戦略ファーム 転職体験談

化学メーカーに就職後、半導体研究開発に4年ほど従事してきたTOさん。今後のキャリアを考えたときに浮かんだのは学生時代に興味を持った戦略ファームでした。

名前：TOさん（仮名）
年齢：30歳
学歴：有名国立大
職歴：化学メーカー 半導体研究開発 ⇒ 外資系戦略コンサルティングファーム 　

修士課程の学生だった頃、専門知識・経験を生かせる化学メーカーを中心に就活をしていた私。一方で、「幅広い案件に関わりたい」「早く成長したい」といった自らの思いに対し、最もフィットするのは戦略コンサルなのではないかという気持ちも当時から持っており、某大手ファームの選考を受けたこともありました。結局、その時はケース面接でお見送りとなってしまいましたが。。

その後、化学メーカーに入社して４年。半導体材料の研究開発部門でがむしゃらに働き、厳しくも充実した時間を過ごしていました。しかし、大企業ならではの非効率や、年功序列で評価される雰囲気、キャリアパスを自分で設計しづらい環境などに対して、徐々に違和感が増してきていたのもまた事実でした。その時頭に浮かんだのはやはり、学生時代に興味を持った戦略ファームへの転職。

そこで、化学メーカーから某大手ファームに転職した学生時代の友人に話を聞き、友人経由のルートで面接を受けることにしました。当時、「学生時代に受けたファームとは違って多様性重視を前面に出しているし、知り合いも結構いるので自分もきっと受かるに違いない」というよく分からない自信があり、ロクに対策もせずに臨みましたが、あえなく２次面接でお見送りに。そこで初めて「このままではダメだ」と思い至り、その友人もお世話になったというムービンさんの門を叩きました。

ムービンさんとのやり取りを通じて、「落ちるも通るも、自分が気持ちを保ってどこまで頑張れるか次第だな」という心構え（当たり前なんですが。。。）を強く持つことができました。また、こちらの意向を汲んだ上での受けるファームの選定、筆記試験や面接に関する情報提供、日程の調整などは、粛々と高水準でこなしていただきました。もちろん、最初に作成する志望理由書の書き方や、最終フェーズでの「他社志望状況」や「希望年収」の書き方など、必要に応じて丁寧にご指導いただいたことも印象に残っています。
お蔭さまで、最終的に内定を受諾したＡ社を含めた複数社にオファーをいただくことができました。

内定受諾から入社まで、ある程度まとまった時間がありましたので、化学メーカーでの残務を全力でこなしつつ、空いた時間で英語と簿記の勉強をしました（簿記は、いくつかのファームの面接官の方から「やっといた方がいいよ」と言われたので）。英語は英検１級、簿記は日商簿記３級を取得。この体験談を書いている入社直前期に、簿記２級の範囲を勉強しています。

また、この転職のタイミングで結婚したこともあり、大企業におんぶに抱っこだったライフプランニングについて改めて見直す必要が出てきたことから、ファイナンシャルプランナーに会う手はずを整えたりもしています。急に自分で決める部分が増えたような感覚になっていますが、それはそれでとても楽しいです。

私の場合、転職のスタート地点は、現職に対する「どことなく感じる悶々とした気持ち」でした。裏を返すと、現職に対して決定的にNGだと感じていたわけではなく、戦略ファームに魅力を感じつつも「本当に現職を捨てて転職するのか」というところに対しては迷いもありました。転職活動を進める中で、徐々に自分の気持ちを固めていったというのが正直なところです。

おそらく、この文章を読まれている方にも、同じような「迷い」を抱えていらっしゃる方が大勢いらっしゃるのではないかと思っています。そのような方にオススメしたいのは、軽い気持ちでも良いので一度エージェントに相談することです。転職するにせよ、現職に留まるにせよ、キャリアに関して専門家と話し合う機会・経験は、大いに自らの財産になると思うからです。

これを読まれている皆様が、自身が納得できる素晴らしいキャリアを歩まれることを切に願っております。

弊社ムービンは1996年に設立された日本初のコンサル業界特化型転職エージェントです。
これまで10,000人以上、合格率1%未満と言われている外資戦略ファームにおいても、BCG：300名以上、マッキンゼー：100名以上、ベイン：100名以上と、業界No.1の転職支援実績を誇ります。

「戦略系」「総合系」という言葉を生み出し、コンサル転職のマーケットを開拓してきました。これまでご支援させていただいた方が、BCG、ベインなどのグローバルトップファームの経営層を務めていたり、新興ファームを立ち上げていたりするため、通常では難しい選考ルートや直接交渉が可能です。さらに、弊社のみの限定求人も多数ございます。
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