三菱UFJ銀行出身の転職エージェントが徹底解説！

日本最大のメガバンクとして有名な三菱UFJ銀行。業界トップレベルの報酬水準と盤石な経営基盤のもと、法人・投資・市場・個人まで幅広い領域で大きな裁量と手応えを得られます。

2025年度は中途採用700人を計画するなど新卒採用640人を上回る勢いで積極採用中！転職するには絶好の機会と言えるでしょう。

ここでは三菱UFJ銀行の採用動向や転職難易度、ねらい目の求人や選考突破のポイントなど中途採用情報をご紹介します。

三菱UFJ銀行は、「高年収×安定基盤×働きやすさ」がそろった“総合力の高い”転職先です。ここでは社格・年収・働き方の3つの視点から、その魅力をご紹介します。

三菱UFJ銀行の名刺は、それだけで一生モノのブランド資産になります。ほぼすべての業界・大手企業と取引があり、若手のうちから経営層やキーパーソンと向き合えるのが魅力です。
中途採用HPを参照すると「学歴：高卒以上」「社会人2年目から応募可」「金融経験不問（事務・接客経験でOK）」といった求人もあり、メガバンクの看板を比較的早い段階から狙える“間口の広さ”も大きなポイントです。

平均年収約813万円（平均年齢：39.6歳）と年収水準も高く、中途採用でも専門職・高度職種などで年収レンジ〜3,000万円クラスのポジションも存在します。
法人営業で大口案件をリードしたり、市場・投資・国際などのプロフェッショナル領域で成果を出せば、若いうちから大きく年収を伸ばすことも可能。「安定したベース＋成果に見合ったアップサイド」を両立できるのが魅力です。

ワークライフバランス面でも整備が進んでおり、年に1度は5営業日以上の連続休暇取得がマストとされるなど、計画的にしっかり休める仕組みがあります。家賃補助などの定番制度に加え、育休取得者の同僚への手当といったユニークな福利厚生も。実際、公式HPでも月間残業時間19.2時間・離職率5.1%と公表されており、しっかり稼ぎつつ、私生活も大事にしたい人にとって、“無理なく続けられるメガバンク”と言える環境です。

三菱UFJ銀行の中途採用は、ここ数年で一気に“攻め”モードに入っています。
経済メディアによるとキャリア採用人数は2021年度の約60人から、2024年度には約550人規模へと急増し、2025年度は700人と新卒採用数を上回る計画とも報じられています。

その背景には、「金融×IT」の加速や高齢化に伴う相続・事業承継対応、資産運用の多様化・高度化といった事業環境の変化があります。業績は堅調な一方、少子化で新卒だけでは十分な人員を確保しづらくなっていること挙げられます。

中途採用者の約半数が他業界出身というデータもあり、銀行業界外からの受け入れも積極的。デジタル人材だけでなく本部企画や営業・事務など幅広いポジションで募集しています。

一方で、「採用数が増えた＝誰でも入りやすくなった」というわけではありません。高度な専門スキルを持つプロ人材を2割増やし、通常とは別枠の報酬体系で厚遇する動きも出ており、専門性・即戦力性・カルチャーフィットを総合的に見極めるスタンスはむしろ強まっています。

したがって、応募時には求人ごとに求められる役割を丁寧に読み解き、自身の経験を「どの業務で・どんな成果を出し・入社後どう活かすか」まで言語化しておくことが重要です。金融知識や最新のデジタル動向のキャッチアップ、職務経歴書・面接対策を含め、入念な準備をした人ほど内定に近づくと考えておきましょう。

三菱UFJ銀行を含め金融転職を成功させるために必要な手順は以下になります。

・金融業界の情報収集
・履歴書・職務経歴書の用意
・三菱UFJ銀行を含む複数金融機関への応募
・複数社の面接日程のスケジュール調整
・面接対策
・内定後の条件面談（年収・役職・入社日）
・内定承諾
・退職交渉

これだけのプロセスの中で個人で転職活動をする場合、
・職務内容・採用ニーズ・年収・働き方などのリアルな企業情報収集
・膨大な書類を目にする採用担当者に「会ってみたい」と思わせる書類作成
・志望度を踏まえた複数社の選考を上手にスケジュール調整
・面接を突破するための面接対策
・さらに内定をもらうタイミングでの条件交渉や入社日の調整
は日々働きながら行うのは難しいでしょう。

