク毎の給与幅が設定されており、昇格時に百万円単位で昇給する仕組み。賞与は、年に2回存在し、冬は大凡一ヶ月程度の固定給で、夏は個人評価に連動。
(M.Iさん 女性)
ランクが上がると給与も基本上がる。賞与は年に二回ある。あまり手当てがあるとは思わないが、会社が推し進める資格の取得に関してはバウチャーが発行されて、無料で受験することができることもある。
(M.Oさん 男性)
前年のパフォーマンスに対する評価をもとに、基本給の見直しがあるものの大多数がほぼ数パーセントの昇給率にとどまる。従って入社時の給料からは、昇格をしないかぎり大きな昇給はないと考えた方がよい。
(G.Nさん 男性)
年収は固定部分の給与と賞与、及び変動部分の賞与で構成されており、評価によって変動部分賞与は大きく差が出ます。
(M.Tさん 女性)
昇給は年数パーセント程度はあるものの、基本はランクアップでの昇給。賞与は評価ランク次第できまり、最高評価であれば、ベース年収の数割程度が付加賞与としてつく。
(Y.Kさん 男性)
360度様々な方から自分を評価されるため、特定の人物に媚びを売るようなことは不要で、単純に仕事のパフォーマンスを高めていくことが求められる。年2回評価面談があって、そこでFBもらったり、昇進できるかを教えてもらったりすることができます。
(R.Oさん 女性)
各プロジェクトのマネージャーが評価をつけ、それをもとに評価者(プロジェクトマネージャーとは別)が評価会議で各人の評価を伝え、会議の末決定される。評価をつけるのが人である以上、属人的である部分は否めないが、それはどの組織においても同じだと思われる。
(H.Fさん 男性)
マネージャーまではプロジェクトのデリバリー中心に評価されますが、シニアマネージャーからはデリバリーやセールスへの貢献金額が評価に加わり、上位になるに従い、その金額や比重が高くなります。オポチュニティは沢山ありますので、いかにファームのCapabilityを活かして付加価値の高い提案、デリバリーをリード出来るかがポイントになるかと思います。
(Y.Kさん 男性)
各ランクの定性評価については明文化された基準が定められている。ただしユニット・個人による各基準の程度感の差による差はどうしても出てしまうため、評価者やパートナーの方と常にコミュニケーションとっておくことは必要。
(H.Tさん 男性)
完全な実力主義ベースになっています。評価が一年間の賞与及び昇格にも影響するので、日々のパフォーマンスが重要になります。優秀な人は新卒/中途問わず、早く上のランクに引き上げる動きがみられる。実力のある人はどんどん昇格していく風土。
以下の表は厚生労働省が公表している、すべての業界・業種における「転職で年収が上がる人の割合」です。
コンサル業界へ転職した場合の「年収が上がる人の割合」と比較してみました。
厚労省が公表する全業界・全職種における 「転職して年収アップする人の割合」 | 弊社転職支援実績からみる 「コンサル転職で年収アップする人の割合」 |
---|---|
約35%が年収アップ | 約95%が年収アップ |
全業界・全職種において「転職で年収が上がる人の割合」は4割にも満たないことがわかります。
一方でコンサル業界への転職の場合、弊社ムービンの29年以上の豊富な転職支援実績からみると、年齢問わず未経験から転職する9割の方が年収アップに成功しています。
つまり、コンサル転職は年収を上げたい方にもおススメの転職先といえます。
選考プロセス
書類選考→筆記試験もしくは録画面接→面接複数回(ケース面接を含む)
ローランド・ベルガーでは通年で中途採用を行っております。
面接においては基本的には論理的思考能力、コミュニケーション能力などのコンサル適性を徹底的に見られますが、
加えて、クライアントを想う心や高いプロフェッショナリズム、そして肉体的・精神的なタフネスも非常に重視されます。
選考期間は目安としては3か月程度ですが、応募書類の用意や面接準備期間を含めると弊社平均で3~6ヵ月程度になるかと思います(現職の仕事もあるため個人によって異なります)
面接で聞かれる内容
現役コンサルタントが面接官を努めます。面接冒頭、自己紹介や職務経歴は当然聞かれますが、特に以下3点がポイントとなります。
・なぜ転職
・なぜコンサル
・なぜローランド・ベルガー
