戦略系コンサル 転職体験談
新卒時に組織人事領域の専門家としてコンサルキャリアをスタートされた木山さん(仮名)。
「経営者にとってのリアルパートナー」としての成長を加速するべく、戦略系ファームへの転職活動を決意。
弊社キャリアコンサルとのコラボによって、見事数社からのオファーをゲット。最終的に、Bain & Companyへのジョインを決められました。
名前:木山さん(仮名)
年齢:25歳
学歴:有名国立大卒
職歴:某組織人事系コンサルファームに新卒入社→ Bain(外資系戦略ファーム)へ
この度、戦略系コンサルティングファーム数社からオファーをいただき、最終的にBain & Companyにジョインすることを決めました。
私の経験が読者の方への示唆に繋がることを信じて、簡単に体験談をしたためようと思います。
「日本企業のパフォーマンス向上、そのボトルネックとしての組織・人に関する課題解決」を志し、新卒で組織・人事コンサルティングファームにジョインしました。
プロジェクト内容が自分の興味にマッチしていたことに加え、採用プロセスの中で会ったコンサルタントや同期の優秀さに惹かれ、迷いなくキャリアをスタートしました。
余談ですが、今回の転職活動でターゲットとしていた戦略系と呼ばれるファームは縁遠いものに感じており、志望していませんでした。
はじめはヨチヨチ歩きでしたが、先輩コンサルタントのサポートにも恵まれ、組織・人事コンサルタントとして想像を上回るスピードでの成長ができました。
結果として、直近ではクライアントのCEO、担当役員クラスとのディスカッションの場でも全面に立つ機会も増えてきました。
知識・専門性で勝負できるフィールドでは、エグゼクティブの方々と対峙しても(苦労しながらなんとか)価値提供が可能だと感じ始める一方、経営者としての視座や視野について、協働するシニアコンサルタントとの埋めがたいギャップを感じ始めたのも、むしろ自分が成長を実感し始めた後のことでした。
自分が憧れるようなシニアコンサルタント(=経営者にとってのリアルパートナー)に早期に成長できるよう、より高く広い領域でCXOアジェンダに取り組む機会を求めて、戦略系ファームへの転職活動を始めました。
「餅は餅屋」と考え、コンサルタント転職に強いエージェント数社と面談を行い、最終的にはMovinさん・丸山さんにお世話になることを決めました。
Movinさんは日本のコンサルタント転職に関するリーディングカンパニーであり、自分が活用できる知見や経験の蓄積が十分にあるだろうと考えました。
また、担当の丸山さんは、コンサル転職支援の経験が豊富なだけでなく、市場や私の状況に合わせて率直に意見をくださるスタンスから、サポートをお願いすることにしました。
他のエージェントにお願いしていたら、他の担当者の方にお願いしていたらどうなっていたかを知る由も無いですが、少なくとも私はプロセス・結果の両面において100%満足しており、Movin・丸山さんと協働することができて幸運だったと思っています。
極めて消極的に表現しても、Movin・丸山さんにお願いして、それが理由で選択肢が狭まることは絶対にない、というのが私の考えです。
コンサル転職で象徴的なのが「ケース面接」ですが、振り返ってケース面接に向けて最も良質の対策は、「コンサルタントの思考」を学ぶことだと考えます。
「コンサルタントの頭の動かし方」は直観とはやや異なるもので、そうした思考は経験豊富なシニアコンサルタントから学ぶよりないように思います。
自分が一番「伸びた」と感じたのは、実際にケースディスカッションを行い、それを反芻する中で自分と面接官の頭の動かし方の違いを発見し、その差をチューニングしていくプロセスでした。これは自分の思考プロセスに関する発見が色々あり、とても楽しい経験でした。
それ以外では、現役のコンサルタント(望ましくは戦略系ファームでマネージャー以上の方が書いたもの)の方のケース解説(ググると結構出てきます)、あるいはコンサルティングに関する思考の本(論点/仮説思考等)が次善でしょうか。
一方、一人でケースを考えて納得してみたり、「東大生が書いた」シリーズ等の"素人"の考え方はあまり役に立ちませんでした(少なくとも私にとっては、という前提ですが、、)
今回の転職活動の中で25名のコンサルタントの方と面接の機会を頂いたのですが、その中で気が付いたことが2つあります。
1つめが、コンサルタントの中に明確な共通点を見出すことが難しく、自分が想像していたより門戸が広い世界だということです。
