「第2新卒」の転職がうまくいく人、いかない人 第二新卒転職情報コラム

引用【誠 Biz】

第2新卒としてうまくいく人

Aさん)入学難易度の高い国立大学の大学院修士課程で土木学を研究し、新卒時は建築関係専門の記者になりたくて、朝日新聞や毎日新聞など全国紙の記者職にエントリーした。だが、いずれも不採用。そこで社員数200人ほどの建築コンサルティング会社に就職した。

しかし、クライアント企業からの設計依頼に加え、営業の仕事をすることになり、不満を抱え、3年目で退職。半年後に、建築関係の雑誌を扱う小さな出版社に編集者として入り、現在8年目。

(Bさん)有名私立大学の文学部で英文学を専攻。新卒時に教育事業をする大手企業や中堅の教材会社を受けるが、不採用となる。卒業が近い時期に、社員数150人ほどの社会人向け通信教育の企業に就職。そこでは企画部に配属された。

だが、事務処理の仕事が多く、それに嫌気がさし2年目で退職。「教員になりたかった」という夢を捨てきれず、1年後、神奈川県の私立中学の英語教師となる。現在7年目。社会人大学院にも通う。

 ――この2人には共通項がある。それは以下のようなものだ。
(1)高学歴
(2)新卒のときに進むべき道がある程度、見えている
(3)進むべき道にある程度、近い会社に入社し、そこで不満になり、退職

第2新卒として転職し、次の職場でスムーズに働く人を観察していると、これら3つを兼ね備えたタイプが目立つ。少なくとも(2)と(3)は大切である。ただ高学歴というだけでは、新卒はともかく、第2新卒の採用試験では希望する会社になかなか入れない。少なくとも私の周囲では、そのような人はいない。

だが、ごく普通の大学を卒業していても、その人に進むべき道があり、それに近い会社ですでに働いている人は採用試験の場で高く評価される傾向がある。

企業側は、なぜこのような人を重視するのだろうか。おそらく、人事部は新卒の時点で競争をかいくぐり今の会社に入ったという「実績」、そこである程度、希望の仕事をしている「実績」を評価しているのではないか、と思う。これらの「実績」は20代後半?・30代半ばまでくらいの時期のキャリア採用(中途採用)で求められるそれとは違う。

第2新卒は入社し、数年間の経験しかない。だから、さしたる実績がない人が多い。数年で上位に食い込む実績を残しているならば、ほかの社員のレベルは相当に低い。このような会社は社員教育が不十分であり、底上げができていない。むしろ、第2新卒は実績がないことが当たり前であり、そのことにコンプレックスを持つべきではない。経験の浅い人が劣等感を持つ職場こそが、健全なのである。

私には新卒の時点で今の会社に入ったという「実績」や、そこである程度、希望の仕事をしていることは、まぎれもない「実績」に見える。それはその社員の意識とか考え方、思想、仕事への姿勢などの集大成ともいえる。これらは、赤堀さんの言うところの「仕事観」と置き換えることができるのかもしれない。   

雇うか雇わないかの判断基準

一方で、高学歴であったとしても新卒の段階で競争倍率の低い企業や業界内でのランキングが低い企業にしか入れないと、その人の価値は確実に下がる。少なくともそこの企業よりも業績やブランド力が上に位置する企業の人事部は、その高学歴の人を高く評価しないだろう。

人事担当者らが、第2新卒の試験で雇うか雇わないかを判断するときには、18?・20歳の頃の大学入試の学力よりも、21?・23歳前後の新卒の段階での「市場評価」に重きを置くことは間違いがない。

では、自分が進もうとする方向とは違う職場で現在、働いている人はどうすればいいのか。例えば、「出版社で営業の仕事をしているが、本を作る編集者になりたい」という場合である。そこの会社で、編集者への人事異動ができるならばそれに挑戦してみるべきだ。だが、その異動を認めていない企業もある。それでも、「編集者になりたい」と願う人はいる。

率直なところ、この場合は第2新卒の採用試験では苦しい闘いを強いられると思う。さらに年齢との闘いもある。つまり、27?・29歳になると、中途採用のステージに進んでいくことになる。このような場合は、前途は厳しい道になるかもしれないが、今の営業の仕事を辞める、つまり、現在の会社を辞めて早く第2新卒としての採用試験を受けるべきと思う。理想をいえば、現在の会社に籍を置きつつ、密かに採用試験を受けることだ。

最後にこれも述べておきたい。新卒の段階でいい加減な就職活動をした人は、運よくどこかの会社に入社することができて数年働いても、自分が進むべき道が見つからない可能性がある。私は、仕事観なるものは新卒の頃から悶々としていた思いが数年後に具現化したものである、と思う。新卒時で真剣に考えなかった人が入社後わずか数年で見つかるような進路は、たいしたものではないはずだ。だからこそ、学生のころから大いに悩むべきと私は思う。     

引用【誠 Biz】




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