Strategy& スペシャルインタビュー
パートナー(東京オフィス リーダー) 服部 真氏

Strategy& コンサルタントインタビュー パートナー(東京オフィス リーダー) 服部 真氏

PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)における戦略コンサルティングチーム「Strategy&」。その前身は「プロダクト・ライフサイクル」や「サプライチェーン・マネジメント」といったコンセプトを生み出してきた旧ブーズ・アンド・カンパニーで、100年以上の歴史を誇る老舗です。2014年にPwCとグローバルで統合し、Strategy&として産声を上げて以降も順調に成長を遂げてきました。

節目の10年目を迎えるタイミングで新たなリーダーに就任したのがパートナーの服部真さん。既存産業が交わって新たなビジネスが生まれる「クロスインダストリー」を重点領域に掲げ、顧客を支援していく態勢を形づくろうとしています。Strategy&が目指す方向性や求める人材について、お話を伺いました。

Strategy& コンサルタントインタビュー パートナー(東京オフィス リーダー) 服部 真氏

PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)における戦略コンサルティングチーム「Strategy&」。その前身は「プロダクト・ライフサイクル」や「サプライチェーン・マネジメント」といったコンセプトを生み出してきた旧ブーズ・アンド・カンパニーで、100年以上の歴史を誇る老舗です。2014年にPwCとグローバルで統合し、Strategy&として産声を上げて以降も順調に成長を遂げてきました。

節目の10年目を迎えるタイミングで新たなリーダーに就任したのがパートナーの服部真さん。既存産業が交わって新たなビジネスが生まれる「クロスインダストリー」を重点領域に掲げ、顧客を支援していく態勢を形づくろうとしています。Strategy&が目指す方向性や求める人材について、お話を伺いました。

movin:

PwCコンサルティングにおけるStrategy&の位置づけをお教えください。

服部様:

まず概況をお話ししますと、グローバルにおけるPwCの人員数は36万人で、PwC Japanグループは1万1,500人程度です。このうちPwCコンサルティングに所属しているのが約4,500人。さらに戦略面を専門に担うストラテジーコンサルティング(SC)という組織があり、Strategy&を含む3つの部門で構成されています。

クライアントのCxO(チーフオフィサー)が抱える課題を聞き出して、戦略から実行まで解決していくことを掲げているSCの中で、われわれStrategy&は特に戦略面で解決していくことに焦点を絞っています。ストラテジーやエクスキューション(実行)が入り交じっている戦略コンサルティングファームもありますが、PwCの場合は4,500人の中にいろんなエクスキューションを担っているチームが存在します。このため、われわれはCxOの戦略アジェンダに集中できるという体制になっているのです。


movin:

ストラテジーコンサルティングには3つの部門がありますが、Strategy&の役割は他の2チームとどのように違うのでしょうか。

服部様:

まずStrategy&がフォーカスしているのは、戦略面でトップライン(売上高)をどう高めていくか、新しいビジネスモデルをどう創出していくのかといった点です。

これに対し、同じSCに所属するX-Value & Strategy(XVS)も「ストラテジー」の名前を冠していますが、担う領域は若干異なります。例えば、M&A後のポストマージャ―(買収後の統合作業)のほか、海外拠点のある企業のグローバル全体におけるガバナンス設計などです。

また、Future Design Lab(FDL)はその名の通り「未来創造」を旗印に掲げています。従来の延長線上にはない、非連続的な変革を目指す官民の取り組みを支援する組織として2020年1月に設立された新しい組織です。いずれの部門もオーバーラップする部分はあるものの、それぞれ違うポジションでCxOの課題解決に取り組んでいます。

movin:

海外のコンサル市場では、業況が悪化したファームが報道されるケースもありますが、Strategy&の足元の状況はいかがでしょうか。

服部様:

順調に成長を遂げてきています。特に今期はこれまでのところ極めて好調で、人数と売上高の増加率を比較すると、売上高の増加率の方が数倍高い状態となっています。単価が高まっているほか、高稼働率を維持できているためです。まだまだ成長が加速しそうなので、人材を積極的に採用していきたいと考えています。

Strategy&の売上高の構成についても少しお話ししますと、特定の業種への偏りがないというのも特徴です。PwC内においても個別のインダストリーに強くなるよりも、広く業界をカバーしてほしいという風潮があります。ビジネスのポートフォリオとしても安定していると言えるのではないでしょうか。

movin:

勢いよく成長しつつ、安定性もあることがよくわかりました。そうしたStrategy&の強みや特徴の源泉はどこにあるのでしょうか。

服部様:

かねてから特徴としてきた部分なのですが、PwCという大きな母体があるので、ストラテジーをきちんと実行に落とし込めるという点があります。その実行にもいろいろあり、M&Aはもちろん、地域創生では補助金を申請して獲得してくるところまでカバーできますし、システムや組織の構築といった部分も担えます。こうしたエクスキューションにつながるところまで手掛けていることから、「プラクティカルストラテジスト」を標榜してきました。ただ、これからはもう1つの軸を打ち立てていきたいとも考えています。

movin:

具体的にはどのようなことでしょうか。

服部様:

「先見性」です。これは複数の産業が交じり合う「クロスインダストリー(X-Industry)」だと定義しています。他のファームの方と話していると、いろいろな分野の専門家の方がいらっしゃいますが、1つの産業に閉じた形で業界の先行きを見通しているケースが多いと感じていました。しかし、幅広いクライアントと偏りなくお付き合いをしているStrategy&だからこそ、複数のインダストリーが重なっている領域で生まれつつある新しい事業や産業を見いだすことができ、PwC全体の力を駆使して顧客をサポートしていくことができると考えています。


movin:

