コンサル＆マネジメントプロフェッショナル厳選求人情報

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Consultant Info 38
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by　movin'　co.　ltd.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://www.movin.co.jp/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
早いものでいつの間にか師走です。皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか？
コンサル業界にとっては、ネットバブル崩壊後のIT不況に翻弄された1年だったと言え
るでしょう。

同時テロ後のアメリカでは業界中でレイオフが相次ぎ、日本でもグローバルとの繋がり
が深い一部の大手ファームやIT系ファームなどではその煽りを受けて苦戦が続いている
ようです。他方大手メーカー系のコンサルやリスクマネジメント、不良債権評価や事業
再生アドバイザリーを手掛けるファームなどはこのような状況下躍進を続けているよう
です。

私共としましては、業界構造の変化や時代の変化を一歩先取りしたキャリアアドバイス、
そして厳選求人案件のご紹介ができる様、来年も引き続き精進して参りますので、皆様
の変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

目次

1〕コンサル＆マネジメントプロフェッショナル厳選求人情報

−ナレッジマネジメント専門ファームでコンサル経験者を募集！
−大手＆中堅会計系ファームでERP導入経験者を急募！
−不動産関連スタートアップ企業で事業意欲旺盛な若手を募集！


2〕ポストコンサルタントインタビュー

−今回は、元ボストン・コンサルティング・グループの戦略コンサルタントで、
現在は株式会社テレマーケティングジャパンの常務取締役としてご活躍中の
宮沢さんにお話を伺ってきました。

1〕コンサル＆MP厳選求人情報

−今回は、独立系ファームなどからの急募求人を3件ご紹介します。


【1.ナレッジマネジメント専門ファームでコンサル経験者を募集！】

「人と人」の「知識共有・創造」を「コミュニティ」の醸成・活性化を通じて
行う事をキーワードに「企業内ナレッジコミュニティ」構築を実践しているナレ
ッジマネジメント（KM）専門 ファームからの求人です。
会計系やIT系ファームなどで、KMコンサル・KM関連システム導入の経験がある元
気な若手や、大規模プロマネ経験のあるシニア人材を求めています。

元戦略コンサルのやり手社長と共に、経営課題解決にフォーカスした新しい形態
のソリューションカンパニーで腕試ししてみませんか？


【2.大手＆中堅会計系ファームでERP導入経験者を急募！】

グローバルファーム2社が、HR制度設計やSCM戦略策定から実際の業務改革、パッケ
ージ導入・定着化までのプロジェクトをリードできるような人材を求めています。

Oracle EBS/HRMS、SAP R/3やPeopleSoftなどのHRやSCM・Financialモジュール
導入経験がおありで、マネジャーやリーダーとしてコンサルプロジェクト全体もし
くは一部のマネジメント経験のある方や、大企業の情シス部門のユーザー側リーダ
ーとして上記パッケージ導入の経験をお持ちの方、売り手市場の今こそ市場価値ア
ップのチャンスです。


【3.不動産関連プロフェッショナルファームで事業意欲旺盛な若手を募集！】

素人には良くわからずなんとなく敬遠しがちな不動産業界。そんな業界だからこそ
　オポチュニティーもあるのです。最近IPOしたレーサムリサーチ、クリードなども
　有名ですが、ここにも少数精鋭のプロフェッショナル集団で大きなリターンを
　あげている会社があります。今後はこれを持続的安定的に成長させていこうと、
　将来的に事業パートナーとなりうるポテンシャルをもった若手人材を探しています。

仕事内容は、不動産の査定・買取交渉から総務実務など、商売のフロントもバック
も全て担当することになります。実績をあげてきた経営者のすぐそばでみっちりと
　商売を学びたい、将来のために修行をしたい、金持ちへの道を歩みはじめたい
　という根性のある方、ぜひご相談下さい。お薦めポジションです。

　・年齢20代
　・学歴不問
　・将来起業希望大歓迎


この他、こちらには厳選のマネジメント＆コンサルポジション求人情報がございます。

2〕ポストコンサルタントインタビュー

−今回は、元ボストン・コンサルティング・グループの戦略コンサルタントで、
現在はコールセンターの構築・運営のアウトソーシングをメインとしてマーケ
ティングサービスを展開する株式会社テレマーケティングジャパン（ベネッセ
コーポレーションの子会社）の常務取締役としてご活躍中の宮沢さんに、戦略
コンサルファームへの入社経緯やそこでのご経験、ポストコンサル後のキャリア
展開に賭ける熱い想い等を伺ってきました。


【宮沢孝夫さんプロファイル】

現在　株式会社テレマーケティングジャパン（以下TMJ）
常務取締役ニュービジネスカンパニー長。

東京大学大学院工学系研究科（航空学）を修了後、野村総研に入社。
技術系リサーチ・コンサルティングを担当した後、UCLAビジネススクールに社費留学。
帰国後は同社経営コンサルティング部にて主に製造業界の経営コンサルティングに携
わったのち、ボストン・コンサルティング・グループに転職。
戦略コンサルとして大手企業の営業マーケティング戦略・新規事業戦略策定など数多
くのプロジェクトを手掛けたのち、TMJに取締役で転職。
現在は常務取締役として、外販事業（親会社向けビジネス以外全体を担当）を統括す
るカンパニー長としてご活躍中。

