未公開企業への投資機会をとらえ、成長企業支援、企業再生、公開企業買収 によるゴーイングプライベートを含むマネジメント・バイアウト(バイイン)、既設投資 ファンド持分(LP)買取の業務を中心に行っている。
メンバーには金融会社・事業会社出身者、弁護士・公認会計士など多彩。
時価総額が150億円から200億円未満の中小型案件に特化、ハンズオン型投資と経営支援により、ファンド投資利回りは25%〜60%超(一部途中経過を含む成功報酬控除前)のリターンをあげている。
プライベート・エクイティ投資
事業承継、業界再編、MBO、スピンオフ、事業再生、非公開化など、組織経営体制および資本政策上のニーズを有する企業や、エクイティによる新規の資金調達や事業戦略の改善によりその潜在的成長力を発揮できる企業など、ミドルサイズの企業を中心に投資を行っている。
投資先への経営支援の内容としては、チームメンバーによる積極的な経営支援を含む経営管理体制および事業戦略の強化・推進、財務体質の改善、事業提携やM&A戦略の遂行、株式公開準備など多岐に亘り、必要に応じメンバーが常勤で業務を遂行している。
セカンダリー投資
発展段階の企業、50%未満の出資割合の企業を投資対象としてノンコア事業と位置付けた関連会社株式の売却、 取得目的が薄れてきた政策保有株式およびファンド持分の売却などへ流動化ソリューションの提供をしている。
ベンチャーキャピタル投資
投資対象分野は、モバイルやコンテンツなどの「インターネット分野」、半導体や通信などの「エレクトロニクス分野」、金融・環境関連などの「ニューサービス」分野を中心に行っている。
一般的なベンチャー投資にPE投資の要素を取り入れた経営支援を実施し、企業価値の向上をサポートしている。
海外展開
投資領域を東アジアに拡大、アジア地域におけるセカンダリー投資機会を獲得するために、台湾にPrimasia Securitiesとの合弁会社(Primasia Private Equity Asset
Management)を設立
2007年には、海外ファンド運用のためにシンガポールに拠点進出(Ant Global Partners)
株式会社ヴイ・エス・テクノロジー
マシンビジョン用の光学レンズ、光学部品、照明装置の開発、設計、製造
2020年6月に経営管理強化、成長支援のためのパートナーとして資本参加
株式会社アミークス
出張型修復サービス「トータルリペア」フランチャイズの運営。ビル内外装リフォーム事業の運営
2020年3月に創業オーナーから事業承継として譲受
株式会社アミノ
回転寿司店・寿司料理店の運営会社
2019年8月に創業オーナーからの事業承継として譲受
株式会社アントレ
独立・開業領域における求人メディアの運営会社
2019年4月に株式会社リクルートからの独立を目的としたカーブアウトを支援する形で譲受
株式会社フェニックスインターナショナル
ニットウェアを中心としたアパレル製品の企画・製造・輸出入・卸売会社
2018年12月に経営陣のMBOを支援する形で香港の大手商社Fung Groupから譲受
株式会社スプラウトインベストメント
活魚・鮮魚の卸売事業及び地魚・純米酒・活イカ・串焼等の業態別外食事業
2017年12月に創業オーナーからの事業承継として譲受
株式会社ニューオークボ
生パスタ・スパゲティ・マカロニの製造販売及び生パスタ専門店の運営会社
2017年10月に、オーナーの事業承継ニーズに応じて資本参加
株式会社マルサヤ
鰹節、削り節の製造販売、海産物および食材一式の販売会社
2016年3月に創業社長等からの事業承継として譲受
株式会社アロスワングループ
調剤薬局のロールアップおよび運営
2016年1月に阪神調剤ホールディングと共同M&A推進に関する資本業務提携を締結。 2019年11月に事業会社に譲渡
株式会社マルホン
木質建材の輸入・企画・製造・販売会社
2015年6月に創業社長からの事業承継として譲受
株式会社壮関
素材菓子、おつまみ等海産珍味・加工農産物の製造販売会社
2014年11月に創業社長からの事業承継として譲受
株式会社アップルワールド
国内最大級の海外ホテル予約サイトの運営会社
2014年7月に創業社長からの事業承継として譲受。2018年2月に株式会社じげんに譲渡
株式会社ムーンスター
創業140年の大手靴製造・卸・販売会社
2013年10月、経営陣のMBOを支援する形で複数の既存株主から譲受
株式会社Casa
国内大手の家賃保証サービス会社
2013年9月にDRCキャピタル株式会社が運用するファンドから経営陣のMBOをサポートする形での譲受。2017年10月に、東証2部に上場
株式会社藤二誠
観光土産品および印鑑・ジュエリーの国内大手企画・製造・卸会社
2009年12月にオーナーの事業承継ニーズに応じて資本参加。2014年3月に全日空商事株式会社に譲渡
バリオセキュア・ネットワークス株式会社(現 バリオセキュア株式会社)
インターネットセキュリティーサービスプロバイダー