面接官を担当するのは、原則としてファーム内の顔に当たる方になりますが、必ずしもステレオタイプ的なコンサルタントだけではなく、いい意味で「コンサルっぽくない」人もたくさんいらっしゃいました。
参画するためのハードルが高い業界として書かれることも多いですが、意外にも多くの人にチャンスがあるのではないでしょうか。
2つめが、ファームサイドがフィットをかなり重視しているということです。
「コンサル転職はケースがすべて」といったネット記事も見かけますが、実際にはケースが上手くいったと感じながらお祈りメールが来たり、全然ダメと感じながら通過連絡が来ることもありました。
振り返ってみると、前者のようなケースでは、前後の会話で「はまっている感」がない場合がほとんどでした。
戦略系と一括りにしても、カルチャー(組織内で重視されている点)はかなり異なるということを実感しており、雑に言えば、誰にとっても相対的に受かりやすいファームは存在するとも言えるのではないでしょうか(その過程で、私同様に祈られる機会もあるかもしれないですが)。
Bain & Companyからオファーを受けた時、第一に「驚き」、第二に「安堵」、第三に「期待と不安」を感じました。
面接の中でお会いしたBainの方々は、ここまでお会いした優秀なコンサルタントの中でも極めて優秀だと改めて感じており、自分をその一員として認めて頂けたことに正直驚きました(前述の通り、一次面接であっけなく落ちたファームもありましたので、自己評価が定まりきらなかったということもあります)。
次に、そうした優秀な方々と協働してCXOアジェンダに取り組むという当初の目的を達成できたことに素直に安堵を感じました。
そして、今後の成長期待の大きさも感じました。
新卒一年目のときに経験したような大きなストレッチが待っていることは間違いないですが、あの頃の自分とは違うと自分を励ましつつ、貪欲に成長を目指したいと思っています。
やや漠としていますが、本物の経営コンサルタントになることを自分の中のキャリア目標としています。
自分の中の「本物の」とは、経営者が個人・パートナーとして意見を求めたくなるコンサルタントを意味しています。
今いるファームにも、経営者からの信頼が厚いシニアコンサルタントが多く在籍していますが、自分はそうした仕事への憧れと、それに届いていない悔しさを感じています。
コンサルタントとしてのレベルアップのためには、今は視座を上げ、視野を広げるステージだと考えており、特にマネージャークラスになるまでは多少無理をしてでも、ゼネラルに経験の幅を広げていきたいと考えています。
迷ったら、まずはエージェントに相談して見るのが気軽なステップとして良いと思います。
N=1の経験を以て「頑張ればきっと大丈夫」という訳には行かないですし、採用/就職活動はマッチングですので、マーケットの状況や運の要素も多分に関わってきます。
しかしながら、大学の入学試験と違って受けるのはタダですし、エージェントに相談することは準備すらいりません。
挑戦を決めた後は、仕事の合間を縫っての準備や面接は大変ではありますが、正しい学習を進めることで、オファーの確率を上げることは間違いありません。
私もこれから新しい挑戦が始まります。
新しい挑戦には不安がつきものですが、少なくともコンサルタント転職においてはムービン・丸山さんがいらっしゃいます。
私も先駆者に色々助けていただいたことになりますので、私の経験も何かお役に立ちそうな場面があれば喜んでシェアしたいと思います。
皆さんの挑戦を応援しています。
丸山 博貴明治大学 政治経済学部卒
元アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)
弊社キャリアコンサルタントの丸山が担当した転職支援です。
丸山が担当した直近の転職支援事例
30代前半 有名私立大学
中堅ファーム(業務IT系コンサル)から大手総合系ファーム(戦略コンサル)へ
20代後半 有名私立大学
大手メーカー(法人営業)から大手総合系ファーム(消費財コンサル)へ
20代後半 有名国立大学
大手人材企業(人事)から大手総合系ファーム(組織人事コンサル)へ
【随時UPDATE!!】
コンサル経験者のための求人情報
「コンサル経験者」へのニーズ・採用意欲が高まっております。 弊社キャリアコンサルタントがピックアップした求人をご紹介いたします。
ご転職をお考えの方へ
「そろそろ30歳」これからのキャリア
30代を迎える前にキャリアを考えてみませんか?