クロスインダストリーの具体例としては、どのようなものが挙げられるでしょうか。

服部様:

例えばエネルギーと自動車の領域では、EV(電気自動車)を送電網につないで電力を融通するV2G(ビークル・トゥー・グリッド)が挙げられます。発電量が安定しない再生可能エネルギーが拡大すると、EVに搭載されている電池の持つ意味合いが変わってきます。ある程度自動車で使った後に電力会社の送電網につないで需給調整につなげるといったことが可能になるからです。自動車メーカーと電力会社が、もともとつながっていなかった領域でビジネスを生みだす可能性が高まっていると言えるでしょう。また、EVに搭載されている電池についても、利用し終わって回収した後、分解して貴金属を取り出し、また再生するといったリサイクルビジネスが成り立ちます。これも今までに存在していなかった領域です。

業界が別々にすみ分けていた時代は個別業界にのみフォーカスしていれば問題ありませんでした。今はサステナビリティーや先端テクノロジーを含め、すべての業界に関係するテーマの重要性が増しているので、産業が交わる機会は今後さらに増えるでしょう。そこにチャンスを見いだし、顧客に提案していくことで先見性を打ち出していく考えです。

movin:

成長しつつ新しい軸を打ち出していくためにも、人材の確保がより重要性を増しているわけですね。

服部様:

まさにその通りでして、新しいことにチャレンジしていくためにも幅広い産業のあらゆる職階で優秀な人材を求めています。中でもマネージャー以上は非常にニーズが高く、ビジネスがあってStrategy&でやりたいというパートナークラスの方もいらっしゃれば、ぜひお招きしたいと考えています。立ち上がりの速さを考えると、同業他社からの移籍が望ましいのは言うまでもありませんが、コンサルティングビジネスの多い自動車を含む製造業全般、エネルギー、通信、製薬、リテールなどといった産業で深い知見をお持ちの方も積極採用する方針です。

付け加えるならば、仕事の領域は国内だけではありません。Strategy&には世界で3,000人が在籍しており、最近はナイジェリアやウズベキスタンにも誕生するなど徐々に拡大しています。こうした中で、現在は米国のデトロイト、シンガポール、フィンランドに人材を出向させているほか、米国や欧州からは今も追加で「一緒に新しい事業を作ってほしい」という人材派遣のニーズが寄せられています。こうしたグローバルな領域で活躍したい方にもぜひ門を叩いてほしいです。

movin:

競合となる大手戦略コンサルファームとの差別化ポイントはどこになりますか。

服部様:

いくつかあります。社内には競合となる戦略コンサルファームに友人がいる若手が少なくありません。彼らの話を聞くと、Strategy&は少数精鋭でもあるので、「若くしていろいろな仕事を任せてもらえるという部分が、大手の同期とは違う」という声が非常に目立ちます。うちではプロジェクトで向かい合っているCxOとの会食に同席して議論する機会も珍しくありません。同期と情報交換をすればするほど、任されている責任が違うということがよくわかり、成長できる環境に身を置けることに高い満足感を得ているようでした。

また、PwCという大きな組織があるということも強みです。セキュリティやブロックチェーン、地政学などありとあらゆる専門家はもちろん、未来のシナリオを描こうとする人材までそろっているわけです。そのような人材とタッグを組みつつ、戦略の部分でバリューを出していけるというポジションは、極めて特徴的だと言えるのではないでしょうか。

movin:

少数精鋭がゆえに鍛えられる環境は、成長への意欲が強い人材にとって魅力的に映りそうですね。

服部様:

そこはポイントです。大手戦略コンサルファームに在籍していることと、実際の戦略コンサルティングの領域でキャリアを積んでいることは、まったく別だからです。その点、Strategy&ではビジネスをエクスキュートできるところまで体験できます。

われわれはPwCというネットワークのなかで、戦略と実行の強みを生かすためのチーム構成になっていて、戦略のアジェンダに100%集中できる環境があります。言い換えるならば、戦略コンサルタントとして成長する基盤が整っているということでして、中途未経験で入社してもすぐに戦略案件に携われることでスキルを高めやすくなっています。戦略コンサルタントとしての経験を積みたいという方にはぜひStrategy&に来ていただきたいですね。

このほか、企業を集めたコンソーシアムを創ったり、先見的な知見をまとめたThought Leadershipを発信したりするなど、活躍できる領域は本当に広大です。


movin:

老舗でもあるStrategy&にマッチする人材とはどのような方でしょうか。

服部様:

1914年から脈々と受け継がれてきたStrategy&の歴史は非常に古いのですが、ここに至るまでに企業買収を行った経験もあり、いろんな人を引っ張り込むカルチャーがあると言えます。

2023年には“Think and act professionally”、“Sleeves rolled up”、“Grow together”、“Embrace differences”の4つを掲げるValue propositionを新たに打ち立てました。多様性を大切にしながら、腕まくりをして汗をかきつつ、クライアントのために戦略を実行にまで落とし込む。そして、みんなで共に成長する。こうした考えに共感してくれる方と、ぜひ一緒に仕事をしていきたいと思います。

movin:

Strategy&が掲げる理想像とも言えますね。本日は本当にありがとうございました。

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