戦略コンサル 転職体験談

研究一筋、ビジネス経験無しからの外資戦略コンサルタントへの転職に成功したエビフライ定食ライス大盛さん（仮名）の転職体験談です。

名前：エビフライ定食ライス大盛さん（仮名）
年齢：30代
学歴：米国大学院卒
職歴：物理学科博士としての研究活動 → 外資戦略コンサルティングファームへ

私は日本の大学を卒業後、米国の大学院に進学し、その後は一貫して物理学科の博士（Ph.D.）として研究活動に従事してきました。
このまま研究を続けても良かったのですが、家族の事情で帰国を余儀なくされたことが、転職活動をスタートするきっかけでした。 全くビジネス経験が無かったのですが、研究活動で培った論理的な考え方が活かせる職業がないか探していたところ、戦略コンサルティングという仕事に興味を持つようになりました。
最初は右も左も分からず、とりあえずコゼンティーノの本を読んだり、アメリカのCaseinterview.comのメーリングリストや有料のCaseinterviewの音声ファイルを聞いたりしながら、自分なりに準備して幾つかのコンサルティングファームに直接アプライしましたが、書類選考が通過せず、また、面接に呼んで頂いてもケース面接で撃沈してしまい、あっという間に全滅してしまいました。

これはやり方がまずいと思い、色々とネットサーフィンしていく中で、ムービン様に対してポジティブな意見のサイトを見つけ、早速コンタクトをとることにしました。
担当のキャリアコンサルタントの方からは、まずはレジュメについて厳しく指摘を頂いたことをよく覚えております。

年齢的にも経験的にもかなり厳しい状況の中、自分の強みや想いをしっかりアピールしなければ、そもそも書類選考の通過は難しいだろうとのことで、何度もやり取りをしながらブラッシュアップさせて頂きました。 特に志望動機については当初自分が考えていた内容はかなり浅かったことに気づいたのと同時に、後々面接で志望動機を論理的に話すことに大いに役立ちました。
また、面接についても、模擬のケース面接を設定していただき、今まで自分一人で練習していた時には分からなかった点（特に面接に臨むスタンスや議論の進め方など）が大変クリアになり、実際の面接でも大いに役立ちました。

最終的には欧州系の戦略コンサルティングファームからオファーを頂くことができ、無事、転職活動を終えることができました。
やはり書類選考が厳しく、面接に進めたファームは2社でしたが、そのうち1社から内定を獲得できました。
ムービン様の真摯で迅速な対応は就職活動中の大きな支えになりましたし、厳しい経歴の私に対しても全力で転職活動全般をサポートしてくれたことに非常に感謝しております。

入社まではビジネス知識が皆無の状態でしたので、日々新聞を読んだり、MBA関連の書籍を大量に読みました。今思えば、Excelについてはかなり使うので、もう少し勉強しておけば良かったと感じています。

コンサルティングファーム働き始めて、もともと英語をかなり使う環境と聞いていましたが、実際その通りでした。
ロジカルシンキングやプレゼンテーション等に関する研修を終えた後は、ヨーロッパに進出したい日本企業のパートナー探しのプロジェクトにアサインして頂きました。パートナー候補企業への電話インタビューのQuestionnaire作り、ヨーロッパ企業への電話インタビュー,　Minutesの作成、エクセルやスライド作成などを1ヵ月半のプロジェクトで経験しました。短い期間ではありましたが、かなり鍛えられたと思います。戦略コンサルティングという仕事は本当に大変で、最初のうちは（まぁ、今でもですが）要領も悪く、終電で帰る日々が続いています（笑）。でも仕事はやりがいがあって、本当に転職して良かったと思っています。