戦略系ファームに入って２年が過ぎたMさん（仮名）に当時の転職活動を振り返っていただきました。

名前：Mさん（仮名）
年齢：29歳
学歴：有名国立大卒
職歴：事業会社　営業→外資戦略コンサルファーム

私はムービンさんでなければ、戦略コンサルに入ることは不可能だったと今でも確信しています。ムービンさんには大きく3つのステップで手厚いサポートをいただきました。

私の経歴はそこまで華々しいものではなく、そこに負い目を持っていました。
他のエージェント、知人・友人の誰に相談しても「戦略コンサルタントになることはそのキャリアでは難しい」と言われていました。半ばあきらめていた頃に、ムービンさんの門を叩いたところ、そんな気持ちが出ていたのでしょう、お叱りの言葉をいただきました。
「あなたは甘い」と。
「チャンスがあっても中途半端な気持ちで入ることができるほど甘い世界ではない。誰もがなりたい職業に、肝心のあなたが強い気持ちを持たなければこちらもサポートできないし、止めておいた方が良い」
私はその言葉を持ち帰り、本当にこの職業に就きたいのか、そこで何がしたいのか自分を見つめなおしました。再度、ムービンさんの門を叩いたときには、自分の中で必ず転職を成功させるという意思が固まっていました。おそらくあのときの厳しい言葉がなければ、あきらめたままの生活を送っていたことと思います。

もちろん意思が固いだけでは難関を突破できません。
志望動機書、職務経歴書、それらの関連書類はすべてコンサルティングファームの方に「会おう」と思わせるものでなければなりません。
通常の職務経歴、志望動機では、その段階を突破することさえ難しいのです。私も日常の仕事をこなしながら、作成と修正を繰り返し、長い月日をかけました。そんな中、根気良くアドバイスをいただき、当初の書類群とは大きく異なる完成度のものが完成しました。この段階で、私の中でも動機や経歴などが明確に整理され、後の面接にも活用することができました。

ムービンさんの素晴らしいところは、面接スケジュールなどに関しても戦略的に組んでいただけるところ、密な相談に乗っていただけるところだと思います。
私の場合は、明確に入社したいファームがいくつかあったため、面接慣れやケース対応などのピークの状態をうまく志望のファームの面接スケジュールと合わせてもらいました。また、面接が始まっても数々のケース対応や受け応え、注意すべき点などを懇切丁寧に教えていただき、ときには励ましの言葉もいただき、十分なバックアップをしていただいたことを実感しています。
これらのどの段階でも、ムービンさんのサポートが無ければ私の転職は成功していなかったのだと思います。また、転職後もいろいろと相談にのってもらえたり、何かとコンタクトさせていただいています。

準備できることがあったか？と今振り返るとそこまで大きなことは無かったのではないかと思います。なぜならば、多少のことを詰め込んだところで、入社後のレベルアップと比較すると大差が無いように感じるからです。それほど、気づき学ぶことが多い業界です。

私のような通常のサラリーマンから考えると、期間限定的なプロジェクトでフィーを稼ぎ出すコンサルタントは、まったく別次元の職業です。従って、仕事の進め方、意識の持ち方、コミュニケーションのとり方などなど、カルチャーショックの連続です。
そんな中で素直にアジャストしていく気持ちと、こだわる部分はこだわらなければならない、要するにバランスが重要なのだと思います。カルチャーが合わない、コンサルタントとしてのこだわる部分が無い、どちらかがあるだけでは駄目で、かと言ってどちらも弱すぎてもいけない。難しいところです。

また今後もよろしくお願いします。いろいろ人材も紹介させてください。