大手企業出身者が徹底解説！

今回は、第二新卒でITエンジニアへ転職することは可能なのか、転職難易度はどの程度で、どのような点に注意すべきなのかを中心に解説していきます。
ITエンジニアに転職するメリットを含め、転職希望者が知っておくべきポイントをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ITエンジニアを含めたIT業界への転職を検討しているという方は、下記の記事もおすすめです。
第二新卒からSIerへの転職方法は？IT業界求人特集

ここでは、第二新卒からITエンジニアへの転職で失敗しないための注意点を3つ紹介していきます。

第二新卒の転職で最もよくある失敗が、転職理由の曖昧さです。「今の会社が嫌だから」「なんとなく」といったネガティブな理由や、 具体的なキャリアパスや将来的なビジョンがないまま転職活動を始めてしまうと、企業側に「またすぐに辞めてしまうのではないか」という不安を与えてしまう可能性があります。

そうならないためにも、まずは選考対策として自己分析を徹底的に行い、「なぜ転職したいのか」「今後のキャリアプランをどのように描いているのか」を明確にしましょう。 現職での不満から転職を決めたという場合でもネガティブな理由のまま終わらせるのではなく、転職先でどのようなスキルを身につけ、どのように活躍していきたいのかを説明できるよう事前準備を行うことが大切です。

給与や待遇だけで転職先の企業を選んでしまうと、入社後に「思っていた企業ではなかった」という後悔に繋がる可能性があります。 また、企業理念や事業内容、社風などを深く理解せずに転職するとミスマッチが生じやすく、早期離職により再度転職活動を行うことになってしまうことも考えられます。

企業のホームページや採用情報の確認をご自身で行うことはもちろんですが、転職エージェントへ相談することで、業界の最新情報やこれまでの支援実績からわかる企業風土なども併せて確認が可能であり、 客観的かつ適切なアドバイスをもとに選考対策を行うことができます。

企業が第二新卒の採用を行っている場合、ビジネスマナーや社会人としての基礎知識が身についているという第二新卒ならではの強みに魅力を感じている企業が多いといえます。 企業からすると、新卒とは異なり、第二新卒採用の場合には即戦力として業務に関する研修からスタートできるため、時間的コストも抑えることができます。

逆にいえば、第二新卒へ上記のような期待感があるからこそ、面接や選考への遅刻、無断欠席をはじめとする社会人としてマナー違反とされる行動は 企業からの評価を落としてしまうことになるため、社会人としての基礎知識は今一度確認しておくことをおすすめします。

ITエンジニアは将来性の高い職種ですが、第二新卒で未経験から目指す際には事前に知っておくことで対策が可能な注意点も存在します。 ここでは、転職前に知っておきたい注意点と、その対策方法をわかりやすく解説します。

未経験からITエンジニアを目指すという場合には、職場環境が変化したり、専門用語が使用されたりする場面も多い傾向にあります。 自走力や論理的思考力が求められるケースも多いため、最初は戸惑いやギャップを感じることも少なくないでしょう。
さらに、IT企業の中にはリモート勤務やフレックスタイム制を導入している企業もあるため、自己管理能力が必要ともいえます。 とはいえ、これは「新しい環境に適応する力」が求められるというだけで、固定の企業文化に染まっておらず適応力の高い第二新卒にとって、大きな障害ではありません。

また、事前にIT業界で使用されている専門用語や働き方の特徴について情報収集を行っておくことで、適応スピードは大きく向上するといえます。 転職前にしっかりと業界研究を行うことで、回避できるといえるでしょう。
ご自身で業界知識や企業研究をする時間が十分にとれない、または個人で情報収集するだけでは不安を感じるという場合には、 転職エージェントを活用するというのも1つの手です。

IT業界は変化のスピードが非常に速く、習得した技術や知識が数年で更新されることも珍しくありません。 そのため、ITエンジニアとして働くにあたっては常に新しい知識を吸収し続ける姿勢が求められます。

ただし、常に最新情報にアンテナを張り、知識を吸収する習慣さえ身につけることができれば、逆に大きな武器になるともいえます。 第二新卒は年齢的に習慣づけもしやすいため、新たな情報を身に着けること＝成長として捉えることができれば、問題はないでしょう。

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