住友商事に第二新卒で転職するには？難易度や注意点まで徹底解説

第二新卒の方も、住友商事へ転職できる可能性は十分にあります。
大切なのは、ご自身に合う職種を選び、入社後の活躍がイメージできる強みやポテンシャルを伝えることです。

住友商事では近年キャリア採用を強化しており、2023年度の中途採用比率は47％と、新卒：中途＝ほぼ1：1に近い水準です（2024年3月1日時点公表）。 即戦力採用だけでなく、若手ポテンシャル層を対象にした「オープン型」も導入し、多様な人材の受け入れを積極的に進めています。

採用ページをみると第二新卒枠が設けられているわけではなく、新卒採用と中途採用のどちらかに応募することになるため、 第二新卒の場合には中途採用枠での応募となります。

参考：キャリア採用比率は4割超。人事担当者が語るキャリア採用強化の理由（住友商事HP）

住友商事は、エネルギー・社会インフラ・金属資源・化学品・生活関連・不動産・デジタルなど多角的に事業を展開する日本の総合商社です。
資源トレーディングにとどまらず、投資・事業開発・事業経営まで一気通貫で関わる事業創造を強みとし、 五大商社の一角としてグローバルで存在感を発揮しています。

本社を東京・大手町に構え、国内外のパートナー企業や政府・自治体と連携しながら、 発電・都市開発・モビリティ・ヘルスケア・食農など社会課題の解決と収益性を両立する事業を推進しています。 世界を舞台に、長期視点で価値を生む総合力が評価される企業です。

参考：住友商事グループの事業（住友商事HP）

前述しているように、住友商事は転職市場において非常に高い人気を誇る企業となっていますが、 ここでは、特に第二新卒にとってどのような点が魅力的なのかを3点に絞って解説していきます！

業界でもトップクラス年収水準となっていることに加えて、カフェテリアプランや健診補助、育児・介護支援など将来的なライフイベントにも対応できる手厚い福利厚生制度が整備されているため、 長期的なキャリアを築きたいと考えている方も安心です。
また、スーパーフレックスや在宅活用でWLBも確保しやすいという点は、働き方を重視する第二新卒にとって大きな魅力といえるでしょう。

五大商社の一角として、資源・インフラ・非資源の広い領域で投資から経営までを一気通貫で行います。
グローバル企業だからこそ、海外駐在やクロスボーダー案件などを担当できる機会もあるため、裁量を持って働くことができる点も魅力の1つです。

このあと詳細にお伝えしていきますが、住友商事では配属後のOJTに加えて、語学・専門研修、ローテーションや公募制度でキャリアの自立形成を後押ししています。
事業の安定性が高いことはもちろんですが、社員の成長にも目を向けて後押ししてくれるという点で、新たな知識を吸収しスキルアップしたいと考えている第二新卒にとって、非常に恵まれた環境だといえるでしょう。

住友商事は、前述しているように業界の中でも大手企業であるため人気が高く、転職難易度は決して低いとはいえません。

安定した経営基盤や働きやすい環境、福利厚生制度などが整備されていることから、第二新卒からの応募も多数寄せられていることが予想されます。
一方で、住友商事では新卒採用と中途採用の割合がほぼ1：1であり、第二新卒を含む中途採用に積極的に取り組んでいるため第二新卒でも十分に転職できるチャンスがあります。 住友商事の選考フロー

書類→Web適性（SPI等）→一次（人事・現場）→二次（部門長）→最終（役員）
※職種により、ケース／プレゼン／英語面接が入る可能性もあります。
※年度・応募職種によって変更となる可能性があるため、最新要項をご確認ください。 中途採用にも注力している企業であるため、選考においては住友商事が求める人物像を含めて徹底的に情報収集を行い、 これまでの実績や経験など具体的なエピソードと併せて伝えることで、転職成功の可能性を高めることができるでしょう。

情報収集にかける時間がとれない、未経験業界のため転職に不安があるという方は、転職エージェントへ相談するというのも選択肢の1つです。 転職エージェントへ相談することで、最新の情報を集められることはもちろん、自分に本当に向いている業界やポジションは何かなど、転職の方向性についても相談することが可能です。

前述しているように、第二新卒も住友商事への転職は可能です。
ここでは、住友商事で第二新卒が応募できる職種についてまとめて記載していきますので、 ご自身の適性やこれまでの経験に応じた職種選択をするためにもぜひ参考にしてみてください。
参考： 住友商事 キャリア採用ページ、住友商事 新卒採用ページ

