総合系ファーム 転職体験談

配属リスクを避け、特定領域の専門性をつけるため、大手生命保険会社から事業再生領域を取り扱う独立系コンサルティングファームへ転職。その後金融に特化したコンサル業務に携わりたいと考え、転職後１年程度で大手総合系コンサルティングファームへ再転職しました。

名前：Hさん（仮名）
年齢：26歳
学歴：有名私大卒
職歴：大手生命保険会社 → 独立系コンサルティングファーム → 大手総合系コンサルティングファーム

私は新卒で金融機関に入社し、事務部門で新商品の検討プロジェクトなどに関わっていました。忙しくも充実していた日々でしたが、数年ごとにジョブローテーションがあり、特定領域の専門性を身に着けることは難しい環境でした。定年まで配属リスクを抱えるよりは自身でキャリアを選びたい気持ちが強くなり転職活動をすることにしました。

その中で複数業界・企業の課題解決に携わりたい想いから、とあるコンサルファームへ入社することにしました。入社当初は特定のインダストリーに絞るよりは、広く業界を見たいと考えておりましたが、前職のつながりで金融業界を取り巻く環境の変化を耳にするうちに、金融に特化したコンサル業務に従事したいと考えるようになりました。一方で、現組織ではその実現が難しかったため、転職後1年程度ではありますが再転職することを決意しました。

転職活動にあたっては、コンサル業界に特化した人材紹介会社に登録するところからスタートしました。山下さんのことは同業の友人から「信頼ができるエージェントさんならこの人」ということで紹介してもらいました。最初は山下さんと別会社のエージェントの方にお話を聞いていましたが、最終的には山下さんおひとりにお願いすることにしました。質問に対する回答の情報量の多さや、厳しい内容であってもはっきりと（そして丁寧に）答えてくださったことから、信頼のできる方だと判断したためです。

転職活動を進める中でも、ベストな選考スケジュールを提案してくださったり、ファームの選考傾向を共有してくださったりと、不安要素をなくして万全の構えで面接に進めるように尽力いただきました。ケース対策や面接対策でも丁寧かつ的確な添削をしていただいたりと大変お世話になりました。おかげさまで、最終的に複数社から内定をいただくことができました。

転職活動で一番苦労したのは、ケース面接でした。当初は「東大生が書いた」シリーズで基本の型を覚えて、「過去問で鍛える地頭力」で解法ストックを増やすようにしていましたが、いざ面接になると型にはまった答えしか出せなかったり、時間内に答えを出せないなど酷いものでした。
そんな惨状に危機感を覚えてからは、コンサル業界の友人に対面練習に付き合ってもらったり、山下さんに模擬対策や添削してもらうなど、コンサル業界経験者に協力してもらいながら対策を重ねていました。最初はボロボロだったものの、日々対策することで及第点は取れるようになったかなと思います。

仕事をしながらの転職活動は本当に大変でしたが、最終的には複数社からオファーをいただくことができました。特に今回入社を決めたファームは、前回の転職活動時には書類選考でお見送りになってしまっていたので、オファーの連絡をいただいた時には本当に嬉しかったです。様々な場面でお力添えくださった山下さんには感謝してもしきれません。

しばらく転職活動をする予定はありませんが、再度キャリアについて悩んだ際にはまたムービンさんに相談させていただきたいと思います。この度はありがとうございました。