人事系ファーム 転職体験談

組織・人事領域における専門性をさらに身に着けたい、日本企業が抱える組織人事課題の最前線で活躍できる環境に身を置きたいという想いが強くなり、組織人事組織コンサルタントへの転職を決意しました。

名前：Aさん（仮名）
年齢：29歳
学歴：有名私立大学
職歴：国内総合ネット系企業、人事マネージャー　→　外資人事コンサルティングファームへ 　

事業会社で人事をしていましたが、30歳になること・自身のライフイベント（結婚）をきっかけに今後のキャリアについて立ち止まって考えるようになりました。
その結果、組織・人事領域における専門性をさらに身に着けたい、日本企業が抱える組織人事課題の最前線で活躍できる環境に身を置きたいという想いが強くなり、組織人事コンサルタントへの転向を志すようになりました。

ムービンさんのことはネット検索で知りました。「コンサルタント転職」で検索すると検索上位にムービンさんのHPがヒットするからです。HPでは、転職活動に役立つ内容や体験談が豊富に掲載されており、サポートの手厚さを感じました。また、実は以前からムービンさんには何度か問い合わせをさせていただいており、その際のご対応が他の人材紹介会社と比較すると、親身である、透明性がある（合否の可能性、求人の募集状況など）と感じていたため、今回本格的に転職活動を決意した際もムービンさんにご依頼させていただくことにしました。

私は、コンサルタント転向を希望していましたが、自身の今後のライフイベントとの両立を考えた際に、本当にコンサルタントがやりたいことを実現できる最良のフィールドなのか、転職開始時にはまだ迷いがありました。そこで、ムービンさんのHPの「女性のためのキャリア相談会」という相談会から問い合わせをし、担当コンサルタントの方についていただくことになりました。

私の場合は、量と質のバランスを重視して転職活動に臨むように意識しました。
まず、量については、（コロナ禍でオンラインでの面接を開催されている企業が多かったからこそ出来たことだと思いますが・・）自分自身の中で優先順位をつけたうえで、関心のある企業には積極的に応募するよう心掛けました。理由は2つあります。1つ目は、以前他人材紹介会社でコンサルタント職への転職活動をした際に、絞って応募した結果全て書類選考・Webテストのいずれかで落ちてしまったからです。2つ目は、選考の過程で複数企業を比較検討していき、自分にフィットする企業を見つけたかったからです。担当コンサルタントの方にはスケジュール調整でご負担をお掛けしてしまいましたが、快くご調整いただき、10社程度受けましたが、スムーズに転職活動を進めることができました。
質については、準備・対策を怠らないよう心掛けました。私の転職活動期間は5カ月と長く、書類作成（約2か月半）、企業研究（約7時間？/社　※志望度が高い企業）、Webテスト対策（約40時間）、ケース対策（約50時間）、面接対策（面接を受けながら約1か月半）など書類偏重型ではありましたが、すべての対策に時間を割くことが出来ました。反省点としては、書類作成と同時に、Webテスト対策とケース対策をやっておくべきでした・・・（私の場合、目の前に迫る対策をするのでやっとで書類選考以外の対策が後手にまわっていた感は否めませんでした・・・）対策方法としては、担当コンサルタントの方からご紹介頂いた書籍や想定質問集への準備といったベーシックなものでした。

一番苦労したことは、面接準備です。想定質問集対策をしましたが、力が入りすぎていたのかなかなか自分の言葉で表現できず、かなり苦労しました。家族相手に模擬練習をしてもらっては、自信のない回答については担当コンサルタントの方にご相談させていただくなど色々とサポートいただきました。一番最初に受けた企業では、力を出し切れず厳しいFBをいただき、どこも内定をいただけないのではないかと落ち込みましたが、粘り強く練習を続けた結果、面接に自信を持てるようになり、自分の言葉で表現できるようになりました。
次に他社経由で応募していた事業会社とのスケジュール調整です。転職活動においてスケジュール調整やタイミングがこんなにも大変だとは思っていなかったので、新たな発見でした（笑）。私の場合、最終的には人事コンサルタント職種の優先度を上げたので、ムービンさん一本とさせていただいたのですが、途中までは他社での選考状況なども逐一ご相談し、スケジュールについても相談に乗っていただいていました。

面接におけるブレイクスルーは2つありました。1つ目は、「結論ファースト」で述べることです。ムービンさんへ想定質問を提出した際に、担当コンサルタントの方から結論ファーストであることを意識してほしいというアドバイスをいただき、常に心掛けていました。
2つ目は、面接がうまくいった企業に対して「どのような点を評価していただけたか？」を積極的に聞いたことです。自分の強みがどこにあるのかを知ることに繋がり、次回の面接で活かすことが出来ました。

ムービンさん、また担当コンサルタントの方にご依頼させていただいて本当に良かったと感じています。結果として、私は第一志望を含む複数社内定をいただくことが出来ました。利用中の良かった点は下記です。

・思考整理のための壁打ち（コーチング）をしていただいた
・メールのレスポンスが非常に早く、やり取りがスムーズだった
・希望にマッチする企業を多く紹介してくださった
・コンサル企業向けの職務履歴書の書き方をアドバイスいただけた
・想定面接質問の添削を何度もしていただいた
・複数社内定後、入社企業を決めるためのアフターフォローをしてくださった

・ケース対策
�� 『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」』　東大ケーススタディ研究会
�� 『現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!』　東大ケーススタディ研究会
�� 新聞記事

・Webテスト対策
私は計数が大の苦手で・・・・・・！！そんな私でも下記対策本を3回ずつそれぞれのWebテスト形式に合わせてやったところ突破することが出来ました。
SPIノートの会シリーズ

人事組織コンサルタントを目指し始めた際、応募条件の一部分に対して自分自身の経験が足りていないことにくよくよと悩んでおりました。しかし、担当コンサルタントの方に「経験がないことは仕方がない（今からどうにかコントロールできることではない）」と最初におっしゃっていただき、経験不足をどう埋めるかという発想から、どう自分が持つ他の強みをアピールするかという発想に変換させることができました。全く可能性がない求人は紹介されないと思いますので、応募条件に達していない項目があったとしても、卑下せずに他でカバーするという発想が大事だと思いました。
また、転職は、精神的にも体力的にも非常に負荷がかかるものです。私は今回初めての転職ですが、現職と並行しながらの転職活動がこんなにも大変なものだとは考えてもみませんでした。軌道にのるまでは、暗中模索状態で苦しい日々が続きましたが、ひとつひとつ山を乗り越え粘り強く向き合っていくことで、納得のいく結果を得られるのではないかと思います。私はこの転職活動中、沢山の方々に助けていただきました。転職活動中はなかなか孤独ですが、自分なりのリフレッシュ方法（大事です！）やブレイクスルー方法を見つけ、粘り強く向き合い、納得のいく結果が得られることをお祈りしております・・・！