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【航空エンジニア志望から戦略コンサルへ】

movin'：
今日はお忙しいところお時間頂きましてありがとうございます。
どうぞよろしくお願い致します。

宮沢氏：
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します。

movin'：
では早速ですが、大学を卒業されてからどのような経緯で今のような仕事をされるに
至ったのか伺わせて下さい。

宮沢氏：
では、昔から順を追ってお話しますね。
まず、'80年に東大工学部の航空学科を卒業して、同大学院に進学し、飛行機やエンジ
ン、ロケットなんかの勉強をしてました。
82年に修士課程修了後は、野村総研に入社して技術系のリサーチやコンサルティング
を手掛けていました。

movin'：
えっ!?、ちょっと待ってください、航空学科ならそのまま航空業界や製造業に行く人
が多かったのではと思いますが、何故またシンクタンクへ就職しようとお考えになっ
たのですか？

宮沢氏：
当時の航空業界にはあまり魅力を感じませんでしたね。重工系企業は私には官僚的過
ぎたし。本当は技術者になりたかったんですよ。
でもビジネスとか経営というのも面白そうだったので、「技術的なものを完全に捨て
るのでなくビジネスとか経営について学べるところはどこか？」ってことで探してい
て、縁あって野村総研に決めたわけです。自由な雰囲気も気に入りましたしね。

movin'：
なるほど。

宮沢氏：
その後'85年から87年までの2年間、社費留学でUCLAにMBA留学してきました。

movin'：
社費留学ですか、それは羨ましいですね（笑）
ちなみに、留学前にはどのようなキャリアビジョンをお持ちだったのでしょうか？

宮沢氏：
一言で言いますと、「技術系の新しい会社の社長になる！」ということです。
これは野村総研入社当時から持っていたビジョンで、いつか自分の組織や商品を創っ
て育てることをやってみたいと思っていましたね。
このMBA留学は、いわゆる"経営系"の考え方や知識の基礎を身に付ける上で、役に立
ちました。

movin'：
なるほど。そのビジョンが今に繋がっているわけですね。
そしてご帰国後は？

宮沢氏：
留学前は技術系のリサーチ・コンサルティングプロジェクトが多く、例えば自動車技
術の予測や人工衛星を使った航空機事故・海難事故の捜索救難システムのフィージビ
リティ調査のためにアメリカに調査に行ったりしていました。
帰国後は野村総研に戻り、経営コンサルティング部門に異動になったのですが、その
当時はバブル景気の真っ只中にあったせいか、長期ビジョン作りや新規事業開発など
が流行っていましたね。
その後'92年に、縁があってボストン・コンサルティング・グループ（以下、BCG）に
転職しました。

movin'：
BCGではどんな仕事をされていたのですか？

宮沢氏：
BCGでは'96年までの４年間で、業種業界としては通信会社・医薬品・タイヤメーカー
・文房具・タバコ会社・セメント会社などなど、そして内容的には営業戦略やマーケ
ティング戦略策定、間接部門のコスト削減策、意思決定を早くするための組織変革など
など、ホント様々なプロジェクトに携わりましたね。

movin'：
戦略コンサルタントを経験して良かったこと・学んだことなどありましたら教えて下さ
い。

宮沢氏：
そうですね、プロセスではとても大変なことも多かったですが、結果としてはもの凄く
勉強になりました。
まず何と言っても、「経営とは何か？」ということをとことん突き詰めて考えさせられ
ることが多く、「モノの見方・考え方」が相当鍛えられたと思います。
また、インタビューや説得方法、分析や発想、レポート作成・プレゼンなどを通じて、
経営実務のノウハウを叩き込まれたと思います。

【「もっと感情移入できる仕事を」〜戦略コンサルからの転身〜】

movin'：
その後、ご自身のビジョン達成の大きな一歩として、現在のTMJに転職をされたというこ
とですね。

宮沢氏：
そうです。戦略コンサルの仕事はそれはそれでとてもやりがいのある面白い仕事ではあり
ましたが、やはり自分としてはもっと"感情移入のできる仕事"をしたかったんです。
先程も申しましたが、自分の組織や商品を創って育てる面白さを是非実現したいと考えま
した。

movin'：
TMJのどんなところに魅力を感じたのでしょうか？

宮沢氏：
転職先選びの基準としては、
1.自分が興味を持てて、これから伸びる分野の事業で、
2.組織がまだ小さくて自分で自由に動ける環境があり、
3.一緒に働きたいと思える人がいる
という3つの基準を持っていました。

テレマーケティングという分野は転職直前に始めて知ったのですがとても興味を覚え、
会社や事業の規模も当時は現在の3分の1ほどでしたので、自分が創造できる余地が大きい
と感じました。
また、現在の社長がまさに「一緒に働きたい」と思わせるような人物だったのです。

movin'：
TMJ入社後はどんな仕事を手掛けてこられたのですか？

宮沢氏：
最初の2年は、経営本部長として直接的には経営企画や人事、経理・財務、総務の責任者を
してました。
ただ実際には、営業戦略の立案や、R&D室を創設して、コールセンター部門のレベルアップ、
トレーニングプログラムの開発などをリーディングしてました。
また、金融業界が伸びそうだったので、3年目はDRM（Direct Relationship Marketing）事
業本部という、金融向けコールセンター事業を展開する新組織を作り、事業本部長をしまし
たが、今ではオンライン証券業界ではNo1というまでに事業が成長しております。

movin'：
ご活躍のようで何よりです。
ただ、コンサル業界から移られた当初は様々な苦労があったのではないかと思うのですが
・・・。率直なご感想を聞かせて下さい。

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・・・インタビューはまだ続きます。