【アビームコンサルティング】アビームコンサルティング、東京建物の新ビル業務システム構築を支援　業務とシステムの改革を通じ経営管理の強化と経営判断の迅速化を実現

アビームコンサルティング株式会社（代表取締役社長 岩澤 俊典、東京都千代田区、以下 アビームコンサルティング）は、東京建物株式会社（代表取締役 社長執行役員 野村 均、東京都中央区、以下東京建物）の新ビル業務システムを構築し、同社が取り組む業務とシステムの改革を支援しました。

【プロジェクトの背景】
　東京建物は「信頼を未来へ」という企業理念のもと、幅広い不動産事業を運営する総合不動産会社で、急速に変化する事業環境の変化に対応しビジネスの成長を支えるため、より付加価値の高いサービスの開発や戦略的投資を進めています。今回、事業の中核を担うビル事業のさらなる強化を目指し、社内に複数存在していたシステムを一本化するとともに、業務プロセスの見直しによる効率化と事業の変化に柔軟に対応できる拡張性の高いシステム構築を志向し、ビル業務システムの刷新を行いました。

【新ビル業務システムの特徴】
　新ビル業務システムには、アビームコンサルティングが長年不動産業界向けにコンサルティングサービスを提供する中で蓄積した知見や、業務改革への経験をベースに基づいて開発した「アビーム不動産管理ソリューション ACRES」（以下ACRES ※1）を採用し、経営に関わる全てのビルの情報を集約・管理、評価できる仕組みとしました。主な特徴は以下のとおりです。

物件情報や契約、請求/支払、工事情報といった一連の業務を1つのデータベースで連動性を担保しながら管理出来るため、整合性の取れたデータが一元化されるとともに二重入力を省略。さらには不動産業界の業務で実証された使い勝手の良い入力画面を用意することでユーザーの生産性を向上
ビル管理業務に必要な分析シナリオやKPIがあらかじめ整備されたレポーティング機能の活用により、オーナーレポート、ビル・区画別の実質賃料、表面賃料、空室率推移、竣工後工事費用推移表など各種分析情報をリアルタイムに照合でき、より高度な経営分析と迅速な意思決定を支援
クラウドをベースとしたACRESの活用により、経営環境の変化や顧客ニーズの多様化に柔軟に対応できる拡張性の高いシステム基盤を構築。また、運用保守にかかる負荷を軽減
【アビームコンサルティングの役割】
　アビームコンサルティングは、本プロジェクトの要件定義からACRESの導入、ユーザトレーニングなどを全面的に支援しました。アビームコンサルティングが不動産業界向けのコンサルティングサービス提供や、業務改革プロジェクトで培ったノウハウを集結し、同社が目指すビジネスの変化に迅速に呼応できるよう業務とシステム改革の実現に貢献しました。

アビームコンサルティングは、今回の新ビル業務システム刷新の実績を通じ東京建物の企業価値の向上を引き続き支援していきます。

2018年 9月28日
アビームコンサルティング

アビームコンサルティング
1981年4月に等松・青木監査法人（現有限責任監査法人トーマツ）マネジメントサービス部門より独立、等松・トウシュロスコンサルティングとして設立された。その後、2003年に監査法人トーマツと資本関係を解消、デロイト トウシュ トーマツからも脱退し、同時にデロイトコンサルティンググループから離脱した台湾オフィスと共同で独立したコンサルティングファームを形成する。外資系コンサルティングファームとは異なり、意思決定は全て日本で行い、日本特有の文化・慣習を熟知したコンサルティングファームとして、多くの日本企業の経営改革や海外進出をサポート。特にアジア圏におけるグローバル戦略において、幅広い実績を挙げている。

アビームコンサルティングについて

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