銀行各社は、エージェント利用を前提に採用予算を組んでいるため、「個人応募だから受かりやすい／エージェント経由だから落ちやすい」といった差は一切ありません。

むしろエージェントを活用いただくことで、
・公開情報だけではわからない“リアルな企業情報”
・過去の支援実績にもとづく選考突破のポイント
・職務経歴書のブラッシュアップ・面接対策
・これまでの経験のどこをどうアピールすべきか（＝年収アップ交渉にも直結）
など、個人では得にくい情報・ノウハウをフル活用しながら選考に臨むことができます。結果として、選考通過率も格段に高めやすくなります。

三菱UFJ銀行は利用するエージェントを厳選しており、ムービンはこれまでの豊富な転職支援実績からご紹介可能なエージェントです。三菱UFJ銀行はもちろん、日本政策投資銀行（DBJ）、野村證券、三井住友海上、日本生命、DTFAなど大手金融機関出身のキャリアアドバイザーが多数在籍しており、金融キャリアに精通した視点でサポートいたします。

キャリア相談から求人のご紹介、選考対策、入社後のフォローまで、転職活動全般を完全無料でご支援しています。「まずは情報収集から」という段階のご相談も大歓迎ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

バックグラウンド（前職）、年齢、転職した部門の一覧と、転職体験談をいくつかご紹介します。ご参考にして頂ければ幸いです。

前職	年齢（性別）	学歴	→	転職先
不動産	24歳（女性）	有名私立大卒	→	三菱UFJ銀行(法人RM)
証券会社	27歳（男性）	国立大卒	→	三菱UFJ銀行(法人RM)
地方銀行	26歳（女性）	有名私立大卒	→	三菱UFJ銀行(リテール営業)
メガバンク	27歳（男性）	国立大卒	→	三菱UFJ銀行(DX企画・推進)
SIer	31歳（男性）	有名私立大卒	→	三菱UFJ銀行(グローバルシステム開発)
SaaS	30歳（女性）	有名私立大卒	→	三菱UFJ銀行(データサイエンティスト)
シンクタンク	28歳（男性）	有名私立大卒	→	三菱UFJ銀行(マーケットリサーチ)
ITコンサル	34歳（女性）	有名私立大卒	→	三菱UFJ銀行(IT戦略策定・企画管理担当)
総合系コンサル	31歳（男性）	国立大卒	→	三菱UFJ銀行(営業企画)
戦略系コンサル	32歳（男性）	国立大卒	→	三菱UFJ銀行(サステナビリティ経営企画業務)

有価証券報告書によると三菱UFJ銀行の平均年収は約813万円(平均年齢：39.6歳)です。日本全体の平均年収と比べて、頭ひとつ抜けた水準と言ってよいでしょう。

弊社独自調査によると三菱UFJ銀行の総合職は20代で450〜700万円、30代で800〜1,000万円、7年目前後に昇進する「調査役」クラスで年収1,000〜1,200万円に乗るケースが多いとされています。さらに、支店長・部長クラスでは1,400〜2,000万円、役員・本部長クラスでは2,500〜3,000万円クラスのレンジが紹介されています。

加えて、日本経済新聞によると、近年は富裕層ビジネスやデジタル領域の「プロ人材」を一般社員とは別の高報酬テーブルで処遇する方針が報じられており、専門性の高い中途人材には〜3000万円クラスのレンジが提示されるケースもあります。　金融×ITやウェルスマネジメントなど成長領域で経験を積めば、平均年収856万円クラスからさらに一段上のステージを目指せる環境と言えるでしょう。「安定感」と「高年収」の両方を取りに行きたい方には、非常に相性の良い転職先です。

三菱UFJ銀行のキャリアパスは、個人の成長に応じた多様な選択肢が用意されており、部門やポジションに応じて様々な進路が描けます。

新卒で採用された場合、最初は法人営業やリテール営業、マーケット業務など、銀行の基礎業務を経験します。この段階では、さまざまな業務を通して金融知識を習得し、幅広い経験を積むことが求められます。