「戦略コンサルタント」の仕事や採用動向、転職方法をご紹介していきます。
未経験からコンサルタント転職を目指している方、転職活動をしている方へ、その転職方法と積極採用中の求人をご紹介いたします。
「思い描いていたキャリアとは違う」、「学生時代との同期と比べて給与が低い」、といった悩みを抱えている方へ
20代、コンサルティングファームへのご転職をお考えの方は是非ご一読ください!
トップキャリアコンサルタントが教える!コンサルタント転職活動、いつから準備を始めればいい?
2021年5月13日(木)19:00 締切:5月9日(日)
BCG(ボストンコンサルティンググループ) SCM領域 オンラインセミナー
【オンライン開催】会社紹介、及び、オペレーション・サプライチェーン領域のプロジェクト等のご紹介や、パネルディスカッション等のプログラムを予定
2021年5月11日(火) 締切:4月20日(火) まで
ベイン・アンド・カンパニー キャリアセミナー
【オンライン開催】現職がお忙しく、転職活動に時間を割くことが難しい方に向けて一日選考会を実施いたします。
2021年5月18日(火)19:30〜20:30
スカイライトコンサルティング キャリアセミナー
申込多数により日程追加!若手コンサルタントと直接話ができる座談会・キャリアセミナーが開催されます!
2021年5月12日(水)19:00 締切:5月9日(日)
アクセンチュア 人事・組織コンサル オンラインセミナー
人材組織変革チームのマネジング・ディレクターが長年のコンサルティング経験や自身の想いも交えて熱く語ります。応募意思不問となりますので、お気軽にお問い合わせください。
2021年4月22日(木)19:00〜
アクセンチュア テクノロジー コンサルティング本部 採用説明会
テクノロジー コンサルティング本部 IES部門(インテリジェントソフトウェアエンジニアリングサービス)の現場社員による座談会です。
2021年4月22日(木)19:00〜
アドビ(Adobe) テクニカルコンサルタント 説明会兼選考会
ソフトウェア企業として世界最大のリーディングカンパニー の 1 つとして名高いアドビにて、選考会を兼ねたテクニカルコンサルタントの採用説明会を実施いたします。説明会のみの参加もOKです。
これからのキャリアについて全般的にお受けしておりますので、 今すぐのご転職をお考えでない方も、まずは一度お気軽な気持ちでご相談いただけますと幸いです。
元コンサルの女性キャリアコンサルタントが対応させて頂きます。転職について、これからのキャリアについて個別相談会を実施しています。
戦略コンサルタントになるために必要なことなど意見交換・ご相談をさせて頂きます。
20代、30代の東大出身者の方々のための今後のキャリアについての個別相談会を随時開催しています。
20代、30代の東工大出身者のために、今後のキャリアについての個別相談会を随時開催しております。ざっくばらんにお話をさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。
20代、30代の東大・東工大・一橋・慶應・早稲田・名古屋などの大学出身者の方々のための今後のキャリアについての個別相談会を随時開催しています。
PICKUP インタビュー
コンサルタントへ転職をお考えの方、コンサルタントから転職をお考えの方に、コンサルティング業界転職支援実績No.1の人材紹介会社、株式会社ムービンが圧倒的な業界知識を提供する転職支援サイトです。弊社キャリアコンサルタントはコンサルティング業界出身であるためコンサル経験者にしか出来ない転職コンサルティングを致します。キャリアチェンジをお考えの方はぜひ一度我々にご相談ください。
株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
Copyright (c) Movin Strategic Career Co., Ltd. All rights reserved.
Copyright (c) Movin Strategic Career Co., Ltd. All rights reserved.