戦略コンサル 転職体験談

大手広告代理店から戦略系ファームにコンサル転職を成功されたケンさん（仮名：25歳）の転職体験談です。

名前：ケンさん（仮名）
年齢：25歳
学歴：有名国立大学工学部卒
職歴：大手広告代理店のマーケティングを担当後、戦略系コンサルファームに転職

広告会社のマーケティング部門における約３年間の勤務の後、このたび戦略系ファームに転職することになりました。

実はコンサルを考え始めたのは最近のことではなく、大学卒業時の就職活動のときには広告会社と戦略系ファームを並行して受けていました。もっともそのときは広告会社の方が志望順位が高かったのですが。広告会社での勤務は非常に充実しておりました。ですが、仕事を覚えれば覚えるほど、「広告」という範囲に対する限界と、将来のキャリアプランに対し疑問が強くなるようになりました。そして、自分の希望と可能性を改めて考えなおし、幅広い選択枝を考慮した上で、戦略系ファームへの転職を決意致しました。

新卒時に数社のファームを受けていたこともあり、戦略系ファームの面接がどういったものであるのかはある程度知っていました。しかし、知っていたからこそ、水先案内人となってくれる人が必要だと感じていました。なぜなら、準備なしでファームの面接に向えば悲惨な結果になるのは目に見えていましたから。

ムービンさんと出会ったのはそんな不安を感じて、どうしようかと困っていたときです。きっかけは、弟（彼もコンサルを志望）から話しを聞いたことです。実際にＨＰを見てみると、正直かなり「アヤシイ」とは思いました。ですが、そのときの僕は、とりあえず色んな人に会ってみよう、全ての可能性を試してみよう、としていたときでしたので、一度オフィスに伺ってみることにしました。
神川さんと初めてお話させて頂いたとき、僕はかなりのショックを受けました。新卒で面接を受けていたときに比べ、自分の頭がはるかに固くなってしまったのを感じたからです。正直言って、これはマズイと思いました。今から考えると、このときのショックが後の成功に導いてくれたと思います。

その後も、何度もこの「就職して３年間でこりかたまった頭」には苦労させられまし たが、神川さんの先導もあり、なんとか克服しオファーを獲得することができました。

コンサルティングファームの面接をくぐりぬけるためには、当然、受験者本人の素質も大切ですが、ファームが何を期待しているかを知ることも必要だと思います。ファームの面接は時間が長く、回数も多いので、自分を良く見せようと嘘をついても化けの皮をはがされてしまいます。ですが、いくら素質のある人でも自分の持っているどの面を強調していくのかということによって、大きく結果が変わってくると思います。本人の素質とファームが期待するものの「接点」を見つけ、それを面接の中で上手く伝えることができれば、必ず良い結果が出ると思います。（広告屋の企画書のような書き方ですが。。。）

神川さんをはじめとしたムービンの皆さんに助けを頂いた中で最も良かったと思うのは、コンサルティング業界に詳しい皆さんからのアドバイスによって、この「自分とファームとの接点」を見つけられたことです。僕の場合をいえば、学生時代のように「やわらかく考える」（＝コンサル的に言えば「ゼロベース思考」？）ことが、この「接点」だったと思います。

ムービンさんの門を叩いてからオファーを獲得するまで、約半年（これはおそらく長い方ですよね？→神川さん）の間、ムービンの方々には本当にお世話になり、ありがとうございました。今後も希望を持っている人々のために力を貸してください。そして、コンサルに興味を持っている全ての皆さん。自分の希望をあきらめず、ぜひ頑張ってください。