総合系ファーム 転職体験談

大手メーカーからSCMの経験を活かしコンサルタントへ転職成功した中村（仮名）さん。面接でロジックの弱さを指摘され苦しい局面が何度もありましたが、選考と共に成長し見事総合系ファームに転職した体験談です。

名前：中村（仮名）さん
学歴：海外大学院
職歴：大手メーカー・SCMのプランニング、オペレーション→総合系コンサルティングファームへ

転職のきっかけは、より成長できる環境に身を置き、全社的な課題解決や企画業務に携われる職務に就きたいと考えたことです。その理由は大きく以下の３つです。

・現在の会社で担当した課題解決業務にやりがいを感じたこと
・現在の会社で、全社的な課題解決を担当できる立場になるには、長い年月を要すること
・キャリアチェンジを考えるには、20代のうちの方が良いと考えたこと

新卒でメーカーへ入社し仕事をしていく中で、現場には多くの業務的、組織的課題があることを知りました。そして、若手としての私の立場は「課題について語るには早く、日々の業務をどんなに非効率でも回す」というものでした。社内で業務課題を解決する立場に立つには１０年の担当業務を必要とし、実際にその立場に立っても、組織的しがらみで解決は困難であるように見受けられました。

その中でも自分なりに工数が膨大な業務等をなんとか改善したいと考え、「新米でもできること」を組み合わせて、月次工数４０時間の資料作成を自動化することに成功しました。その中で、社内の知り合いやグループ会社の方々を巻き込んで協業できたことは、日々の通常業務を回していただけの日々に比べると晴天の霹靂でした。

「これからも、課題を解決する仕事を続け、自身も成長していきたい」と考えるようになり、課題解決を専門とするコンサルティング会社で働くこきたいと考えました。30代手間を迎え、年齢的な面でも早い方が良いと考え、思い切って転職活動を決意しました。

そんな中で、コンサル転職に強みを持つムービンさんを、新卒の就職活動時から知っており、老舗のノウハウとフォローで定評のあるムービンさんと始めるのが最良と考え、ムービンさんへ登録させていただきました。

まずは、担当の方と履歴書、職務経歴書を添削ベースでやりとりしました。勘所を抑えられており、１週間ほどで８、９割の書類通過率をたたき出すものが出来上がりました。そして、面接で聞かれる志望動機、自己紹介の内容についてのすり合わせ、ケース面接のマンツーマン指導、最近のファーム別対策内容の指導、など対応いただきました。

書類は大方通過したものの、一次面接・二次面接でNGを出される企業も複数ありました。
面接官からのフィードバックは「ロジックが弱い」「今一つ光るところが見当たらない」というものでした。準備して臨んだ分自分には「なぜ、ロジックが指摘されるのか？」悩むところも多く、「今一つ光るところが見当たらない」という言葉にはメーカーで働いてきた数年はなんだったのか、自信さえ失くしはじめ意気消沈していました。

そんな中、ムービンさんに「若手にはその場でロジックを組み立てる能力を見ている」と指摘され、「準備内容に頼らず面接内で提示された前提をもとに言動を組み立てること」との助言を頂き、また対策として多くの質問パターンに応用できるようシミュレーションを実施し、立て直しを図りました。

自分自身の中にもどこか慢心していた部分もあったかと思います。ムービンさんに頼めば大丈夫だろう、とか今までの面接傾向から対策すれば大丈夫だろう、など「コンサルタントになるために」ではなく単純に受かるためだけを考え、良い顔をしようと思っていた節があったと思います。
そこから意識が変わったと思います。
まずは自分のロジカルを徹底的に鍛えようと考え、新聞や書籍、時には電車などの交通広告から考えるネタを探して常に「考えること」を徹底しました。またムービンさんから頂く情報だけでなく、受けるファームの特長やコンサル業界の理解度を深めるためインターネットでしらみつぶしに調べ、情報収集をしていました。

苦しい局面もありましたが、ムービンさんの書類から面接対策までの一貫したフォローもあり、業務系コンサルファームに内定しました。
すべての工程を振り返るとムービンさんの存在は大きかったと思います。
内定後の調整もつつがなくフォローしていただき、無事コンサルタントへの道を踏み出すことができました。
転職活動を通じて、自分自身もレベルアップできたと感じています。

転職活動自体、あまり慣れていない人にとって事前ノウハウは少ないものです。
私自身多くの失敗を糧にしましたが、まずは業界に通じたプロの紹介会社さんでノウハウ補填することは賢い選択かと思います。
今のままではいけない、変わらなくては！とお考えの若手の皆さんも、一度決意されたらムービンさんの話を聞きに行ってみるといいと思います。