スティール・パートナーズ
会社概要 スティール・パートナーズ
社名 | Steel Partners Holdings |
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代表取締役 | - |
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資本金 | - |
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売上高 | - |
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設立 | 1990年 |
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従業員 | - |
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所在地 | - |
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その他拠点 | - |
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子会社・関連会社 | - |
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特色・概要 スティール・パートナーズ
代表であるリヒテンシュタイン氏によって設立されたヘッジファンド。
スティール社、リヒテンシュタイン代表ともにメディアへの露出には極めて消極的であるため、その実態については不明点が多いが、アメリカで複数のM&Aを行ったとされ、日本で一躍有名になった2003年12月のソトー及びユシロ化学工業に対する敵対的TOB。
2007年2月にTOBを仕掛けたサッポロホールディングスの案件をはじめとして、常任代理人はメリルリンチが務める事例が多数見受けられる。江崎グリコやブルドックソースと言った食品関連銘柄への投資が目立つのも特徴。
沿革 スティール・パートナーズ
ペンシルベニア大学卒のウォーレン・リヒテンシュタインによって1993年に発足。
「スティール」の名前は最初の投資先が鉄鋼株だったことに由来する。
日本法人名は「スティール・パートナーズ・ジャパン株式会社」で2001年に設立、現在の代表は日興證券出身の西裕介氏。
投資実績 スティール・パートナーズ
投資先 | 投資割合 | 投資額(百万円) |
フクダ電子 | 14.09% | 10,058 |
日清食品ホールディングス | 18.08% | 83,746 |
ブラザー工業 | 11.27% | 38,472 |
江崎グリコ | 14.37% | 20,581 |
シチズンホールディングス | 12.62% | 48,023 |
キッコーマン | 5.27% | 10,535 |
アデランスホールディングス | 26% | 29,509 |
ブルドックソース | 9.25% | 1,699 |
サッポロホールディングス | 18.13% | 30,777 |
ワコールホールディングス | 7.39% | 12,333 |
明星食品 | 23.11% | 4,928 |
ハウス食品 | 6.45% | 10,224 |
アデランスでの事例【日本での投資】
2007年から買収防衛策の導入阻止・廃止要求、抜本的な経営改善や経営陣の退陣の要求を行い、株主総会に向けた委任状の勧誘を実施。
2008年5月のアデランス定時株主総会では社長を含む7人の取締役再任案が否決され、同年8月の臨時株主総会ではスティールが推薦した社外取締役2人を含む取締役7人が選任される。
また、2009年5月には提示株主総会に向けて取締役9人のうち8人の候補者を擁立した議案を提出するとともに、事業改善計画を公表。
同年5月の提示株主総会では、スティールが推した候補者全員が取締役に選任された。
アデランス側の後ろ盾となったユニゾン・キャピタルが、2009年5月の株主総会でアデランス側の人事提案が承認されることを前提にした「公開買付けに関する契約及び戦略的資本業務提携契約」を同年4月に締結したが、同前提条件が満たされなかったため、公開買付け及び戦略的資本業務提携は実施されなかった。
スティールが事業改善に向けた具体的な支援を行う初めてのケースとなっている。
Adaptec Incでの事例
スティールは、2008年10月に13%の株式を保有していたAdaptec Incに対し、経営委員会の支配を目的にスティールの代表者3名を経営委員会に送り込んだ。
さらに、スティールは事業売却を強く主張したが、Adaptec Inc のCEOと2,3名の取締役がこれに反対した。
株主への委任状争奪戦は激化し、スティールはAdaptec Incの支配権を握ろうと試み、Adaptec Incはスティールが本来の狙い―銀行業への投資資金を獲得しようとしている可能性があること―を隠していると非難し、自社の株主に対しスティールが送ったレターを無視することを力説した。
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