総合系ファーム 転職体験談

名前：M Sさん（仮名）
年齢：28歳
学歴：私立大学卒
職歴：ITファームから大手ファームへ

私は国内のITコンサルティングファームに勤務しており、主にシステムインフラの提案、導入コンサルの仕事をしておりました。
コンサルといっても、実施的には導入に関するインプリの仕事が多く、IT戦略の立案やIT投資評価など、さらに上流の仕事を志向する自分と携わる仕事の内容が乖離するようになったことが転職のきっかけです。

上流の仕事を志向するようになった大きな理由は、仕事と並行して国内の経営大学院にて、企業経営の学びを深めていたことがあります。
自分自身の強みであるIT知識と経験、体系的な経営知識を武器にもっと大きな仕事ができないかと強く感じていました。
そして、経営大学院の卒業も目前に見えてきたところで、転職活動を始めることになりました。

初めはいくつもの転職エージェントに登録をし、進められるがままにいくつかのコンサルティングファームに応募しましたが、結果として、書類選考で落とされてしまうことがほとんどでした。
あまり学歴も良くない自分にとって、いわゆる有名な大手のコンサルファームとは無縁なのかと内心あきらめかけていたのも事実でした。

そんな転職活動に対して、大学院の友人に相談をしていたところ、コンサルティングファームへの転職に強い、ムービンさんを紹介してもらいました。
正直なところ、いくつもの転職エージェントで失敗を繰り返したこともあって、あまり期待をせず、ムービンさんに連絡をとり、初回の面談に望みました。

とても驚いたのは、初回の面談時に提示した履歴書や職務経歴書の内容についてかなりの点で指摘を受けたことでした。
今までは全く問題がないと思って使用していたレジュメであっても、原形を留めることがないほどに指摘を受け、何週間もかけてレジュメを修正致しました。

その後の模擬面接の練習も実際の面接を想定して、非常に厳しい練習を繰り返しましたが、結果として、本番の面接にも心穏やかに望む事ができ、ゆとりをもって面接を終えることができました。

具体的なアドバイスとしては、できるかぎり定量化すること、プロジェクトをフェーズ毎に分け、重要なポイントを整理すること、全て自己PRにつなげることを強く意識すること、ボールペンなど身に着けているものも気を使うこと、などの指摘をもらいました。

今までの転職活動の中では、何度も何度も書類選考で落とされてしまっていましたが、厳しくも的確なサポートの中で作り上げたレジュメのおかげで、ほとんどの応募先で書類選考が通過しました。

また、何度も何度も繰り返して実施した、厳しい模擬面接のおかげで外資系大手コンサルファーム、国内大手総合系コンサルファームから内定をいただき、自分から転職先を選ぶことができるという、とても満足できる結果を得ることができました。

転職に必要なことは、常に自分自身の能力を上げるように自己研鑽し世の中の期待値以上の実績を上げるように努めること、そして、専門の業界に精通した転職のパートナーを見つけることだと思います。

ムービンさんは私にとって最も厳しい転職のパートナーでしたが、その分、転職活動の中で、自分自身を成長させてくれる存在でしたし、結果として、いくつもの内定を提供してくださった本当に感謝すべき存在となりました。

与えて頂いた新しいフィールドに全力で臨んでいきたいと思います。