ここではインターネット検索で見られるNTTデータに関する「やばい」「激務」「ブラック」などのネガティブな評判について、 評判は正しいのか、また、そのように言われる理由はどのような点にあるのかを、Amazon、アクセンチュア、博報堂、リクルート、キーエンスなど大企業出身者が徹底解説します。

日本を代表するIT企業のNTTデータですが、「NTTデータ」とGoogle検索すると関連キーワードに「やめとけ」というネガティブなワードが出てくることがあります。 第二新卒でNTTデータへの転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまったという方も少なくないのではないでしょうか。 以降では、NTTデータがネット上で「やめとけ」と言われる理由を解説していきます。

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NTTデータはIT業界の中でも年収が高く、同業界でより好待遇の転職先を見つけることが難しくなるのでは、という理由から「やめとけ」と言われることがあります。 NTTデータは確かにIT業界の中でも待遇がよく、有価証券報告書によれば2024年度の平均年収は906万円となっているため、年収水準は非常に高いといえます。

年度	平均年間給与
2024年	906万円
2023年	867万円
2022年	852万円
2021年	842万円
2020年	834万円

参考：「有価証券報告書等（金融庁への提出書類）」（NTTデータ）

NTTデータは営業含め激務になりやすく、うつ病になると言われることもあるから「やめとけ」と言われることがあります。 残業時間に関する具体的なデータは公開されていませんが、残業時間を抑えるべく下記のような様々な対策が講じられています。

労働時間の適正化とモニタリング
NTTデータは、総労働時間の削減を全社的に推進しています。 具体的には、BIプラットフォーム（Tableau）を活用して労働時間関連データを可視化し、過重労働の未然防止に努めています。 また、組織ごとに総労働時間の目標を設定し、四半期ごとに進捗をモニタリングすることで、労働時間の適正化を図っています。
ダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョン（NTTデータHP）

フレックスタイム制度とテレワークの導入
社員が柔軟に働けるよう、コアタイムを撤廃したスーパーフレックス制度を導入しています。これにより、始業および終業の時刻を業務やプロジェクトに合わせて自主的に設定することが可能です。 また、テレワーク制度も整備されており、在宅勤務やサテライトオフィスの利用が推奨されています。

有給休暇の取得推進
ワークライフバランスを推進するため、リフレッシュ休暇、アニバーサリー休暇、ライフプラン休暇などの有給休暇制度を設けています。 その結果、2023年度の平均有給休暇取得実績は16.2日、取得率は83.2%となっています。

育児・介護支援制度
NTTデータでは、育児や介護と仕事を両立できるよう 以下の制度を整備しています。これらの制度により、ライフステージに応じた柔軟な働き方を支援しています。

・育児休職制度：子どもが満3歳になるまで休職が可能。
・短時間勤務制度：子どもが小学校3年生の年度末まで、1日4・5・6時間の短時間勤務が選択可能。
・介護休職制度：同一の被介護者に対して最大1年半までの休職が可能。

福利厚生（カフェテリアプラン）
NTTデータでは、毎年一定のポイントを全社員に付与し、住宅補助、財産形成、健康増進、レジャー施設の優待など、 多様な福利厚生メニューから自由に選択・利用できる仕組みを提供しています。 これらの取り組みにより、NTTデータは社員一人ひとりが健康で充実した働き方を実現できる環境を整えています。

NTTデータは転勤が多いから「やめとけ」と言われることがあります。 基本的にNTTデータは転勤が少ないと評判であり、採用された都市での勤務が基本ですが、全国展開しているため一部転勤となる可能性もあります。 また、海外事業も強いため、下記のような国への転勤となる可能性があります。 なお、海外勤務の際は赴任手当がつくうえ、現地での住居費等は会社負担になるので、大きく年収が上がるのがメリットです。

NTTデータの転職難易度の高さについては下記の記事でも紹介していますが、国内でも有数のSIerであることから、NTTデータは第二新卒のみならず転職市場において人気が高いといえます。 そのため、NTTデータに転職しようとしても転職に失敗するのではという憶測から「やめとけ」と言われることがあります。

第二新卒からNTTデータへの転職難易度は？難しい理由と対処法

NTTデータは採用大学のレベルが高く学歴フィルターがあるという噂があるため、やめとけと言われることがあります。
一方で、公式データとしてそのような情報は公開されていないことに加えて、他の企業であっても学歴フィルターの噂は存在しているため、 学歴フィルターの存在は定かではありません。

NTTデータが中途採用を強化しているとはいえ、メインターゲットとなるのは経験やスキルが豊富な即戦力層です。 ただし、部門/ポジション、経験/スキルによっては第二新卒が採用ターゲットに含まれている場合もあり、実際に新卒2年目の方がオファーを獲得した事例もあります。

重要なのは多数のポジションの中からご自身と親和性のあるポジションを探し、さらに若手ポテンシャル層の採用ニーズがあるかどうかを把握することです。 効率的に転職活動を進めるためには、NTTデータの最新採用ニーズを把握している転職エージェントに聞いてみるのが一番早いのではないでしょうか？

弊社ムービンでは大手Sier出身者をはじめ、ビジネスの第一線で活躍してきたプロフェッショナルが多数在籍しております。

・皆様の経験・スキルからNTTデータへ転職できるのか
・最終的にNTTデータへ転職するためにはどのようなキャリア構築の方法があるのか

など、転職エージェントとして現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスを提供することが可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください！

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