国内大手のSIerであり、その安定性や将来性から第二新卒を含めて転職市場で高い人気を誇るNTTデータ。 ここでは、第二新卒からNTTデータへ転職する際の難易度と、転職が難しいとされる理由とその対処法について、 Amazon、アクセンチュア、博報堂、リクルート、キーエンスなど大企業出身者が徹底解説します。

大手SIerへの転職支援実績も豊富な転職エージェントが、IT業界の最新情報をもとに選考対策を行っていますので、 現在転職活動をしているという方はもちろん、今後転職を考えているという方もぜひお気軽にご相談ください。

NTTデータとは官公庁、自治体、金融機関など、幅広い業種を扱う企業へ向けて情報システムの構築を行っている日本の代表的なシステムインテグレータ（SI）であり、 情報サービス事業において業界最大手ともいえます。 大企業ならではの安定した福利厚生や雇用体系が取られていることに加えて、所属している社員の多くが年収1,000万円に到達している点からみても、 第二新卒を含む転職市場における人気企業となっています。
企業としてのネームバリューもあるため、ネクストキャリアを考えた際にも転職市場ではおすすめの会社だといえるでしょう。

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結論として、第二新卒でNTTデータへ転職する難易度は高いといえます。 その理由はNTTデータの人気の高さと求められるスキルや経験の高さにあり、経験が少ない第二新卒にとっては転職難易度が高いといえるでしょう。

ただしNTTデータでは、第二新卒に向けたポテンシャル重視の採用を行っていることがあります。
他のSIerと比べてみても入社ハードルはかなり高いといえますので、第二新卒でNTTデータへの転職を検討している方は、上記の求人への応募がおすすめです。

一方で、求人公開のタイミングや選考に関する情報収集などを含めて、転職希望者がご自身で選考通過することは難しいといえます。 SIerへの転職支援実績が豊富で、最新の情報を熟知している転職エージェントを活用し、書類作成から選考対策まで事前準備を徹底することをおすすめします。

結論として、第二新卒からであってもNTTデータへの転職は可能です。 NTTデータの募集要項によれば、応募時点で社会人経験が満1年以上あれば中途採用に応募可能です。 （社会人経験満1年未満の方は、新卒採用でのエントリー） 「IT未経験×第二新卒」の座談会を公式で開催しているなど、NTTデータは第二新卒の採用に積極的であるため、第二新卒でも十分に転職できるといえます。
また、NTTデータが公開しているデータによると、 2017年から2023年までのNTTデータの新卒採用人数と中途採用人数をみると、中途採用人数は年々増加傾向にあることがわかります。

新卒（2023年度）	中途（2023年度）
674人	565人

年度	中途採用入社数
2023年	565人
2022年	510人
2021年	314人
2020年	325人
2019年	199人
2018年	96人
2017年	26人

第二新卒がNTTデータを転職先に選ぶメリットは、下記の4つです。

・男女問わず活躍できる環境＋ワークライフバランスを保ちやすい
・手厚い研修があり未経験からでもキャリアを形成できる
・どのタイミングでも職種を変えられる
・国や大企業などの規模の大きい仕事に関われる 下記では、それぞれについて具体的にご紹介します。

NTTデータでは、男女問わずワークライフバランスをとりやすい環境で働くことができます。 特に、結婚や出産などライフイベントに影響を受けやすい女性にとっても働きやすい環境が整えられており、 女性の育児休暇取得者数は167人、育児短時間勤務制度の利用者数は280人となっています。（2023年度実績） また、上記のようなワークライフバランスを保った働き方ができることから、全従業員のうち女性の割合は32.4％となっています。
参考：「数字で知るNTTデータグループData」（NTTデータ）

厚生労働省によると、IT業界における女性社員の平均割合は24.9%から25.8%となっているため、これらと比較しても女性の割合が高く働きやすい環境であることが裏付けられています。
参考：「女性の活躍推進企業データベース」（厚生労働省）
参考：「雇用均等基本調査」（厚生労働省）

加えて、NTTデータではさらに女性が活躍できる企業を目指した取り組みを続けています。 「女性リーダー候補層を対象とした社外研修」「育児休職中・休暇中および休暇前社員を対象としたキャリア形成支援セミナー」などがその一例です。 女性のキャリアアップや育児と仕事の両立について考えられており、働きやすい環境が整っています。

NTTデータでは中途採用でも研修が手厚く、業界未経験でもキャリア形成が可能です。 NTTデータでは新入社員の研修だけでなく、「若年層」「ミドル層」「管理職」などの各階層で研修が行われます。

研修内容は「テクニカル系研修」「ビジネス系研修」「グローバル系研修」の3つで、 テクニカル研修は専門性の向上、ビジネス系研修はビジネスパーソンとしての能力向上、グローバル研修は海外の取引先との対応力向上を目的としています。 社員の役職や業務に応じて、適切なタイミングで研修を受講できる環境が整っています。

NTTデータでは、3ヶ月に1回のペースで面談を行っています。 また、面談を行う際には今後のキャリアについて細かく調整していきます。 「今後どのようなキャリアを築いていきたいか」「今なにに興味があるのか」などによって、職種を変えられる仕組みです。 一方、会社側から「このようなことをやってみないか」と打診されることもあります。 会社側が個人の適性を判断し、新たな可能性にチャレンジできる環境が整っています。

NTTデータでは、国や大企業を含む大規模プロジェクトに携わるチャンスがあります。 例えば、「山形県酒田市」「茨城県行方市・つくば市」など、各地域のDX化を推進するサポートなどが挙げられます。