住友商事では、テレワークやフレックスなど柔軟な働き方が浸透しています。

下記では、住友商事の福利厚生と研修制度についてご紹介していきます。 まずは福利厚生制度について、詳しく見ていきましょう。
参考：
福利厚生（住友商事HP）

続いて、研修制度について一例を下記の表にまとめています。

参考： 住友商事　チャレンジ環境

ここでは、住友商事の公式HPで公開されているデータをもとに、離職率や有給休暇取得率、残業時間などの情報をご紹介していきます。 第二新卒での転職において優先したい項目について、ぜひ参考にしてみてください。

まず、住友商事の直近データ（単体・2024年度）では、離職率は2.1％／月間法定時間外9時間51分／有給休暇の平均取得日数14.1日です。

離職率についていうと、国内の平均離職率は15.0％となっているため、 住友商事の離職率はその数値を大きく下回っており、長期的なキャリアを築きやすい環境だといえるでしょう。

残業時間についてみても、国内の平均残業時間が13.7時間（2023年時点）と下回っているため、ワークライフバランスを保って働きたいと考えている方にもおすすめの企業だといえます。 有給休暇の平均取得日数についても国内平均を上回る高水準となっており、働き方の柔軟さは高いといえるでしょう。

なお、数値は全社平均となっているため、部門や繁忙期などによって差が生じる可能性があります。

ここでは、第二新卒からの転職先として人気のある企業と、各企業の特徴について解説していきます。
転職軸や転職で叶えたいポイントについて事前に確認することで転職後のギャップをなくすことにも繋がりますので、 ぜひ参考にしてみてください！

ビジネス誌フォーチュンにおいて「社員の能力」世界ランキング1位を獲得しているP＆G。
グローバルで活躍する機会が豊富であり、スキルアップや市場価値を高めたいと考えている第二新卒にもおすすめの企業です。 現在は募集が終了していますが、業界未経験からでも応募できるポテンシャル採用を行っていることもあるため、応募機会を逃したくないという方はぜひ一度ご相談ください！

インターネット広告最大手の「サイバーエージェント」。
未経験からでも応募できるポジションから、ご自身の適性に合わせて専門性を高められるポジションまで、幅広い職種に挑戦することが可能で、 入社後の異動・ミッション変更に関しても柔軟に対応する仕組みが整備されています。 どの業界においても認知度が高いため、キャリア構築に関する柔軟性を高めたいという第二新卒から人気の高い企業です！

15年以上連続でIT業界就職人気No.1を誇る日本最大手Sier「NTTデータ」。
官公庁、自治体、金融機関など、幅広い業種を扱う企業へ向けて情報システムの構築を行う日本の代表的なシステムインテグレータ（SI）であり、 大企業ならではの安定した福利厚生と多くの社員が年収1,000万円を超えている点も、第二新卒からの高い人気を誇る大きな理由といえます！

平均年収が1,000万円を超えているという好待遇や、大手企業ならではの充実した福利厚生が特徴的で、国内で圧倒的な知名度を誇るリクルート。
そのネームバリューの高さから、将来的なキャリアパスの選択肢を広げるという意味でも第二新卒からの人気が高い企業です！

事業の安定性と高年収を兼ね備えた日本を代表する精密化学メーカー、富士フイルム。
未経験からでも応募可能な海外マーケティングポジションなど、第二新卒から人気の高いポジションの募集も行っています。 長期的なキャリア形成をしたいと考えている第二新卒におすすめです！

「システム×コンサル」を掲げ、上流から実装まで一気通貫で行うコンサルファーム、野村総合研究所（NRI）。
近年は在宅併用やフレックス、残業抑制の取り組みが推進されており、WLBを保った働き方が整備されています。 評価は成果とプロセスの両面で透明性が高く、早期昇給も狙えるため、年収アップを狙いたいという第二新卒におすすめです！

BCG、Amazon、博報堂、リクルートなど日本を代表する大手企業出身者が多数在籍しているため、現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスが提供できるかと思います。

・どのようなスキル・経験を積めば未経験から大手企業へ転職できるのか？
・第二新卒で大手企業への転職を希望している人は多いのか？
・大手企業で第二新卒を募集している企業はあるのか？

など住友商事を含む大手企業への転職に関して疑問・不安がある方は是非お気軽にご相談下さい。