味の素に第二新卒で転職するには？難易度・成功の秘訣を徹底解説

結論として、第二新卒であっても味の素へ転職することは可能です。 ただし、味の素は福利厚生などの待遇が良いほかネームバリューもあるため、転職市場において常に高い人気を誇っています。
第二新卒枠が設けられている訳ではないため、第二新卒も中途採用枠で選考を進める必要がある、という点には注意が必要だといえるでしょう。 大手企業の中途採用枠となると経験やスキルが豊富な人材が集まる傾向にありますので、転職難易度は決して低いとはいえないでしょう。

ただし、第二新卒であること自体が転職において不利になるということはなく、 企業側からすると第二新卒を採用することにむしろメリットを感じる場合も多いといえます。
例えば、新卒と比較して育成にかかる時間的コストや人的コストを抑えることができる、吸収が早い、 固定の企業文化に染まり切っていないため社内風土に馴染みやすいことなどが挙げられます。

下記では、味の素への転職を検討している方に向けて、味の素ならではの魅力をご紹介していきます。

残業時間が短いホワイト企業でWLBを保って働ける！
後ほど詳しく解説していきますが、味の素は平均残業時間が短いホワイト企業であることで知られており、大手企業であることからコンプライアンスを遵守する意識が高い傾向にあります。 そのため、ワークライフバランスを保ちつつ、ハラスメントなどのないホワイトな環境で働きたいという第二新卒にとって味の素は非常に魅力的だといえるでしょう。

市場価値が高まり将来的なキャリアパスが広がる！
味の素は、異なる業界であっても広く名が知られている大手企業であり、たとえ入社後に転職活動を行ったとしても味の素での経験は高く評価される傾向にあります。 転職市場における市場価値が高まるため、より高年収を狙える企業への転職を検討するうえでも有利に働く可能性が高まります。

年収アップが期待できる
詳しくは後述しますが、直近の味の素の平均年収は1,037万円となっており、国内の平均年収である460万円を大きく上回っているといえます。 年収については後述しますが、第二新卒から転職した場合であっても高年収を狙える可能性は十分にあり、大企業ならではの安定的な環境下で働くことが可能です。
参考：有価証券報告書（味の素HP）

前述しているように、第二新卒から味の素への転職は十分に可能ではありますが、 味の素では第二新卒の採用枠を設けている訳ではないため、中途採用枠での応募となります。

また、選考フローは、書類選考→面接（2-4回）→内定となっています。 味の素が求める人物像を含めて徹底的に情報収集を行うことによって、転職成功の可能性を高めることができるでしょう。

情報収集にかける時間がとれない、未経験業界のため転職に不安があるという方は、転職エージェントへ相談するというのも選択肢の1つです。 転職エージェントへ相談することで、最新の情報を集められることはもちろん、自分に本当に向いている業界やポジションは何かなど、転職の方向性についても相談することが可能です。
参考：「採用プロセス」（味の素 HP）

味の素の中途採用ページでは、社員一人ひとりが共有する価値観、仕事をする上での基本的考え方、姿勢を定めた「Ajinomoto Group Way」が存在しています。

「Ajinomoto Group Way」とは、新しい価値の創造（Create New Value）、開拓者精神（Pioneer Spirit）、社会への貢献（Social Contribution）、 人を大切にする（Value People）の4つを指しており、これは中途採用において求められる人物像とも一致するといえるでしょう。 選考では、これまでにどのような経験があるのかはもちろん、それをどのように応募ポジションで活かすことができるのか、そして「Ajinomoto Group Way」にどのように結び付いているのか、 という点を伝えることで、選考通過の可能性を高めることができるでしょう。
参考：味の素グループが大切にしていること（味の素 採用サイト）

味の素は、大手企業ならではの充実した福利厚生や研修制度も特徴的だといえます。 ここでは、味の素のキャリア採用ページを参考に研修制度についてご紹介していきます。

ここでは、味の素で公開されているデータをもとに、離職率や残業時間、有給休暇取得率などの情報をご紹介していきます ので、転職において優先したい項目についてぜひ参考にしてみてください。

味の素のサステナビリティレポート2024では、 直近の離職率について1.0％となっており、 国内の平均離職率である15.0％を大きく下回る数値となっていることが分かります。

また、平均勤続年数を見ても19.4年となっており、長く働きやすい環境であることがよくわかります。 大企業ならではの充実した福利厚生と制度設計によって生まれた安定的な環境だからこそ、このような高水準を維持し続けることができているといえます。

現在、味の素の平均残業時間は公表されていませんが、働き方改革を推進しており、リモートワークのほか「どこでもオフィス」という独自の取り組みも行っています。 どこでもオフィスとは2017年に導入されたテレワーク制度で、セキュリティが確保され従業員が集中して勤務できる場所であれば、 自宅やサテライトオフィスなど、「いつでも、どこでも」勤務できるというものです。

商品メーカーの中でも特に大企業であることから、残業時間が長いのではという懸念を持っている方もいるかもしれませんが、 安心して働くことができる環境だといえるでしょう。

参考：テレワークをいち早く実施！味の素グループの働き方改革

味の素の過去3年間の有給休暇取得率を過去3年間で比較すると下記のようになっており、直近では78.0%％となっています。 国内の平均有給休暇取得率が65.3％となっている中、 75％を超える有給休暇取得率を保っているという点で、有給休暇を取得しやすい社内風土であることがわかります。

参考：サステナビリティレポート2024

BCG、Amazon、博報堂、リクルートなど一流企業出身者が多数在籍しているため、現場感と客観性のバランスの取れたアドバイスが提供できるかと思います。

・どのようなスキル・経験を積めば未経験から大手企業へ転職できるのか？
・第二新卒で大手企業への転職を希望している人は多いのか？
・大手企業で第二新卒を募集している企業はあるのか？

など味の素を含む大手企業への転職に関して疑問・不安がある方は是非お気軽にご相談下さい。