みずほ銀行への転職で得られる年収は?中途採用の給与水準とキャリアパス
みずほ銀行は大手メガバンクの一角として有名であり、給与水準も他企業と比べても高い水準となっています。
ここでは中途採用で入社した時どのくらいの年収帯になるのか、様々な口コミや実例、みずほ銀行の有価証券報告書などかご紹介していきたいと思います。
みずほ銀行の年収水準:中途採用で期待できる給与帯は?
みずほ銀行の従業員の平均年齢は39.5歳で、平均年間給与は約793万円です。この数値には賞与や基準外賃金も含まれています。さらに、従業員の平均勤続年数は15.4年であり、安定した長期勤務が多い環境です。
年齢別平均年収
次に年齢別での平均年収を見ていきましょう。
25歳: 約426万円〜550万円
30歳: 約640万円〜900万円
35歳: 約861万円〜1,100万円
40歳: 約1,018万円〜1,200万円
みずほ銀行は年功序列の制度が残っており、役職に就くことで年収が大幅に増加する傾向があります。特に30代後半から40代にかけて、リーダーやマネジメント職に昇進することで年収が上昇しやすく、40代では1,000万円を超えることが一般的です。
次にポジション・職種別で見ていきましょう。
ポジション・職種別平均年収
営業(RM):679万円 270万〜2,000万円
本部:824万円 450万〜1,250万円
事務・バックオフィス:424万円 270万〜1,420万円
企画:969万円 500万〜1,400万円
どの職種でも1000万円を超える収入が狙えることが大きな特徴ですが、事務・バックオフィスについては一般職になりますが、すでにみずほFGでは一般職採用を廃止しているため、実際にはもう少し年収帯は高くなるかと思います。
ちなみに参考情報として、新卒での給与についてもご紹介いたします。
ポジション・職種別平均年収
四年制大学卒:260,000円
大学院修士課程修了:280,000円
大学院博士課程修了:300,000円
昨今の賃金アップの波から数年前に比べて約2割増となっています。ここに夏・冬ボーナスの2〜3か月分の給与が入ってくるのが最終着地となる見込みです。
みずほ銀行の評価制度と昇給・昇格の仕組み
みずほ銀行では、中途採用者を含めた社員全体に対し、公正な評価制度が整備されています。年次評価を通じて、業務の成果や目標の達成度に応じて昇給・昇格の判断が行われるため、実力に応じたキャリアアップが可能です。
年次評価と目標達成による評価
みずほ銀行の評価制度は、年に一度の「年次評価」を基本としています。この評価では、各社員が設定した個別目標に対する達成度や、成果の質と量が評価基準に含まれます。
また、上司や同僚からのフィードバックも取り入れられ、包括的な視点で評価が行われます。法人営業などの営業職では、売上や契約件数などの業績が、リスク管理などのバックオフィス職では、職務遂行能力やリスク回避の貢献度などが評価のポイントとなります。
昇進・昇格の基準と年数
みずほ銀行では、明確な昇進・昇格基準が設けられており、実力と経験次第でキャリアアップが図れます。一般的には以下のような年数で昇進が見込まれますが、優れた成果を上げた場合には、基準年数よりも早く昇進するケースもあります。
中途採用者のキャリアアップの可能性
中途採用者もみずほ銀行での昇進・昇格のチャンスがあります。みずほ銀行では中途入社者に対しても、新卒社員と同等のキャリアアップ機会が提供され、入社時の役職や評価に応じて早期に管理職を目指すことも可能です。特にリスク管理やデジタル領域では即戦力が求められるため、中途入社者のキャリアパスが加速する傾向にあります。
みずほ銀行の福利厚生とワークライフバランス
最終的な手取り分や、給与にも関わってくるため福利厚生制度についてもご紹介いたします。
みずほ銀行の主な福利厚生
みずほ銀行では、以下のような福利厚生が整備されています。
住宅手当・家賃補助
勤務地に応じて住宅手当が支給される場合があります。また、勤務地を変える異動が発生した場合、引っ越し費用や家賃補助も提供されます。
退職金制度
退職金制度があり、一定の年数を勤めた社員が退職する際に退職金が支払われます。退職後の生活も考慮した資産形成がしやすい仕組みです。
資格取得支援
金融知識やスキル向上を目的とした資格取得支援制度が整備されています。ファイナンシャルプランナー(FP)や証券外務員などの資格取得の際には、試験費用の補助が受けられることがあります。
健康保険・健康診断
みずほ銀行では、健康保険や年1回の健康診断、特定の健康リスクがある社員向けの精密検査費用も補助しており、社員の健康管理をサポートしています。
ワークライフバランスと残業時間の実情
みずほ銀行は、ワークライフバランスの改善にも力を入れています。銀行業務は忙しいことで知られていますが、近年は効率化やデジタルツールの導入が進み、全体の残業時間は減少傾向にあります。特に、法人営業やシステムエンジニアなどのポジションでは業務量の多さが課題とされますが、働き方改革により無駄な残業を減らし、効率的な働き方が推奨されています。
在宅勤務制度やフレックス制度の有無
みずほ銀行では、コロナ禍以降、リモートワークやフレックス勤務の導入が進んでいます。特に、IT関連業務やバックオフィス業務では、在宅勤務を取り入れやすい環境が整っており、週数回のリモートワークも可能です。また、フレックスタイム制度も活用されており、柔軟な働き方を選べることが中途採用者にも評価されています。
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