開発経験を武器にシステムコンサルタントへ

私はもともと、システム開発の経験を積んだ上で、システムの企画・構想などの上流工程へと仕事の幅を広げていきたいというキャリアプランを描いていました。そのため、新卒時にはシステム開発のエンジニアとして外資系ITベンダーに就職しました。そこで、大規模システムの設計・開発・テスト・運用までの経験、プロジェクトマネジメントなどの経験を積んでいくうちに、システム開発の上流工程、特にお客様の立場に立って、お客様の抱える課題を紐解き、それを解決できるシステムをお客様とともに考えていく仕事がしたいという気持ちが高まってきました。それは就職して8年目の頃で、コンサルタントに転職するタイミングだと感じました。
NRIを選んだ理由は、なにより私のシステム開発の経験を評価してくれたことです。他社ではシステム開発の経験が重要視されないこともありましたが、NRIでは「システム開発の経験があるからこそ、システム開発・運用まで見通した地に足がついたコンサルティングができる」と言われました。この会社でならがんばれる、と思った瞬間でした。

正解のない課題に挑むのは難しいが、やりがいでもある

現在、担当しているプロジェクトの１つが、官公庁のお客様の次期システム構想の策定です。前職のシステム開発ではすでに作るものが決まった状態からのスタートでしたが、今の仕事は、お客様の思いや市場動向、技術動向などを総合的に考えながら、次期システムの方針を導き出していきます。
コンサルティングという仕事には、これといった正解がある訳ではありません。正解がない課題に取り組み続けるのは大変難しく、苦労も絶えません。それでもお客様とコミュニケーションを密に取りながら、まだ見えないものを一緒に作り上げていくことが面白く、コンサルタントとしてのやりがいを最も感じるところです。

強い思いを持った人が成長できる

プロジェクトを進めていくにあたって、社内に蓄積された事例・ナレッジの活用はもちろん、社内の人脈から情報を収集するコミュニケーション力も重要になります。NRIには様々な分野の専門性を持つコンサルタントが在籍しており、最新の幅広い知識を吸収することができます。
自分の経験を生かしてシステムコンサルタントになりたいという強い思いを持った、前向きで責任感のある人にとっては、いくらでも成長できる環境ですので、ぜひ飛び込んでください。

困っているクライアントのために親身に支援するNRIのシステムコンサルタントの強い思いに共感

前職では航空会社のIT部門でIT企画を担当していました。ITを使って新しい業務オペレーションを企画したり、ITを効果的に活用するために、ITに関するヒト（組織・人材）、モノ（システム・技術）、カネ（投資・コスト）をどうマネジメントするか企画・運営するのが仕事でした。実は、その当時から「ITマネジメント」で名を馳せていたNRIに支援してもらったことが、転職を考えるきっかけとなりました。
当時はまだITをマネジメントする方法論が確立しきれておらず、非常に困っていました。そんな時に、まるで自分のことかのように時間を惜しまず世界中の方法論を探しまわり、それを考察し、親身に助言してくれるNRIの姿勢を見て、とにかく私たちを助けたいという強い気持ちを感じました。その姿を見て、「自分もこれまでの経験を活かせば、NRIの人たちのように、ITの活用やマネジメントで困っている企業の役に立ち、ITを活用したより良い社会の実現に貢献できるのではないか」と想いを巡らし、システムコンサルタントへの転身を決意しました。そして、他社と比較するまでもなく、ITマネジメントのパイオニアであるNRIを選びました。

ユーザー企業での現場経験があるからこそ、地に足がついたコンサルティングができる

私の強みは現場経験です。新しい企画を具体的に実現していくことは非常に大変なことですが、現場経験があるからこそお客さまの立場や状況を踏まえた地に足がついたコンサルティングができる、と考えています。顧客の期待することや懸念することを手にとるようにイメージできるからです。ユーザー企業にいたときに同じような課題にぶつかった私だからこそ備わった肌感覚であり、前職の経験がすごく生きていると思います。

海外トレーニー制度を活かし、グローバルITコンサルティングにチャレンジ

NRIには、「海外トレーニー制度」といって、主にお客様の海外拠点で現場経験を積む機会があります。数年前から、お客様からのご相談にグローバルなテーマが増えていたので、地に足がついた支援をするためには海外でも現場経験が必要だと考え、このトレーニー制度を活用することにしました。それから２年間、アジアでの現場経験を通じて、海外拠点における状況や課題についての肌感覚を持つことができました。そのお陰で日本に戻った今も、海外を飛び回る日々が続いています。
グローバルなビジネスの拡大を目指すNRIでは年々、海外トレーニング制度が充実しつつあります。お客様のために何かがしたいという熱いハートを持つ人で、グローバルに強い関心のある方は、ぜひチャレンジして欲しいです。

業界の垣根を超えた活躍の場を求めて、システムコンサルタントに

前職では、日本の大手通信会社で法人営業を担当していました。そこでは、お客さまにさまざまな提案をするために、ITの専門知識を身に付けるなど自分なりに努力していましたが、通信会社ですので提案範囲がどうしてもネットワーク関連に限定されていました。
お客さまの問題解決のためにもっと力を発揮したいという思いから、業界の垣根を超えて活躍できるシステムコンサルタントへの転職を考え、プロフェッショナル集団というイメージが強かったNRIに入社することを決めました。

お客様の感謝の言葉がやりがいに

コンサルタントとしての一番の喜びは、お客様の評価を直接いただけることです。以前、担当したお客様の大規模オンライン基幹システムの再構築及び運営支援プロジェクトは、気が付いたら10年以上支援し続けていました。一回目のシステムの大規模更改ではさまざまな困難にぶつかりましたが、プロジェクトが無事完了した時にはお客様から感謝状をいただき、それまでの苦労が一瞬でやりがいに変わりました。
当時の担当の方は他の部署に異動されましたが、それでも困ったことがあれば、私を指名して相談してくださいます。そのたびに、この仕事をやっていて本当に良かったと思っています。

チャレンジする人を応援する会社

NRIに入社してよかったことは、チャレンジの場を与えてくれることです。自分から進んでいろいろなことにチャレンジする人は、周りが応援してくれます。私も社内のイノベーション推進制度でグローバル関連の案件に取り組めるようになりました。
NRIはワークライフバランスを重視する会社です。仕事や育児の両立支援のための制度が充実していて、そのなかには男性も利用できる制度もあります。実際、私も産休、育休を経て復職しました。男女問わずプロフェッショナルとしていきいきとして働いていける職場として、意欲のある女性にもぜひチャレンジしてほしいと願っています。