入社7年目ごろから調査役や支店長代理といった役職に昇進するチャンスが増えます。ここでは、特定の部門での専門性を深めたり、支店やチームの運営をサポートしたりする立場になります。この時点で、1,000万円に近い年収に達することも多いです。

15年目以降、優秀な社員は支店次長や課長、上席調査役などの管理職に昇進します。この段階でさらにマネジメント能力を高め、複数のプロジェクトやチームを統括します。年収は1,500万円を超えることが一般的です。

キャリアの最終段階として、支店長や本社部門の部長クラスに昇進する可能性があります。ここでは、経営戦略に関わる意思決定や全社的なプロジェクトをリードする立場です。役職によっては、年収が2,000万円を超えることもあります。

三菱UFJ銀行は国際業務も盛んで、特にグローバルなキャリアパスを選択することも可能です。海外支店や国際プロジェクトに参加し、語学力や異文化理解を活かしてキャリアを積むことができます。このキャリアパスは、特に英語力や国際的なビジネス経験がある社員にとって有利です。

三菱UFJ銀行の働き方は、「そこそこ忙しいけれど、大手らしい安心感と制度でけっこう整っている」というイメージに近いです。

まず残業時間ですが、公式HPによると月平均所定外労働時間は19.2時間（2024年度）とされており、メガバンクの中でも“激務一辺倒”という数値ではありません。弊社調査によると、営業は月26.5時間前後、事務は15時間前後、企画系は20時間超など、ポジションによってバラつきはあるものの、おおむね月15〜30時間台に収まるケースが多いようです。

働き方の柔軟性という意味では、MUFG全体で「スマートワーク＠MUFG」を掲げており、セレクト時差勤務制度（始業・終業を最大1.5時間前後シフト）や在宅勤務制度、サテライトオフィスなどを整備。 子育て中の社員向けには、「小1の壁」対策ハンドブックや企業内保育園、不妊治療休暇なども用意されており、長く働きやすい環境づくりが進んでいます。

休暇面では、もともと銀行業界は年1回の5営業日以上の連続休暇（実質10連休）が義務的に取得される文化があり、三菱UFJ銀行でも「毎年10連休取得が義務化されている」「年間15日以上の有休取得を目指そうという雰囲気」などの口コミが見られます。 実際、「休みが取りやすい」「有給は出したら基本通る」という声も多く、残業抑制と有休取得推奨がセットで進んでいる印象です。

福利厚生は“さすがメガバンク”という充実度で、独身寮・社宅・住宅手当など住宅系の手厚さがとくに高評価。30歳まで入れる独身寮は月1〜1.2万円程度（光熱費込み）という口コミもあり、東京勤務でも生活コストをぐっと抑えられます。 さらに、条件を満たせば月3万〜5万円の住宅手当が支給されるケースもあり、賃貸派にもメリット大です。

子ども手当・育児休業・介護休業、財形貯蓄や従業員持株会、年金制度など“王道”の福利厚生に加え、行内では育休取得者の同僚への手当や行内専用マッチングアプリといったユニークな制度も導入されており、堅いイメージに反してソフト面もアップデートが進んでいます。

項目	内容
住宅制度（寮・社宅・家賃補助）	独身寮・社宅を全国に整備。一定条件を満たす場合には住宅手当が支給され、都市部勤務でも住居費負担を軽減できる。
休暇制度	完全週休2日制に加え、年次有給休暇や5営業日以上の連続休暇取得を推奨。計画的な長期休暇を取りやすい環境が整備されている。
働き方の柔軟性	在宅勤務制度、セレクト時差勤務、サテライトオフィスなど、多様な勤務形態に対応した制度を導入している。
育児・介護支援	産前産後休業、育児休業・育児短時間勤務、介護休業・介護短時間勤務、企業内保育園等、ライフイベントに応じた支援制度を用意している。
資産形成制度	財形貯蓄、従業員持株会、企業年金（確定給付・確定拠出）など、長期的な資産形成を支援する制度が複数整備されている。
その他の福利厚生	通勤費支給、各種健康支援プログラム、社内イベント等に加え、一部部署では独自の社内制度や取り組みも行われている。