DX化とは、デジタル技術を活用することでビジネスモデルを変革し、競争上の優位性を確立することです。 他にも「三井不動産」とデータを利用した街ぐるみの健康プロジェクトや、「沖縄電力」と沖縄地産の新エネルギーの開発など大企業と連携した取り組みも行っています。 大手企業であるからこそ規模の大きいプロジェクトに関わることができ、やりがいを感じやすい環境だといえるでしょう。

一定の学歴やスキルを保有している方であれば、NTTデータへの転職に成功しやすいといえます。 学歴やスキルは第二新卒のポテンシャルを図る上での1つの指標であり、 一定の経歴を持っていれば、今後新たな知識をつけ成長できるポテンシャルがあると採用担当者や面接官に感じ取ってもらえる可能性もあります。

一方で、学歴やスキルはあくまでも評価されやすいポイントの一例で、必須となる項目とは限りません。 そのため、選考では情報関連の資格取得や語学力向上に向けた勉強など、入社後の成長や活躍のために自己研鑽している点をアピールすることが大切です。

NTTデータに限らず、中途採用では基本的に即戦力となる人材が求められているため、 第二新卒でIT業界未経験の場合には「採用されないのではないか」と不安に思うかもしれませんが、 第二新卒の場合には企業側もスキルや経験が少ないことはりかいしているため、ポテンシャルがあるかどうかを見ている傾向にあります。

そのため、仮に未経験者であっても足りない知識や経験をキャッチアップする気概を持った人材は採用される可能性が高まります。

NTTデータではチームを組んで仕事を進めていくことが多く、チームワークを大切にできる協調性の高い人を求めている傾向にあるため、 「Our Way」という考え方の道しるべを示しています。 そして、「Our Way」の内「Values」という項目でチームワークについてうたっていることから見ても、 面接では協調性があるかどうかが重視されると考えられるため、チームで業務を行った経験などがあるとアピールポイントとなる可能性があります。

NTTデータでは、諦めない力・やり抜く力があるかどうかを重視しています。 NTTデータでは「私たちで解決できない案件は他の人では不可能」と考えているため、 たとえ難易度が高いプロジェクトを任された場合であっても粘り強くやり切れる人材を欲しているといえるでしょう。

そのため面接の際には、過去の経験から「どのような困難を乗り越えたか」を伝え、 やり抜く力を持った人材だとアピールすることが大切です。

第二新卒からNTTデータへの転職において難易度が高いといわれている理由は、IT業界でも最大手といえるほどの大企業であるため競争倍率が高いこと、 そして求められるスキルの水準が高いことが挙げられます。
上記2点について、詳しく解説していきます。

NTTデータへの転職難易度が高いと言われる理由の1つ目としては、競争倍率の高さが挙げられます。 日本を代表する大手IT企業であり、事業の安定性はもちろん、待遇や今後のキャリア形成面でも大きなメリットがあるため、 第二新卒を含めて転職市場における人気は非常に高いといえます。

また、第二新卒の場合には選考において社会人経験が長い中途人材とも同じ枠組みでの応募となるため、 競争倍率が高いとともに選考突破が難しくなる傾向にあります。

NTTデータに限った話ではありませんが、大手企業においては、経験の代わりに一定の論理的思考力やコミュニケーション能力などを求められる傾向にあります。

特にプロジェクトマネジメントやシステム開発に携わった経験があると有利ですが、未経験では熱意やポテンシャルを強くアピールする必要があります。 そのため、事前の面接対策や選考対策を十分に行っておく必要があります。

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NTTデータが第二新卒を積極的に採用する理由の1つとして挙げられるのは、新卒を採用した場合と比較して、社会人経験があるため育成コストが安いためです。 第二新卒は、新卒採用で一度企業に入社しており社会人経験があるため、最低限のビジネスマナーを備えていると見なされます。

第二新卒はまだ新卒に近く、スキルや経験を重視して採用されるわけではありませんが、最低限のマナーを身に付けているため、 スキルの取得に滞りなく進むことができるというのが、第二新卒が採用される理由です。

NTTデータが第二新卒を採用する理由として次に挙げられるのが、退職してしまった新卒の補充要因として親和性が高く、就職時期も柔軟だという理由です。 近年は新卒採用者の短期離職が珍しくありません。

年齢やマインドセットが新卒と近い第二新卒は、新卒が離職して空いたポジションを埋めるために採用されやすいです。 また、第二新卒は4月入社固定の新卒と異なり、採用時期も比較的柔軟です。 したがって、欠員に応じて採用がしやすいという点も第二新卒が求められる理由です。

企業が第二新卒を求める理由の3つ目は、企業カルチャーへ浸透しやすく、新たなスキルの吸収も早いという点です。 第二新卒はまだ前職での入社経験が短いため前職のカルチャーに染まりきっておらず、転職したとしても転職先の風土にすぐ馴染むことができます。
また、吸収力が高いため業界未経験であっても新卒と同じようにキャッチアップすることができると期待されます。 したがって、業界未経験者であっても第二新卒は重宝され、採用されやすいといえます。

NTTデータが中途採用を強化しているとはいえ、メインターゲットとなるのは経験やスキルが豊富な即戦力層です。 ただし、部門/ポジション、経験/スキルによっては第二新卒が採用ターゲットに含まれている場合もあります。

重要なのは多数のポジションの中からご自身と親和性のあるポジションを探し、さらに若手ポテンシャル層の採用ニーズがあるかどうかを把握することです。 効率的に転職活動を進めるためには、NTTデータの最新採用ニーズを把握している転職エージェントに聞いてみるのが一番早いのではないでしょうか？

弊社ムービンでは大手Sier出身者をはじめ、ビジネスの第一線で活躍してきたプロフェッショナルが多数在籍しております。

・皆様の経験・スキルからNTTデータへ転職できるのか
・最終的にNTTデータへ転職するためにはどのようなキャリア構築の方法があるのか

など、転職エージェントとして現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスを提供することが可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください！

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