特にこれらについて深掘質問されます。自身の転職理由・志望動機とこれまでのキャリア、ローランド・ベルガーに入社して何がしたいのかという中長期的な将来像、そして自分のスキルや経験がローランド・ベルガーでどう活かせるのか、一貫性を持って答える必要があり、そのためにはコンサルについて、そしてローランド・ベルガーについて理解していることがポイントなります。
また自身の実績を述べるときには具体的な数字とともに、プロセスも論理的に話せるようにしましょう。
またケース面接においても論理的思考力やコミュニケーション力を測るため、様々な観点から質問や指摘を行います。経験を活かした、既存の枠組みに捉われない独創的な施策も期待されていますので、しっかりと対策していく必要があるでしょう。
求められるスキルや人材像
ビジネスパーソンとして活躍されてきた経験
これまでの社会での経験を通じて培われた考える力や分析する力、知識、ノウハウ最大限活用しコンサルタントとして活躍して頂くことをローランド・ベルガーでは期待しています。
自分を成長させたい、という“強い意志”や“向上心”
いくら豊富な経験を持っていても、それを武器にコンサルタントとして成長しようという気持ちがなければコンサルタントとして働くことは難しいのが現実です。壁を乗り越えてコンサルタントとして成長できるか否かは、皆さんの意思にかかっています。
“柔軟性”と“スピード感”
時には今までのやり方を変えざるを得ないこともあるでしょう。考え方や仕事の進め方など、今まで体得してきたものを否定されることもあるかもしれません。そうした場合にいかに柔軟に自分を変えていけるか。これも求められる重要な資質です。
ローランド・ベルガーの現役コンサルタントにインタビューを伺ってきましたので一部抜粋してご紹介します。
Q.ローランド・ベルガーが求める人材像について教えてください。
「こうなりたい」という強い意志や、「結果を早く出していきたい」というゆるぎない気持ちが欲しいなと個人的には思っています。
例えば、システムベンダー出身者の場合、クライアントのために色々と支援をしたいが、会社からはひたすら自社サービスで儲けを出せと言われていて、結局自分がやっていることは何もクライアントの満足に繋がっていない。
クライアントが本当に良くなるためには「もっとストラテジーレベルのところまで踏み込んでいかないと、物事って変わらないんじゃないか」と考えているが、今の会社ではとてもじゃないがやらせてくれない。やはりこういうことを本気で強く思っている人って、うちに来てもワークするんですよ。
このように現状に何かしらの問題意識を持っている方や、なにかを実現したいという気持ちを強く持っている人にぜひチャレンジして頂きたいですね。
転職エージェントからのアドバイス
「なぜ転職?」「なぜコンサル?」「なぜローランド・ベルガー?」という質問に対して深堀されても論理的に答えられるようにコンサル業界やローランド・ベルガーへの理解は欠かせません。
さらに求められるスキルや人材像、インタビューからもわかる通り、ローランド・ベルガーには「強い意志や向上心」を持っている方がフィットします。
ローランド・ベルガーへの転職対策について、さらに詳しい情報を知りたい方はこちら
ローランド・ベルガーへの転職、その難易度と選考対策は?
戦略コンサルタントへの転職 キャリア相談会 「戦略コンサルタントになるために」キャリアについてのご相談や、戦略コンサルティング業界についての個別説明会を随時実施しています。
戦略コンサルティングファームへの転職
ローランド・ベルガー
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ボストン コンサルティング グループThe Boston Consulting Group
コーポレイト ディレクションCorporate Directions, Inc.
ドリームインキュベータDream Incubator Inc.
マッキンゼー・アンド・カンパニーMcKinsey & Company
モニターデロイト(デロイト戦略グループ)Monitor Deloitte
ローランド・ベルガーRoland Berger
P&EディレクションズP&E Directions
ムービンでは今すぐのご転職でなくても、今後のキャリア形成や、ご転職に向けての中長期的なプランを共に考え、具体的なアドバイスをさせて頂いております。コンサルティング業界にご興味のある方はご自身では気づかれない可能性を見つけるためにも是非一度ご相談ください。
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