第二新卒から豊田通商への転職はできる？ 大手総合商社出身者が徹底解説！

結論として、第二新卒であっても豊田通商へ転職することは可能です。

第二新卒での転職は選考に不利になるのでは考えている方もいるかもしれませんが、 第二新卒には育成にかかる時間的コストや人的コストを抑えることができる、吸収が早い、固定の企業文化に染まり切っていないため社内風土に馴染みやすいなど、企業側にとってもメリットも多く存在しています。

下記では、豊田通商への転職を検討している方に向けて、大手総合商社である豊田通商ならではの魅力をご紹介していきます。
豊田通商以外の総合商社への転職を希望されている方には、下記の記事もおすすめです。
第二新卒から総合商社への転職 求人特集

大企業ならではの圧倒的な安定感
豊田通商は、もともとトヨタグループの専門商社として自動車関連を扱っていましたが、 2006年に株式会社トーメンと合併したことによって、総合商社となりました。 国内のみならず、世界中で知られる大企業ならではの安定的な環境下で働くことができるというのは、大きな魅力だといえるでしょう。

高年収×低残業でWLBを保って働ける
直近の有価証券報告書によると豊田通商の平均年収は1,320万円となっており、第二新卒からでも高年収を狙うことができます！
また、2017年より早期退社を促す20時の社内一斉消灯を実施するなど、残業時間を低減するための取り組みが積極的に行われているほか、 2011年3月期から展開している「有休ツキイチ取得運動」により、2023年3月期の有給休暇取得率が66.1％まで向上するなど、ワークライフバランスを重視した働き方を推進しています。

豊富なキャリアパスが拓ける
豊田通商のネームバリューと大手企業の成長環境の中で身に着けたスキルは、将来的なキャリアパスを広げるという意味でも非常に魅力的だといえます。 第二新卒からも高い人気を誇る大企業で働いていたという経験と、優秀な人材が集まる環境下でスキルを磨いてきたという実績は、今後のキャリアにも有利に働く可能性が高いといえます。

参考：豊田通商株式会社HP

豊田通商では、中途採用を通年で行っています。第二新卒の場合も中途採用枠での応募となることに加えて第二新卒からの人気も高いため、転職難易度は決して低いとはいえないでしょう。 ただし、企業研究も含めて事前準備をしっかりと行うことで転職成功の可能性を高めることができます。
事前準備にかける十分な時間が取れない、総合商社の最新動向について知りたいという場合には、転職エージェントを活用することをおすすめします。

また、豊田通商のキャリア採用選考フローは下記のようになっています。
書類選考→面接3回→内定（応募ポジションにより若干異なる場合があります。）

応募から内定までは約2ヵ月で、内定獲得から入社までの期間は2,3ヵ月が平均と言われています。
参考：応募後の選考の流れについて

豊田通商は、大企業ならではの充実した研修制度も特徴的だといえます。ここでは、豊田通商の採用HPを参考に研修制度についてご紹介していきます。

豊田通商では、ライフワークバランスを保った働き方を推進しており、さまざまなライフイベントに対応できるよう手厚い福利厚生や制度が用意されています。 下記では、実際の福利厚生の内容のほか離職率や残業時間、有給休暇取得率などの情報をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ここでは、豊田通商で公開されているデータをもとに、離職率や残業時間、有給休暇取得率などの情報をご紹介していきます ので、転職において優先したい項目についてぜひ参考にしてみてください。

豊田通商の離職率は過去3年間で下記のように推移しており、直近では1.8％となっています。 国内の平均離職率が15％であることを踏まえると、非常に低い水準だといえるでしょう。
福利厚生の充実度や労働環境が整備されていることから、離職率も非常に低い水準に保たれていることが分かります。

豊田通商の過去3年間の有給休暇取得率を過去3年間で比較すると下記のようになっており、直近では62.5％となっています。 国内の平均有給休暇取得率が65.3％となっているため若干下回っている状況ではありますが、2023年には国内平均を上回る66％となっていることを考えると、 有給休暇を取得しやすい社内風土であることがわかります。

豊田通商の平均残業時間（月次）を過去3年間で比較すると下記のようになっており、直近では22.1時間となっています。 国内の平均残業時間が約20時間／月と言われていることを踏まえるとほぼ同程度の水準を保っていることに加えて、2021年には月平均19.0時間という非常に高水準になっています。
商社は残業時間が長いイメージを持たれる傾向にありますが、豊田通商の場合には働き方改革として前述しているような様々な取り組みを行っているため、高水準を保つことができているといえるでしょう。

取締役社長の今井　斗志光氏は以下のようにメッセージを掲載しています。 このたび、4月1日付で社長・CEOに就任しました今井です。
豊田通商グループはこれまで、ステークホルダーの皆様のご支援と先人が築き上げた事業基盤により、力強く成長してまいりました。
今後も「豊田通商ならでは」の強みをさらに磨き上げ、「Be the Right ONE」を追求する「異能の総合商社」としての存在を継承してまいります。
私たちを取り巻く環境は、地政学リスクの高まりや自然災害の増加など、外部環境が激しく変化する不確実性の高い状況が続くと予想されます。このような状況下でも、中長期的な変化を見据え、市場とお客様が必要とする多様な選択肢を提供し、選ばれる存在であり続けたいと考えています。 これまで培ってきたモビリティ関連の基盤事業に加え、次のステージへ向けての成長投資を加速させ、7つの重点分野（ネクストモビリティ、再生可能エネルギー・エネルギーマネジメント、アフリカ、循環型経済、バッテリー、水素・代替燃料、Economy of Life）を中心に各事業を次元上昇させていきます。

豊田通商グループには、世界100ヵ国以上の多様性に富む7万人の社員が自由闊達に生命体のように働いています。「未来の子供たちにより良い地球を届ける」というミッションに想いを込め、豊田通商グループ7万人の多様な力を結集し、サステナブルな成長を目指してまいります。
豊田通商グループの発展を支えてくださっている全てのステークホルダーの皆様に深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

取締役社長　今井　斗志光　2025年4月1日
豊田通商株式会社 社長ごあいさつ

BCG、Amazon、博報堂、リクルートなど一流企業出身者が多数在籍しているため、現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスが提供できるかと思います。

・どのようなスキル・経験を積めば総合商社に転職できるのか？
・第二新卒で総合商社に転職する人は多いのか？
・第二新卒を募集している総合商社はあるのか？

など総合商社への転職に関して疑問・不安がある方は是非お気軽にご相談下さい。