総合系コンサル 転職体験談

大手消費財メーカーのブランドマネージャーとしてご活躍していたNさん。大学同期の方々と比べたときキャリアという面で大きくビハインドしていると感じコンサルタントへの転職を決意されたそうです。
転職活動自体はコンサル業界としては早めの3ヵ月で複数社の内定を取られ、その中で大手総合系コンサルティングファームへのご転職を決められました。

名前：Nさん（仮名）
年齢：28歳
学歴：有名私立大卒
職歴：消費財メーカー ブランドマネージャー → 大手総合系コンサルティングファームへ　 　

今まで消費財メーカーにてマーケティング業務に携わっていて、ブランドマネージャーとして一通り経験してきました。ただしブランドマネージャーという仕事はゼネラル色の強い仕事のため、自分のキャリアに専門性が乏しく不安を抱いていました。
また、コンサルや広告代理店などの支援会社でキャリアを積んでいる同期と比較すると、キャリアの専門性のみならず年収や待遇面で大きくビハインドしているように感じていました。

そういった背景から、今までのキャリアを活かしつつ、より専門性を磨いて圧倒的なキャリアを築いていけるコンサル業界にキャリアアップを図りたいと考えました。
後ほど詳細記載ありますが、山下様のお力添えのおかげで転職活動自体はかなり短く、トータル3ヶ月以内で完了しました。

数年前に溜池山王駅の屋外広告でムービンさんの広告を見ていたことがキッカケでした。
広告から「コンサル業界への転職＝ムービン」という印象があり、他の人材紹介会社さんとお話することなくムービンさんにご依頼しました。

○ケース面接
ケース面接対策としては「現役東大生が書いた」シリーズを2冊解き、必要なパターンや論理をインプットしました。またyoutubeでケースを解いているチャンネルも参考にしつつ、回答の幅や考え方を身に付けていきました。最も対策をしていた時で1日1題程度解いていた記憶があります。
山下様からもメールにて問題をいただき、回答案を送りその後添削していただきました。
「面接官がどういう視点をもって添削するか」アドバイスいただけたことは、実際の面接で論理を組み立てる際に大変助けになりました。

○ビヘイビア面接
特に時間をかけたのはビヘイビア面接の準備です。
一番初めに面接練習をしていただいた際は私が全く準備できておらず、山下様からのご質問に対して全て曖昧に返答する形になってしまっておりました。その後山下様からは「コンサルでよく聞かれる質問集」をいただき、2週間ほどかけて回答集を作り込みました。作り込みにおいても山下様と密にコミュニケーションを取り、随時フィードバックと添削をいただき、今までのキャリアの棚卸しと将来のキャリア像の一貫性を意識した回答を作り込みました。

面接官を納得させ、一緒に働いている姿を想像させることが大事かと思います。
そのため論理の破綻がないことは勿論、コンサルに転職する十分な理由と少なくとも数年間は在籍する意思を説明できるようにしっかり準備しました。

○逆質問
面接では必ず逆質問があり、逆質問でその人の質問力が問われます。
転職活動を初めた当初はなにを聞けば良いのか、全くイメージがわかず準備できておりませんでした。そこで山下様からコンサルに関する書籍や、面接を受ける会社が出している書籍を読むことを薦められいくつか読み進めていました。
読み進めていくとコンサルの仕事内容や、各社の違い、また業界としてのトレンドなどが具体的に想像できるようになり、これらを活用して逆質問することができました。

山下様からご紹介された書籍はほぼ全て読み、またムービンHPに記載のある書籍や各社の書籍あわせて15-20冊程度は読んだ記憶があります。
逆質問のみならず、面接で大事なことは「面接官がどう考えるか」という視点だと思います。
この質問をしたら面接官はどう考えるか、どういう印象を持つかなど、面接官の立場に立って準備を進めていきました。

一番初めに受けた会社からは「論理的思考力が足りない」という理由から1次面接で落とされてしまい、そこから急いでケース面接対策や論理的思考力を鍛え上げました。私の認識が甘く十分に対策を行っていなかったことが原因だったため、2社目からは全て入念に準備をして臨みました。

また転職活動の中盤では面接の経験を積むため、2週間ほど毎日面接を入れていました。流石に毎日面接があると各社の対策が間に合わず数社落ちてしまうこともありました。また、同時期に資料作成の課題があったため徹夜することもありました。

結果的に大手複数社から内定をいただけたので良かったですが、あまり詰め込みすぎないほうが良いかと思います。

「相手の視点で考える」ことを最重要視して行動していました。
これは面接においてもそうですが、山下様とのコミュニケーションにおいても意識していました。即レスはもちろんですが、回答集の作り込みなどにおいても相手の期待値をしっかりミートするよう作り込んだ上でコミュニケーションを取っていました。キャリアコンサルタントの方との信頼関係を築くことが転職成功の一番の近道です。