総合系ファーム 転職体験談

リサーチ会社では、クライアントの課題に対して「リサーチ」でしか支援することが出来ず、歯がゆさや悔しさを経験し、経営コンサルタントと協業する中で「経営コンサルタントになりたい」と思うようになり、弊社にご相談に参りました。

名前：Hさん（仮名）
年齢：28歳
学歴：有名私立大学
職歴：シンクタンク リサーチ部門 → 大手総合コンサルティングファーム 経営コンサルタント

現職での経験が転職しようと思ったキッカケです。私は中堅シンクタンクのリサーチ部門でリサーチコンサルティングの営業・プランニングに従事していました。
リサーチ会社では、クライアントの課題に対して"リサーチ"でしか支援することが出来ず、歯がゆさや悔しさを経験しました。経営コンサルタントと協業する中で、「自分もリサーチだけでなく"課題解決"の支援できる経営コンサルタントになりたい」と思うようになりました。

「コンサルの仕事は何か？」「なぜ、コンサルになりたいのか？」「なぜ、そのファームを志望するのか？」「あなたが貢献できる点は何か？」について、面接毎に繰り返し試行錯誤しました。

その他、フェルミ推定、ケース問題、論理的思考法、自分のスキルの棚卸しは日々おこなっていました。

思考力を試されていると感じました。
一次面接は、「実際にあった業績の悪い会社の記事を読み、自分がこの会社を支援するとしたらどのようなコンサルティング提案をしますか？」という内容でした。パワポ1枚にまとめることを想定してA4一枚に図や文章を使って説明しました。（制限時間は30分）
二次面接は、「コンサルタントとは？」という問いに対して多角的に質疑応答を繰り返しました。

◆苦労したこと
私が次で3社目となる転職だったので、「うちに来てもすぐ辞めるんじゃないか」「入ったら不平不満が多いのではないか」と、思われたことが一番の苦労した点です。
前職・現職・面接先に対してキャリアの一貫性・論理性をもって説明することも苦労した点です。

◆役に立った書籍
・コンサルティングの基本
・コンサルティング業界大研究
・東大生が書いたフェルミ推定ノート
・東大生が書いたケース問題ノート

◆入社までにやろうと考えていること
・オフィス（主にPPT、Excel）のショートカットやスキルの向上・習得
・会計知識全般（ビジネス会計検定、簿記等）
・IT知識全般（ITパスポート、ITストラテジスト）

◆やっておけばよかった勉強
・ビジネスレベルの英会話

「自分の強みは何か」「自分の弱みは何か」「自分は何がしたいのか」を明確にしてくれたことが、こちらの会社に全てをお任せした理由です。私を担当してくれた方だったからなのかもしれませんが…耳が痛いが自分の為になる「本当の事」を言ってくれる方でした。コンサル業界に特化している人材紹介会社という事もあり、既に初回の顔合わせからして、他の人材紹介社とは一線を画すと感じました。

転職はある意味では夢を追う行動ですが、地に足が着いていないと危険にもなり得る行為です。担当してくれた方は、「ただ転職させればいいや」というスタイルではなく、入社後の私を想像し転職先候補を選定してくださいました。能力だけでなく人柄や相性も抜群の方で良かったと、心から感謝しています。