2009年9月にオーナーの事業承継案件としてTOBを行い資本参加。2011年3月に1stホールディングス株式会社に譲渡
株式会社ジャパンバイクオークション
二輪車オークション運営管理会社
資本政策の一環として2009年5月に資本参加。2011年4月に株式会社アイケイコーポレーション(現 株式会社バイク王&カンパニー)および株式会社ユー・エス・エスに譲渡
丸星株式会社
自動車・機械製品等に関する技術文書の製作・編集・翻訳サービス会社
2008年6月ファンド会社からの譲渡による資本参加。20011年1月、同業である株式会社シイエム・シイに譲渡
株式会社ジャパン・リリーフ
自家用自動車の管理、運転、整備、修理等、車輌運行管理の請負事業を行う会社
2007年1月、オーナーの事業承継案件として譲受。2008年10月に株式会社ゼロに譲渡
株式会社麦の穂ホールディングス
「ビアードパパのシュークリーム」を中心としたスイーツやうどん等のフード店舗を直営およびフランチャイズ展開する製造小売会社
2006年8月にオーナーの事業承継ニーズに応じて資本参加。2013年11月に株式会社永谷園に譲渡
株式会社本間ゴルフ
ゴルフクラブおよび関連製品の製造販売会社
2006年3月、民事再生案件にスポンサーとしてマイルストーンターンアラウンドマネジメント株式会社と共同投資を行う。2010年6月に保有分の75%を中国の事業家集団に譲渡し、2011年8月に本間ゴルフ(上海)有限公司に譲渡
株式会社アントステラ
「ステラおばさんのクッキー」を展開するホームメイドスタイルのクッキーおよび焼き菓子の製造販売会社
2005年10月にオーナーの事業承継ニーズに応じて資本参加。2008年1月に森永製菓株式会社に譲渡
menue株式会社(現 株式会社ビークリー)
「まんが王国」を展開する国内大手モバイルコミックコンテンツ配信会社
2005年9月、実質的な運営会社、BBMF Group Inc.の100%親会社であったBBMF Corporationに資本参加。その後、BBMF Group Inc.をスピンオフし、日本法人化。2009年6月小学館などに一部売却後、2014年2月に上場を目指して株式会社リサ・パートナーズが運用するファンドに売却
株式会社ウイルプラスホールディングス
フィアットクライスラージャパンおよびBMWジャパン(現 ボルボ・カー・ジャパンも加わる)の正規ディーラー
2005年7月、株式会社福岡クライスラー(現 チェッカーモータース株式会社)に成長支援として資本参加。ロールアップを目的とし、2007年10月に株式移転方式によりホールディングスを設立。輸入車メガディーラー化を推進し、IPOを目指すため、2012年12月にベンチャーキャピタルおよび事業会社に譲渡
トライウォール株式会社(現 トライウォールジャパン株式会社)
重量物梱包用の三層段ボールの製造会社
上場にむけた株主構成の是正ニーズにより2005年7月に資本参加。2010年7月にアジア展開加速を企図してCITIC CAPITALに譲渡
株式会社ミヤノ(現 シチズンマシナリーミヤノ株式会社)
中型工作機械および機械器具の製造会社
2005年6月上場に向けた支援を行うため、産業再生機構の保有株式の一部取得による資本参加。2007年1月に東証2部に上場後、シチズンホールディングス株式会社に譲渡
株式会社マイプリント
年賀状・婚礼関連を中心とした印刷サービス業で、業界のリーディングカンパニー
業績悪化に伴い銀行主導によるスポンサー候補を探しており、2004年12月大手商社、外資投資銀行との共同投資を実行。2007年10月に株式会社アサガミに譲渡
株式会社ゴルフパートナー
国内最大手の中古ゴルフ用品買取販売およびチェーン店運営会社
2004年4月事業会社の子会社売却により資本参加。マザーズ上場後、2008年10月にゼビオ株式会社によるTOBに応じ株式を譲渡
チェッカーモータース株式会社
アルファロメオ/フィアットの国内販売会社
業績不振のためオーナーが売却を企図し、2004年4月に資本参加。2008年7月に株式会社ウイルプラスホールディングスに保有株式の一部を売却し残りを株式交換にて同社株式を取得。2012年12月にベンチャーキャピタルおよび事業会社に譲渡
株式会社ハイパーフィットネス
フィットネスジムの運営および関連コンサルティング会社
2004年3月に大手フィットネスジム会社からのスピンオフ支援による資本参加。2009年9月にベンチャーキャピタル等に譲渡
株式会社シーエーエー
大手中古車オートオークション会場の運営会社
2002年10月に業界再編の中立的パートナーとして資本参加。2005年12月にトヨタ自動車株式会社に譲渡
ヴァージン・シネマズ・ジャパン株式会社(現 TOHOシネマズ株式会社)
英国ヴァージン・グループの日本におけるシネマコンプレックス運営子会社
2002年2月に国内で経営管理強化をサポートできるパートナーとして資本参加。2003年4月に東宝株式会社に譲渡