戦略コンサル 転職体験談

半年間の転職活動を経て、第一志望の戦略コンサルティングファームに無事内定したHさんの転職体験談です。 以下では、各ステップごとにどんなことを考えていたか、書いて頂いたので是非ともご参考してください！

名前：Hさん
学歴：国立大学
職歴：銀行員から大手外資系戦略コンサルティングファームへ

銀行員として4年間働いていましたが、顧客の財務面しかタッチできないため、物足りない気持ちをずっと持っていました。 そんな時に、たまたま飲み会でMovinのエージェントの方とお会いして名刺交換したことが縁となり、相談に乗ってもらうことになりました。 もともと経営サイドに関わることに興味があったのですが、コンサルを経験するとその先のキャリアの幅が広がることや、プレッシャーの大きい仕事で自分自身を成長させたいという思いから、転職を決意しました。 話をしていると、Movinさんは各社の採用動向にかなり詳しいことに気が付き、また友人の一人がMovinさん経由で転職していたこともあり、特に他のエージェントにコンタクトすることをせずに、Movinさんに決めてしまいました。

応募書類と筆記試験はMovinさんのアドバイスに従って準備していけば問題ないのではないかと思います。志望動機に関しては、新卒ではなく中途ですので、いかに現職の仕事の経験と結び付けられるかがポイントです。ただ私の場合、面接を重ねていくうちに、当初の応募書類の志望動機とは違った動機を話すようになってしまいましたが、全く問題ありませんでした（笑）

筆記試験に関しては、まずは書類を提出して試験を受けることが確定してから準備するので十分だと思います。4~5年目ですと、会社によっては筆記試験が免除になる微妙なラインだったりしますので、無駄に筆記対策をしないで済みます。幸い中途採用の場合、かなり時間のコントロールはききますので、筆記試験が確定してから、1ヵ月ぐらいかけて準備するかたちで十分だと思います。

まず最初にメインでやったのは、Movinの通信教育です。エージェントさんから課題を貰い、それをWordに書いて提出して、詳細なコメントをもらいます。時には電話で詳細なアドバイスを貰いながら進めて行きました。最初は時間を気にせずやっていたため、一つの課題を半日かけて解いていました。これを繰り返していくと、いろいろ考え方のコツを掴むことができます。ここで学んだ考え方のコツを実際の面接を受けながら洗練させていくことになると思います。

なお、これらに加えて、新聞で面白そうな記事（または強制的に朝刊一面の記事等）をとりあげ、その背景や、将来の結果を考えてみる、ということを繰り返しました。私が転職活動しているときは「スカイマークの経営破綻」や「大塚家具の親子ゲンカ（→親子の経営方針の違い）」等、題材として非常に面白いものが多かったので、飽きずに行うことができました。面接でよく「最近気になったニュースは」と聞かれることもあるので、一石二鳥になります。

あと私はもともと心配性だったので、ケース面接に有益（と言われている）本をひたすら読み漁りました。ロジカルシンキングとか、問題解決プロフェッショナルとか、論点思考、仮説思考等を十数冊は読んだかと思います。これらの本は個々には非常に勉強になりましたが、「これらを読んだから受かるわけではないな」ということを確認でき（笑）、安心して他の対策に取り組みました。本に関してはメジャーなものを数冊読んでおけば十分ではないかと思います。

ケース面接は実際に受けてみるのが一番の勉強になります。時間が許すなら、志望の会社を限定しすぎず、幅広に受けていくことをお勧めします。一つでもケース面接が突破できると、自信がつきます。また、その過程でさまざまな会社/コンサルタントとの出会いもあります。

また、面接官にもいろいろなタイプの人がいます。ひたすら志望動機に対して「なぜ？」を繰り返し聞いてくる面接官や、将来やりたいことをかなり突っ込んで聞いてくる人、ケースを若干圧迫面接気味に行う人など様々です。これらを自分の第一志望の会社の前に経験しておくことはとても重要だと思います。私もこういった面接では動揺して答えられないことが多々ありました。しかし面接が上手く行かなかったときは、家に帰ってから、自分はどう受け答えするべきだったのかをゆっくり考えてみて下さい。部屋で一人で落ち着いて考えてみると、面接中は全く思い浮かばなかったアイデアや受け答えが浮かんできます。これを全てメモして蓄積していき、また別の面接前に読み直す、ということを繰り返していくと、自分の自信になります。また、志望動機やコンサルで何をやりたいのかが自然とブラッシュアップされていきます。失敗した面接ほど自分の糧になりますので、失敗を恐れずにどんどん受けていきましょう。

新生活の準備をしています。これから会社の近くに引っ越しをする予定のため、その準備をしつつ、空いている時間に会社から指定された英会話学校に通っています。英語以外にもいろいろ勉強したいことは多いのですが、キリがないので（笑）まずは友人と旅行に行ったり、趣味の釣りに行ったりして気持ちをリフレッシュしようかと思っています。

もし差し迫った事情がないのならば、じっくり準備することをお勧めします。先輩に話を聞いてみると半年~一年ほどかけたという人も多い業界です。特に、ケース面接はどれだけ普段からじっくり考えているかが問われますので、納得がいくまで対策をしてから本番に臨んで下さい。
また、対策をする際には、エージェントさんに蓄積されている情報は大きなアドバンテージになります。悩んでいる場合は、試しにエージェントさんに連絡して相談に乗ってもらうことをお勧めします。Movinさんならば、すぐに応募を急かされたりということはありません。親身になって相談に乗ってくれますので、その後、コンサルが自分に合うのかどうかをじっくり考えてみるのが良いのではないかと思います。

弊社ムービンは1996年に設立された日本初のコンサル業界特化型転職エージェントです。
これまで10,000人以上、合格率1%未満と言われている外資戦略ファームにおいても、BCG：300名以上、マッキンゼー：100名以上、ベイン：100名以上と、業界No.1の転職支援実績を誇ります。

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