「残業はそれなりにあるけれど、平均は月20時間前後、年1回の長期連休＋厚い住宅・育児・年金系の福利厚生で、長く安心して働けるメガバンク」というポジションです。大手の安定感と生活面のサポートを重視しつつ、ある程度の忙しさも許容できる方には、かなり相性の良い環境と言えます。

三菱UFJ銀行への転職で「失敗・後悔した…」とならないためには、まず徹底した情報収集が欠かせません。中途採用は強化されていますが、採用ハードルが下がったわけではなく、求められる水準は依然として高いままです。応募前に、募集ポジションの具体的な職務内容・責任範囲・評価指標をしっかり理解したうえで、「自分の経験で本当に価値提供できるか」を冷静に見極めることが重要です。

あわせて、入社後の後悔を防ぐにはカルチャーマッチの確認が必須です。働き方、評価スタイル、上司や同僚との距離感など、自分がストレスなくパフォーマンスを発揮できる環境かどうかを具体的にイメージしましょう。中途採用HPや口コミ・OB訪問、エージェント経由のインタビュー情報などを活用し、情報収集と入念な選考対策によって、三菱UFJ銀行への転職の成功確度を高めていくことが大切です。

三菱UFJ銀行出身の転職エージェントが皆様が気になる質問にお答えします！

三菱UFJ銀行の中途採用・転職難易度はどのくらいですか？

メガバンクの中でも難易度は高めです。応募者数が多いことに加え、専門性・即戦力性・カルチャーフィットを総合的に見られるため、事前の準備次第で結果が大きく変わるタイプの企業です。

どんな職種・ポジションで中途採用が多いですか？

法人営業・本部企画・リスク／コンプラ・システム／デジタル・事務企画・バックオフィスなど、幅広い職種でキャリア採用を行っています。近年は特にデジタル・IT・データ関連や、事業法人・富裕層向けのソリューション営業ポジションが増加傾向です。

他業界からでも転職できますか？金融業界出身でないと厳しいですか？

他業界出身者の採用も積極的で、中途入行者のうち約半数が金融以外の出身というデータもあります。法人営業ならメーカー・IT・商社でのBtoB営業、企画職なら事業会社やコンサルでの企画・プロジェクト経験、システム系ならSIer・自社開発企業の経験などが評価されます。

年収レンジや年収アップの期待値は？

有価証券報告書ベースの平均年収は800万円台と高水準で、年代別では30代で800〜1,000万円、調査役クラスで1,000万円超がひとつの目安です。加えて、デジタル・市場・富裕層ビジネスなどのプロ人材ポジションでは1,000〜2,000万円超のオファーも見られ、年収アップ狙いの転職先としても十分検討に値します。

残業時間や働き方はどのようなイメージでしょうか？

全社平均の残業時間は月20時間前後とされており、営業・企画はやや多め、事務・バックオフィスは少なめという傾向です。リモートワークや時差勤務など柔軟な働き方も整備されており、「忙しいが、制度面は整っている」という声が多いです。

どんな人が三菱UFJ銀行に向いていますか？

「安定した基盤の中で、金融のプロとして長期的にキャリアを築きたい方」と相性が良いです。特に、顧客志向が強い方・大型案件を粘り強くやり切れる方・組織での協働が得意な方・変化の多い金融環境でも自ら学び続けられる方が評価されやすい印象です。

未経験分野からのチャレンジは可能でしょうか？

「完全未経験」は難しい一方で、職種間で親和性のある“隣接領域からの転職”は十分チャンスがあります。たとえば銀行以外での法人営業、事業会社・コンサルでの企画・経営管理、SIerでのシステム企画などは、求人要件とマッチすれば評価対象になり得ます。

30代・40代でも中途で入れますか？

実際に30代〜40代前半の採用実績は多く、マネージャー層や専門職として迎え入れられるケースも増えています。その分、マネジメント経験や専門スキル、入行後の役割期待は高くなるため、キャリアの「深さ」と「再現性」を示すことが重要です。

英語力や資格はどの程度必要ですか？

全ポジションで必須ではありませんが、国際部門や市場・投資銀行系ポジションでは英語力（TOEIC目安700〜800点台）が歓迎・必須となるケースが多いです。資格については、証券外務員、FP、簿記、証券アナリストなどがプラス評価されますが、最重要なのは実務経験・実績です。

