アクセンチュアとCelonis、業務プロセスの新たな価値創出に向け戦略的提携を発表

アクセンチュア（NYSE：ACN）とCelonis（セロニス）は、業務プロセスの継続的な改善を支援するため、戦略的提携を締結しました。アクセンチュアは、myConcertoやSynOpsをはじめとした自社のツールやプラットフォームに、Celonisのデータ主導による業務実行管理機能を組み込むことで、業務のさらなる可視化や意思決定に資する洞察の活用を推進します。

本戦略的提携では、Celonisの先進的なプロセスマイニングや業務実行管理機能と、アクセンチュアが有する幅広い業務の知見ならびにライフサイクル・マネジメントや自動化に関する業務経験が組み合わされます。これにより、お客様は非効率な業務プロセスを特定し、データに基づく対応策を自動的かつ即座に講じることが可能になります。

アクセンチュアとCelonisは、幅広い業界において100社以上の支援実績を有しています。世界的なテクノロジー企業では、経理部門における意思決定の質を高め、業務全体のプロセスを継続的に改善することで、年間で数百万米ドルのコスト削減を実現しました。また、航空宇宙領域の企業では、30を超える品質保証のプロセスやツールを単一のプロセスに統合したことで、生産品質や業務効率、さらには乗客の安全性の向上も実現しました。

アクセンチュアでインテリジェント・プラットフォーム・サービスのシニア・マネジング・ディレクターを務めるフィリップ・ヘイズン（Phillip Hazen）は次のように述べています。「企業が、迅速な変化を続けていくためには、業務プロセスのデータとそこから生み出される洞察が不可欠です。アクセンチュアの長年にわたるプロセス改善の経験と、Celonisのプロセスマイニングの力を組み合わせることで、お客様はデータに基づく、より直感的な意思決定が可能になります。アクセンチュアとCelonisは、お客様が徹底的な効率化を迅速に実現できるよう尽力してまいります」

アクセンチュアは、Celonisのソリューションを活用して、顧客の業務プロセスの最適化を図るとともに、データ品質管理やレガシーアプリケーションの統合などに関して顧客が抱える課題をCelonisと共有しています。またアクセンチュアでは、自社調達業務の改善、業務プロセスや資本の最適化においてもCelonisのソリューションを活用しています。

Celonisでエコシステム＆インダストリー領域のシニア・バイス・プレジデントを務めるジーン・レズニック（Gene Reznik）は次のように述べています。「アクセンチュアは、業界や地域を問わず、複雑な案件において先進的なサービスを提供しています。同社は、テクノロジーや業務プロセスに関する知見を組み合わせて、世界のリーダー企業に変革をもたらしています。企業が業務オペレーションの転換点を迎えている中、アクセンチュアと戦略的提携を締結でき嬉しく思います。アクセンチュアとCelonisの双方のお客様が、新たな価値を創造できるよう全力で支援してまいります」

アクセンチュアは、Celonisの最上位（チタニウム）のビジネスパートナーであり、2021年のグローバル・アライアンス・パートナー・オブ・イヤーに選出されています。

2022年 4月4日
アクセンチュア Webサイト

アクセンチュア
世界最大の経営コンサルティングファーム。様々な分野・産業に対し戦略、業務、ITなどのあらゆるコンサルティングを提供しシステムの設計、開発、運用等を手がけるITサービス企業でもある。フォーチュン・グローバル500に選ばれている多国籍企業（2009年の順位は351位）。アンダーセンの一部であった同社は、会計系コンサルティング会社という印象が強いが、システムを中心に戦略から人/組織・業務プロセス改革、SE・運用コンサルまで幅広く展開している。

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