90年代後半日本に進出以降全国の100箇所近いゴルフ場を買収。パシフィックゴルフインターナショナルのブランドでゴールドマン・サックスと勢力を2分化。現東京スター銀行への投資では約800億円の上場益を獲得。投資のカテゴリーとしては、バイアウト/再生企業/不動産/債権と多彩。
1995年に最初のファンドが設立されて以来、ローンスターは21のプライベートエクイティファンドを組織し、総資本コミットメントは合計850億ドルを超えています。
金融資産への投資を求める際には、金融資産および担保資産の価値を正確に引き受け、対応する価格設定を開発するために、これらの資産タイプに関する幅広いバックグラウンドが重要です。ローンスターは、2020年6月30日現在、ファンドが1,800件を超える取引で約520件の投資を完了し、合計購入価格が約2,230億ドル(買収資金調達と共同投資家を含む)であるため、取引経験が豊富です。
東京スター銀行
1999年(平成11年)に経営破綻した東京相和銀行のスポンサーとなり、2001年に東京スター銀行を新設、東京相銀から営業譲渡させて、同年6月より営業開始。その後、複数の信用組合や2002年に経営破綻した中部銀行の関東地区支店を譲り受ける等追加買収をし、2005年東証一部上場。2008年アドバンテッジ
パートナーズ傘下の投資ファンドによるTOBに応じて株式売却し上場廃止となったが、2011年に同行の株式配当で買収資金を返済する目論見が外れデフォルトが濃厚となったことで再び資本参画し、2013年10月、中国信託商業銀行が520億円で買収した。
ファーストクレジット
旧長銀系のノンバンクであり、2002年(平成14年)に会社更生法の適用を申請、スポンサーとなる。2005年(平成17年)に住友信託銀行へ全株式を売却。
アエル
2003年(平成15年)に会社更生を申請した中堅消費者金融会社アエル(旧社名 日立信販)及びナイスのスポンサーとなる。
後楽園ファイナンス
東京ドームの子会社だった卸金融会社。親会社である東京ドームのゴルフ・リゾート事業、金融事業からの撤退に伴い、2006年(平成18年)にローン・スター・ファンドが譲り受ける。
TSBキャピタル
1999年(平成11年)に経営破綻した西友子会社のノンバンク東京シティファイナンス(TCF)を買収。現在は貸金業に特化している。2004年(平成16年)までに西友店舗を中心に設置されていた「SEIYUキャッシュポイント」と言うサラ金カード等のキャッシング専用キャッシュディスペンサーを撤去し、東京スター銀行のATMを設置している。
東栄
北海道旭川市に本社を置く繊維卸業者。ディーラー(トヨタビスタ旭川)、小売店(マルカツデパート・旧コープ札幌)、ケーブルテレビ、不動産、ホテル経営(シェラトンホテル札幌)など、旧カネボウの如くペンタゴン経営で道内の一国を築いたが、2003年(平成15年)1月に民事再生法を申請。トヨタビスタ旭川を除く全ての事業の再建スポンサーとなった。
ソラーレホテルズアンドリゾーツ
地産のホテル事業(チサンホテル)を継承して設立。ローンスターのホテル事業として、後述の東栄が保有するホテルを譲受した他、近年はホテルの新設も行われている。
PGMホールディングス
2005年(平成17年)東証一部上場。全国に100以上のゴルフ場を保有(運営委託含む)。
地産
2002年(平成14年)に会社更生を申請。同社が保有するゴルフ場はパシフィックゴルフグループとして、ホテルはソラーレホテルズアンドリゾーツとして独立させた。
目黒雅叙園
2014年8月、森トラストに売却。
国際赤坂ビル
経営再建中のタクシー大手、国際自動車から2004年(平成16年)に購入。