個人応募と転職エージェント経由、どちらが有利ですか？

採用選考上の評価に「入口による有利・不利」はありません。銀行側はもともとエージェント利用を前提に採用計画を立てているため、どちらの経路でも合否基準は同じです。ただし、エージェント経由であれば、社内事情やポジションごとの傾向、書類・面接対策などを踏まえた支援が受けられるため、結果的に選考通過率を高めやすいというメリットがあります。

入社後に三菱UFJ銀行から他社へ転職する場合、市場価値はどうですか？

三菱UFJ銀行出身者は、事業会社の財務・経営企画、フィンテック・スタートアップ、コンサルファーム、他金融機関などへの転職実績が豊富です。大企業・大口クライアントを相手にした経験や、厳格なリスク管理の素地は、市場から高く評価される傾向があります。

三菱UFJ銀行の選考を突破するためのポイントは？

大きく3点です。�@応募ポジションの役割と自分の経験の接点を、プロジェクト事例で具体的に語ること、�AMUFGのビジョン・MUFG Wayに共感しているポイントを、自分の価値観・行動とセットで説明できること、�B面接で問われやすい「なぜ転職？」「なぜ三菱UFJ銀行？」「入行後どう貢献するか？」に、一貫したストーリーで答えられるよう準備しておくことです。

プロパー文化（新卒入社だけが評価される文化）はありますか？

かつては「新卒一括採用で長期育成」という色が濃い組織でしたが、現在は状況が大きく変わっています。中途採用比率は2020年度16.4％から、2023年度には48.8％まで上昇しており、ほぼ半数が中途入行というフェーズに入っています。 人事制度上もプロパー／中途で昇進ルートを分けているわけではなく、中途入行者が支店長や部長クラスで活躍しているケースも見られます。実際の選考でも「これまでの経験でどう価値提供できるか」が重視されるため、「プロパーだから有利／中途だから不利」という発想よりも、ポジションとのマッチ度と成果の再現性をどこまで示せるかが重要です。

三菱UFJ銀行（銀行）・三菱UFJ信託銀行（信託）・三菱UFJモルガン・スタンレー証券（証券）の業務内容の違いは？

ざっくり整理すると、次のようなイメージです。

銀行：預金を受け入れ、企業や個人向けに融資を行い、送金・為替などを扱う「銀行業務」が中心です。特に法人営業では、企業融資や各種ソリューション提案を通じて、企業の資金ニーズ・事業戦略を支える役割が大きくなります。

信託：免許上は銀行業務も可能ですが、グループ内での役割分担の観点から、主に信託業務（証券代行・不動産・受託財産・相続等）を担います。法人営業は、上場企業向けの株主名簿管理などを行う証券代行、不動産関連ビジネス、年金信託等の受託財産の受託・管理が中心です。

証券：株式・債券・投資信託などの証券取引や資金調達、M&A等の投資銀行業務を担います。法人営業は、IPO（新規株式公開）支援や増資・株式売出、社債発行など、資本市場を通じた資金調達支援がメインです。

なお、投資信託・資産運用といった分野は銀行・信託・証券のいずれも扱っており、3社はお互いの代理店として商品・サービスをクロスセルしているため、役割は分かれつつもオーバーラップしている領域が多い点も押さえておくとよいでしょう。

社名	株式会社三菱UFJ銀行
URL	https://www.bk.mufg.jp
設立	1919年（大正8年）8月15日
資本金	17,119億円（単体）
従業員数	31,756人（2024年3月末現在、単体）
代表	取締役頭取執行役員 半沢 淳一

個人・法人向けに金融商品や融資、資産運用、外為取引などの銀行業務全般を行っています。また、国内外に広がるネットワークを活用し、グローバルな銀行業務も展開しています。さらに、デジタル分野やDX（デジタルトランスフォーメーション）にも力を入れており、最新技術を活用したサービスの提供にも積極的です。
このように、三菱UFJ銀行は伝統的な金融業務に加え、デジタル技術やグローバル戦略を駆使し、幅広いサービスを提供しています。